小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

11月28日

 

 


家康「お前って 確か血筋的には水神だよね?」

 


白「は?」ギロッ

家康「Σなんでいきなり半ギレ!?
私そんな嫌な事聞いた!?」ひえっ

 


テオドール「先日また水難に巻き込まれて御座いましたからねえ」ああうん。

粋「なんで 運動神経バケモノなのにカナヅチなんだろな」うん。

 

 

千様「で、何の再確認だったの?」どうどうっ


家康「いや、それがね

ちょっと早めの年末あるあるで」そのー


白「なんだ。また徳川 テロでも起こされてるのか」

家康「うん。毎年の事過ぎて泣けてくるよね」

 

テオドール「質問!
何故にテロリストの方は 毎年この時期に多いので御座いますか!」はいっ

彬羽「・・日本の夏は暑いから

かもしれんな。」ふむ。

テオドール「成る程!テロリストは暑がりと

あ、そう言えば彬羽さんも元は」 

彬羽「Σぐ。」

 


粋「はいはいはいはい。めちゃめちゃ昔の事気にしてる奴にそう言うの言わねえの

カラスは立派に更正してんだからっ」どうどうっ

 

千様「あらー 粋君が言うと説得力が Σあ。」しまったっ

 


粋「・・1人で突っ走って グレて大怪我させてすんませんした」ずーん。

白「しつこい。
生きてたんだからセーフだ」きっぱり。

 

 

テオドール「皆さん 色々背負ってらっしゃるのですねえ」しみじみっ

彬羽「お前は もう少し背負ってくれ」どんよりっ

 

 


間。

 

 

千様「えー。つまりー
テロリストの数が多くてー
山に籠ってるから」えーと。


彬羽「火計か。」うわ

家康「投降しなきゃ まとめて焼いちゃうぞ。ってね

天海 この時期怖いから」苦笑いっ

 

 

テオドール「政務地獄な時期のテロは ムカつくのも解らなくは御座いませんが」うわー。


粋「つか火計って
あいつ仮にも坊主だろ」引。

家康「だから キッチリ火葬しましょうねって「Σムカつくどころじゃねえ!キレてるぶちキレてる!!」ひえっ

 

 

彬羽「山で火計って事は
山頂の方に追い詰めてか、谷にでも追い込んで と言う所か

全盛期の諸葛亮でも躊躇する奴だぞ おい。」うーん。

 

白「しょかつりょう?」

千様「外国の偉い軍師さんよー」

 

 

家康「そそ。敵には大概容赦ない軍師さんなんだけどね。
さすがに まとめてやっちゃうのはって心痛めたりね。

 

そんなワケで 天海も
ごめんなさいした人は その場で救助したいって話なんだけど、
よっぽど大雨でも降らせないと 無理があるよね?」


白「で、俺か」ふむ。

彬羽「いややめとけ
そいつの小回りの効かなさ知ってるだろ

出来ても天から鉄砲水で 敵も味方もまとめて圧死が関の山だ。」

家康「Σ真顔でなんて怖い事を!!」ひえっ

彬羽「いや これでもかなりマシな表現なんだが」大真面目っ

家康「Σお宅の魔王様 ホント色々大丈夫!?」ひええっ

 


白「大丈夫じゃない自信が有るから
バカラス副官にしてるんだぞ」どやっ

テオドール「全幅の信頼に御座いますねえ」おおっ

 


彬羽「な?胃に穴も空くだろ」ふっ

千様「彬羽君 繊細なんじゃなくメンタル至って普通だったのねえ」ああうん。

 


白「そんな感じで 雨降らせるにして 俺はやめといた方がいい

国が滅びるぞ」

家康「Σどんだけ加減出来ないの!?」

 

 

粋「って事は 他の水系妖怪?

