小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

11月5日

 

 


刺客A「と言う事でな。
この屋敷に潜入した同胞達は1人たりとも帰っては来ぬのだ 」こそっ

 

刺客B「つまりそれは1人残らず皆ごろ・・っ!?」ひえっ

刺客A「いや、直後にガサ入れ入ったの見ると 幕府の牢にぶちこまれてるんだろな」


刺客B「Σ我が一族は戦国乱世でも重宝され 
暗殺その他人間技ではないと恐れられて来たと言うのに!?

やっぱ 化け物雇ってるってのは本当なのか!?」ひええっ


刺客C「徳川幕府、いや天海なら有りえるか
あー やっぱこんな仕事引き受けるんじゃなかった」くうっ

 

 

刺客A「そこはこれ
今回は秘策が有るではないか。
さあ 共に同胞の無念を晴らそうぞ!」こそこそっ

刺客B「始末されてると限らんのじゃなかったか?」おい。

 

 

 


蒼月「庭に何か居るね」たくあんぼりぼりっ

 

千様「あー 皆気がついてるわねー。」あらあらっ

シロ「さっさと行って仕留めるか?」湯飲みことんっ

家康「あれで全部とは限らないし
もちょい出てきてからで良いんじゃないの?」のほほーん。


彬羽「念のため 家康への銃弾には気を付けとけ。」

白「弾飛んできたら溶かせばいいな」うん。

 

粋(もう 刺客のが可哀想になってくるなあ )うーん。

石燕「今日に限ってフルメンバーっすしね。」

 


粋「Σあ!そういや昼間なのに石燕が居る!!」おおっ

石燕「いやー徹夜明けで神経荒ぶっちゃって寝られないんすよ」あっはっは

家康「うん。石燕ちゃんはどうにかして寝ようね」はいはいっ

 

シロ「この状況でか?」ええー。

 

 


間。

 

 


小太郎「わんわんわんわん!!そこの奴等とまれれええ!」ドドドドドッ!


刺客A「Σうおお!何だあの犬ヅラ男!!」ひええっ

刺客B「止まってたまるか Σうお!」

つるすてーんっ!

 


シロ「路面凍結注意だ」氷ぱきぺきーん。

 


小太郎「ガルルルルッ!!」

刺客B「Σのわーっ!!」うぎゃああっ

 

刺客C「Σ太助ーーっ!!」ひええっ

刺客A「くっ! こうなれば奥の手!」すちゃっ

 


テオドール「Σ危ない 西洋式の銃に御座います!!」

 


白「小太郎 伏せ」

小太郎「わんっ!」伏せっ

 

刺客C「Σああ 外れたっ」ちいっ

刺客A「Σおのれえええ あの白髪っ!」イラッ

 

 

シロ「む?
お前等妖怪なら 仮に当たってもそうそう致命傷にならんのでは?」

白「それでも当たったら普通に痛いし
何より」


彬羽「だな。
野生の勘とでも言うか

何か解らんが アレには是が非でも当たっちゃいかん気がするな」怪訝っ

 

刺客A「ふっ 気がついたか化け物共

察しのとおり!この弾は特別製よ
一たび被弾すれば 象をも倒す猛毒がたちどころに回り命を落とす!

もちろん お前等化け物も例外ではないわっ!!」どやあっ

 

 

 

白「お前ならギリ大丈夫じゃないか?」

彬羽「なんでいけると思われてんだ」おい。


シロ「むしろ毒が効かんのは、体に害の有るものは片っ端から即蒸発させるお前ではないのか?」氷ぱきぺきっ

 

小太郎(あ、氷ガードの準備してる。
シロの近くに居よう)こそこそっ

白「小太郎モロ動物だから キッツいな。
えーと 後はテオ」


テオドール「お呼びで!」すたたっ

白「お前絶対危ないから ちょっと大人しくしてろ」裏拳べしっ。

テオドール「Σあだっ!」灰ざらああっ

 

小太郎「Σまた荒いな!!」ぎゃいんっ

彬羽「確かに灰の間はノーダメだが。」うわ

 


刺客C(Σ灰になった!
本当に本物!)ひええっ

刺客B(Σ効くの!? あんなのにホントに効くの!?)あわあわっ

 


小太郎「あのー。速さが売りのテオなら 撃つ前に叩き落とすとかそう言うので行けたんじゃ?」

彬羽「甘いな
テオの奴は 速い前に鈍臭い」きっぱり。


蒼月「どんだけ使えないんだよ 仕方ないなあ」すたすたっ

 


