一二三「じんぐるべー じんぐるべー」ふふふーん。
小太郎「ごきげんだなー」わんっ
一二三「んだべ。
サンタさん何くれるだかな？」わくわくっ
千様「何用意したの？サンタさん」
彬羽「何だろうな？」
テオドール「こう言う行事はわくわく致しますね」にこにこっ
家康(クリスマスは 西洋の十字架モチーフの人の記念日だったような
この子 わくわくして良いのかなあ。)うーん
一二三「家康さん。細かい事気にしちゃダメだべ。
イベントは楽しんだもん勝ちだべよ」
家康「Σ察しが良い上 大人な意見！！」
一二三「と言う事で空気読んで おら達子供は全力で楽しめば良いんだべ。」
シロ「待て。俺もそっち側なのか」
一同(一番 サイズ感近いから) ああうん。
シロ「Σ無言で納得するなお前等！」むかっ
白「それより寒いな
バカラス今日夕飯何だ？」
彬羽「朝イチで聞く事か。
調度徳川関連で貰ったカニが有るんで 鍋でもと
一二三・テオドール「え゛」
彬羽「・・表に置いておけば 3日4日問題ないか
これは明日だな」
粋「普段ならお前等 カニとか大喜びなのになあ」うーん。
テオドール「だって！
クリスマスに御座いますよ！？」えええっ
白「ダメなのか？クリスマスにカニ。」あれっ
テオドール「Σあ！カニ召し上がりたかった感じに御座いますか！？
えっと 有りだと思われます！！」
小太郎「どっちなんだ」わおんっ
千様「けど、年末って行事盛り沢山よねえ
子供の内よね こう言うのはしゃげるの」ふっ
挿音「行事も何も 手前は何手伝わねえで、ごろごろ転がってるだけだろが
どんな神経してんだ居候。」けっ
千様「あら居たの？
アタシもちゃんとお手伝いくらいしてるわよ 失礼ね
皆がじわじわ大掃除してるからー
ご飯前には お膳をちゃんと拭いて 「それすらやってなかったのかよ。」
家康「年末関係なく、物食べる前は お膳綺麗にした方がいいよ？」苦笑
千様「えー。
この時期こたつの上って常にミカンの皮転がってるし」
家康「うん。千ちゃんが片付けないからだねそれ」
一二三「クリスマスが一気に所帯染みて来たべ。」うわ
テオドール「せっかく 気合いを入れて大きめのケーキを作りましたのに。
興ざめに御座いますよねえ」うーん。
千様「Σえ。ケーキ！？」きらーん！
テオドール「で、御座います
一二三さんも食べられる様に あえて洋酒は控えめに。
どうせなら豪華に参りましょうとシュトーレンとジンジャーマンクッキーも 沢山用意して御座いますよー」
千様「Σきゃああ！テオ君のお菓子好きーー！」わーい
一二三「よし。千ちゃんもこっち側に引き込んだべ」よしゃっ
千様「れっつジングルベール！！」へいっ
粋「姉ちゃん その丈短いサンタ服どこから出したの？「私物よ」どやっ
一同「Σ！？」ぎょっ
白「皆楽しそうで何よりだな」焼菓子ぼりぼりっ
挿音「おう。菓子の試作品貰ってゴキゲンかよ魔王サマ
こちとら 今日忍軍の忘年会予定してたのによお。
家庭持ちの奴等中心に 非常識にも程がある！！てキレられてお流れよ」キセルぷっはー。
白「それはお前が悪い」きっぱり。
挿音「・・何気にアットホーム魔王だよな お前。」
家康「挿音 こう言うイベント苦手なんだよねえ
変な所で斜に構えてるから 酒飲むしか出来なくてさあ」苦笑。
小太郎「あー。
メンタル思春期だからな
挿音「手前等 今日の晩飯になるか？」ああん？
彬羽「勝手に捌く物増やすな。
夕飯か。バイト返りに 鶏肉買ってくるか」やれやれ。
粋「あ。カニで行く気だったんだ」
彬羽「いけると思ったんだがな。
子供心は解らん」やれやれっ
粋「まあお前頭ガチガチだから 子供心理解するのはムズいよなあ
あ、鶏肉は骨付きので「手前もか。」
魄哉「そうですか
今日 クリスマスイブなんですね」ふっ
粋「Σうお！久々に帰宅してた！」ひえっ
魄哉「ここの所 仕事が忙しくて お久しぶりです」
白「安心しろ 俺も今から芝居小屋だ。
年末は辛いな。」焼き菓子ほれっ
魄哉「あ、甘いの嬉しい。
ありがとう御座います
・・お互い頑張って生きぬきましょうね」ふふっ
一二三「大人は大変だべな」
テオドール「で御座いますねえ
あの、よろしければお仕事のお供に」
魄哉「気持ちはありがたいんですが、ケーキ持参で江戸城はちょっと」
白「さて、俺もそろそろ仕事だな。
頑張ってくるか」すたすたっ
粋「Σうお！兄貴が俄然やる気！？」ひえっ
白「そりゃ役者は夢を売る仕事だしな」どやっ
シロ「いやお前は むしろ率先して夢をぶっ壊しとるだろが 」
小太郎「今日もちんぴら血祭り。
もしくは押し込み返り討ち祭 開催されるのかなあ。」わおんっ
テオドール「我が主は 有る意味毎日がカーニバルに御座いますねえ」
粋「どこの蛮族の祭？」えー。
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【江戸城】
滝夜叉姫「めっりいいい くりすまーす！！」
どがしゃーん！！
江戸城一同「Σぎゃあああ！！」ひいいっ
女中A「Σああ！あれは隙有らば天海様に危害を加えようとしてる女妖怪！！」ひいっ
女中B「Σよりによってクリスマスに！？」ひえっ
女中C「Σせめて大掃除の時にしなさいよ！
一段落したら 城の皆でクリスマスパーティなのに！！」ああもうっ！
配下の妖怪「あのー 姫様？
イベントに参加したいのなら これはどうかと。」そのー
滝夜叉姫「だって、
クリスマスまであやつ 仕事なんじゃもん。
妾を嫌いなら それはそれでゾクゾクするから良いけど
過労死したら嫌じゃろ？」
配下の妖怪「ん？
Σあ！ひょっとして、職場壊して休暇をプレゼントですか！？」はっ
滝夜叉姫「他にやり方等知らぬ。」きっぱり。
挿音「いや。うちの親父の身を案じてくれんのはありがたいけど
余計疲弊するから帰ってくんね？」
滝夜叉姫「Σえ。コレ駄目なのか 徳川の忍よ」がーん！
挿音「何でいけると思ったよ
こっちも仕事だし いい加減張り倒すぞ」ったくよー。
家康「ああ。2日連チャンで襲撃とか何かと思ったら、
昨日の破壊の時の 瓦礫に紛れてたね。
どうする？受け取る？」贈り物の包みよっこらしょっ
魄哉「Σあの娘 本っ当に理解できない！！」うわああっ！！
家康「いやどうすんの？
受け取るの？受け取らないの？」ねえ。
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