河童とか 雨女とか?」

 

 

彬羽「雨女はまずいだろ

あいつが雨降らせるのは 本人が泣いた時だ、つまり」

家康「うん。それやったら人として終わりだね」ああうん。

 

テオドール(火計云々はOKで、女性1人の涙はダメな この国の価値観とは) うーん。

 

 

家康「悪い子はお仕置きされても仕方無いってだけの話だよ」

テオドール「Σうお。ばれまして御座います!」びくっ

家康「オッサンなめちゃいけません」どやっ

 

 

粋「お仕置きが 丸焼き?」冷や汗っ

千様「なんやかんやで 殿も戦国の人だから。
でも、かなり優しい方よー?」

 


家康「んじゃ 雨いけそうな妖怪って 他に誰か居ないかな?」

彬羽「居るには居るが

どうだろうな。」ふむ

 


テオドール「粋さんは無理なので御座いますか?
我が主ご兄弟なのですし 同じ血「俺に聞く?」

 


千様「粋君は器用だけど ベースが人間だからー」あらあらっ

白「世の中ままならないな」うん。

 

 


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彬羽「ダメだな。

河童は 先日のでへそを曲げて人間に手を貸す気無し。

海坊主、船幽霊は海から動けん。
アマビエは そもそも水を操る能力は無かった」

 

家康「最後のアマビエちゃんはマスコットとして来て欲しいかも。
何となく」うーん。

 


千様「先日って、河童さんどしたの?」えー。


粋「キュウリやってもダメだったのかよ?」

彬羽「だな。 ありゃ相当怒って
ん?」

 

白「・・・。」ジト目っ

テオドール「先日の水難、 河童の怒りに巻き込まれての事に御座いましたからねえ」あちゃー


彬羽(まさか 魔王が恐れる数少ない相手が 河童になるとは。)困惑っ

 

 

 

白「・・じじいは?」ちらっ

家康「へ?
あ、焔さん?

そっか お前のお祖父さんならそりゃ水神だよね
しかも混ざりっ気無しの」ふむ。

千様「見た目水神感ゼロだけどねー」うんうんっ

 


粋「あの、兄貴の加減出来ねえの じじいに似たからなんだけど。」

一同「却下で。」

 


テオドール「ひょっとして お祖父様が水神要素全く出されないのは」おや?

白「国滅ぶからだろな」うん。

 

家康「Σこの爺孫怖っ!!」

 

 

千様「えー、ちょっと山火事消せそうな水妖怪って 少ないんじゃない?
ほら、水って蒸発するしー

Σあ、水がダメなら氷!シロ君はっ」

 


家康「死因が氷漬けが丸焼けかの二択なだけになるね。 」

千様「Σくっ!生身には無理があるわっ」くううっ

 

粋(俺 結構氷漬けになってるけどな。)

 


白「ん?山1個の水?」

粋「なんかアテあんの? 兄貴」おっ


白「んー。そこ 元から川とかある山か?
それなら 出来そうな奴が」

家康「へ?有るけど

Σあ!」はっ

 

 

 

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ーーーーーーー

 

 

 

人魚「うわー。凄い火
焼き魚になりそうですねー

あ、天海様は焼き鳥ですか?」にこー。


魄哉(この子 調子が狂いますねえ) うーん。

 


徳川軍「Σ天海様! 敵が白旗を!!」

魄哉「ようやくですか
では皆 今より見た事は口外無用!

人魚さん お願いします!!」


人魚「はーい!

徳川の皆さん 巻き込まれない様気をつけて下さいね。
水なめたら 手足かるーくもげますよ?」にこっ

徳川軍「Σえ」

 

 


どっぱあああーんっ!!

 

テロリスト軍団「Σどわあああ!!!」ひええっ

 

 

白「あれ、俺がやっても 大差無かったかもしれないな」野次馬っ

彬羽「だな」うわ。

 

 

 

徳川軍「あ、あの

天海様、口外無用とは 
その 命乞いする者達を まとめて処分の件で?」あわあわっ


魄哉「Σ違います!違います!!

うわ水なめてた!!医者!!軍医をー!!」ひええっ

 

 

人魚「アレ消すならこのくらいのお水要りますよー?

でもって お水は多いと危険なんです。

穏やかにとか無理ですよー」しれっ

 

 


白「うん。やっぱ水嫌いだ」

人魚「あら。失礼ですね」えー

 

 

 

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