刺客A「Σうおおこっち来るな!撃つぞこらああ!」ひいいっ

刺客C「解ってんのかこらお前!
即バターンだぞ!象でもバターン!!」

 

蒼月「いやビビっちゃってるじゃん

此処の人等火力強めなんだから 火薬とかやめてよ暴発したらどうなんのさー」ほんとにもー

 

刺客B「Σ火力って何!?」

 

 

家康「お。さすが

武器持ってる方がビビってる」おおっ

彬羽「頼むから引っ込んでろ。

だな。蒼月ならハッタリと威圧感だけで行けそうな

 

粋「ん?なんでさっさと催眠かけちゃわねえの?
ほら、ノーガードだし 目が合えば行けるだろ お前」あれっ

 


蒼月「Σばっ!!」ひえっ

 

刺客A「Σ目だ!目を合わせるな!!」ひええっ

刺客B「おのれもののけ! 近寄って来たはそのせいか!」あたふたっ

 

 

白「なんで奥の手バラしちゃうんだ」

粋「Σあ!そう言う事!?」たんこぶじんじんっ

彬羽「出来る限り無事で捕まえねえと 徳川が取り調べ出来ないだろが」ため息っ

 

 

蒼月「Σだあああのバカ!!
後で味噌汁にゴキの玩具仕込んでやる!!」ああもうっ


千様「Σそう言うの良いから!戻って戻って!!」あわあわっ

 

刺客A「こんの化け物共が!
舐めくさって!!」銃じゃこっ

小太郎「Σぎゃいいん!蒼月いいっ!」うわああっ

 


蒼月「いや。喧嘩できないワケじゃないから」

ドゴッ!


刺客A「Σぐほあ!?」げふっ

 


家康「Σあ。普通に強いの忘れてた」

テオドール「しかもキッチリ顎狙い!
あれは脳が揺れまして御座いますよ!!」ざらざら復活っ

 

 


銃ひゅるるるっ

 


刺客B「なんの!」ぱしっ

一同「Σあ」

 


白「皆伏せろ」炎ぼぼっ

家康「Σいやお前のが危ないから」ひいいっ

 

シロ「退けい! 普通に俺の氷で良いわ!」うがあっ
蒼月「Σやめて俺が冬眠しちゃう!!」


彬羽「Σやってる場合か!とっとと伏せ

 


ガウンっ!!

 

 

 

シロ「銃壊せば早かったわ」木刀でめしゃっ!

 

白「よし。捕まえた」

刺客C「Σあだだだだ腕取れるっ」ひえええっ

 

 

千様「・・みんな 無事?」おそるそるっ

家康「どうにか?

んー。皆当たってないよね?」きょろっ

 

 


粋「あの、 モロではないけど


かすっちゃった

かも?」腕から血ポタポタ冷や汗っ

 

一同「」

 

 

 


白「解毒剤。」

 

刺客C「Σうおおマジでもげるもげる!そんなのもってな Σいやすんません あいつが持ってまあああああ゛!!」ぎりぎりっ

刺客B「Σ違う違う 知らない知らない!!」ひええっ

シロ「意地を張らずさっさと出せ そのまま凍死したいか」冷風びゅごっ!

刺客B「Σいやマジで知りませんって!!」ひええっ

 


家康「彬羽 飛天呼んで
動かしちゃダメだ!!」くわっ

彬羽「いやさっきの口ぶりだと

おい!馬鹿兄貴!!」くわっ


白「やっぱそっちのが良いか

よし。

 

皆 全力で逃げろ」

一同「え゛」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

【麓の町】

 


町人「ん?急に空が」おや

町娘「おや? 雨でも

って Σえ。何か光っ

 

 

突風ごっ!!

町人達「Σぎゃあああ!」ひええっ

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 


小太郎「勾陣 久しぶりだあ」ひええっ

 

千様「確かに生命力の塊だけどっ」

蒼月「出すなら出すって言ってよ!!」あわあわっ


刺客トリオ「」白目っ

 

 


シロ「おい。前に奴の封印は何重にもぐるぐる巻きとか言っておったが

アレは 何割程封印解いた物だ?」冷や汗っ


白「全部。」

シロ「Σえ」

 

白「俺 毒とか解らないしな

さっき俺なら毒食らっても蒸発させるから問題ないとか言ってたし

それなら俺と同じ状態にすれば良いかなって。」

シロ「Σそれは確かにそうなんだが!!」えええっ

 


彬羽「果たして完全に理性飛んだアレを 手前と同じと呼んで良いものか

Σえ」

 

 


ドゴめしゃああっ!!

 

 

千様「彬羽君!?」ひえっ

蒼月「Σうっそ カラスが吹っ飛ばされた!!」

 


白「バカラスなら頑丈だから大丈夫だ。
でもどうするか 元に戻して毒残ってたら終わりだし

俺細かいの無理だしな。」うーん。

 

 

勾陣「グルルっ」くるり


小太郎「Σぎゃいいんっ!こっち見んなああ!!」ひええっ

 


テオドール「仕方御座いません!
くおら粋さん! 動物虐めたら後で自分がキッツう御座いますよ!!」コウモリ羽ばさあっ!


がいんっ!

テオドール「Σあだあっ!?」べしゃあっ


蒼月「Σなんで不意撃ちに声かけるんだよ馬鹿ーーっ!!」ああもうっ

 

 

 

家康「しゃーない。

小太郎突っ切って 向こう!!」指差しっ

小太郎「Σわんっ!?」だっ!

 

 

彬羽「Σ家康 何を!?」瓦礫がらっ

家康「お。さすが生きてた

小太郎に気を取られてるのなら今の内にっ」銃じゃこっ!


千様「Σちょっ! 確かに殿の腕ならそんなのでも妖怪仕留められるかもしれないけどっ」えええっ

蒼月「Σ人の心無いのかよアンタ!!」ひえっ


家康「Σこの子に言われた!

将ってのは時に私情捨てなきゃなんないんだよ
ごめんね!!」

 

 

ガウンッ!!

 

どさっ!

 

 

 

しーん。

 

 


千様「Σいやああ本気で撃ったああ 粋くーん!!」ひえええっ


家康「Σちょテオちゃん痛い痛い痛い!!」ひええっ

テオドール「この御人でなしいい!!」 がぶっ!

家康「Σぎゃあああっ!!」

 

テオドール「恥をお知りなさい!!」がんっごんっ!

家康「Σちょっ それ五寸釘ガンガン打つ奴あだいだちょ割れるううう!!!」ひえええっ

 

 

 

 

白「なんだこれ

弾じゃなくて何か刺さってるぞ」あれっ?


家康「解毒剤。

この手のは 大概使う奴が持ってるから」ボロッ。

 

彬羽「俺らがモタクサしてる間に 最初の奴の持ち物あさったのか」成る程っ

 


テオドール「Σえ。あのっ」えっと。

 

家康「多分強力な鎮静作用もあるみたいだよ

勾陣に効くとか驚きだけど。」

白「ん?じゃあ今封印しちゃって大丈夫だな?」

家康「だね。解毒剤今回ってるからね」うん。

 

 

テオドール「あ、あの
私 思いっきり噛んじゃったので御座いますが」ひええっ

蒼月「俺 人でなしって言ったよ」

千様「やだ。アタシも思いっきり誤解したわ」ひええっ

 

 

 

 

 

 

 

粋「ん?   あれっ」むくっ

 

 

 

石燕「寝てろっつった割にうっさいわ

家康さんに部屋乗っ取られるわ 何なんすか」ほんとにもー。

千様「ごめんねー
家また大破してて 離れの石燕さんの部屋くらいしか無事な所無くてー」

 


粋「Σうおお何だこれ!?

なんでそこら更地になってんの!?」ひええっ

 

与一(また記憶飛んどる) ああうん。

 

白「こいつも灰にしとけば良かった」うーん。

粋「Σ俺蘇生出来ねえんだけど!?」

 


彬羽「拗ねたか」

テオドール「拗ねられまして御座いますね。」あちゃー


白「せめて魄哉が休みだったら
家康がやろうとしてるの解ったんだろけどな。」うーん

 

 


小太郎「俺は やっぱ戦国武将って凄いなってなったけどな」わんっ!

シロ「うむ。キゲンが直ってきたら伝えてやるがよい」

 


粋「Σうおカラス!
お前もその腕のアザどうしたよ」ぎょっ

彬羽「・・何だろうな。」ずきずきっ

 

 

くろねこ太郎の落書き部屋 [フォレストページ+] 夢小説対応・簡単オシャレな創作サイト作成サービス  <サイトトップへ戻る