小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

4月27日

 

 


千様「あらー 朝から凄い仏頂面」あらあらっ

魄哉「坊主ですから」むっすーっ。

 

蒼月「なんかあったの?」ひそっ

彬羽「徳川春の風物詩と言うか」うーん。

 


魄哉「『春からの新人さんも慣れて来たところで 新歓飲み会行きましょうシーズン 別名春の泥酔祭』です

アルハラセクハラ 酔っぱらって道端で泥酔その他で 近隣住民、内部から苦情がド偉い事になってんですよ」けっ。

 

小太郎「公務員って普段真面目ぶってるから ストレス溜まってそうだもんな」わおんっ

石燕「Σえ」

挿音「なんでこっち見んだよ
よし石燕 ちょい飲み行くか?」

石燕「Σしまった死亡フラグぶっ立てちまったっす!!」うわああっ

 

白「まだ昼間だぞ。」きっぱり。

 

 

魄哉「お願いですからこれ以上トラブル増やさないで下さい
てか白君にマトモな事言われるとか恥ずかしいですよ。」むすーっ

挿音「おう。間違ってねえけど その言い方もどうよ」

 


石燕(あっぶな。命拾いしたっす) こそこそっ

白「俺の後ろに隠れるな」

 

与一「私ばかりアホアホ言われるが 石燕も大概よな?」

千様「石燕さんは 人との距離がよく解んない人なだけだものー。」


与一「・・よし!ならば1つ勝った!!」よしゃあっ

 

蒼月「他全部負けてる事認めてるけど 良いのそれ」

与一「Σそれは嫌だ!!」はっ!


粋(こう言う所がアホ言われんだろなあ。)ああうん

 


白「飲み会って なんで皆酒飲むとバカになっちゃうんだ?」首かしげっ

 

粋「あ、そっか 兄貴ザル過ぎて酔うってのが解らねえんだっけ」

テオドール「私も解りません!」はいっはいっ!

 

彬羽「お前は普通に未成年だからだろ。

前も言ったが ありゃ性格が変わってるんでなく 素が出てる状態なんだそうだ。
酒によって思考が鈍る事によって 普段恥や外聞によって押さえ付けてる 言わばタガが外れる

なんで 程よく酔った時の状態がそいつの素で有るとも言えるな」

 

 

家康「成る程っ!」おおおっ

魄哉「あの、僕 そんな酷いんですか?」

千様「ひたすら愚痴と絡み酒。
最終的には めっちゃ歌うわ」きっぱり。

魄哉「Σうっおはずっ!!」

 

家康「あ、でもさすがのクオリティで
全く音外れてないのはさすがだよね」へらっ。

小太郎「酔っぱらってもやっぱ真面目だよな」わんっ

 

 


白「あんま人の事言えないんだから あんまカリカリしない方が良いと思うぞ?」な?

魄哉「Σ心配されてこの流れだったんですか!?
あの説得力凄いんですけど 城勤めで有る以上 近隣の方々の目と言うものが「お前が言うな。」

 

 

テオドール「何処から 諌める気でお話されてたので御座いましょうねえ」しみじみっ

粋「兄貴 たまーに頭の回転早くなるからなあ」うーん。

彬羽(また後付けで適当言ってるん
だろうな) 察し。

 

 


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江戸城

 

 

魄哉「ーーーで、酔って新婚の新人さんにウザ絡みし、人前で言うのはどうだって内容の下世話トークを店内で大声で   と。」報告書ぺらっ。


役職「私達の時代はそれがコミュニケーションで「時代的にゴリッゴリの戦国でしたけど?」

 


役職「重ね重ね大っ変申し訳ありませんでした!
反省しておりますっ」土下座っ

魄哉「いい歳なんですから ホントやめて下さい
次やったら降格じゃすみませんよ」ため息っ


役職「Σおお!それでは拷問は無しで!?」

魄哉「Σ皆 僕を何だと思ってんですか!?」えええっ

 

役職「誠に申し訳御座いませんでしたっ! 今後絶対酒には手を出しません

よっし 生きて帰れるっ」うきうきっ

 

 

 


魄哉「今日 この手の話で1日終わりそうなんですけど。」報告書の山げんなりっ。

挿音「つーか。呼び出し食らったら拷問って噂までたってんのに
何でやるかね?」天井裏ごーろごろっ

 


魄哉「今の人はまだマシなのが悲しいですねえ。
なんだかんだで禁酒するって言いましたし」

挿音「しょっぱな大嘘こいてたのがマシってのが悲しいな。
3日と経たずに飲酒に今月の給料賭けれるわ」


魄哉「・・ですねえ」ふっ。

 

挿音「まあ あんま真面目に考えんなよ
考えてもあの手のはマトモにゃなんねーぞ

じゃ俺ちょっくら厠。 離席すっから無茶すんなよ」ごそごそっ

 

魄哉「考えるなと言われても、こんだけ居ると頭痛くもなりますって

はい。次の方」

 

 


大目付「天海殿、お話の前に1つ進言致したい。
私の様な立場の者まで 下々と同じ処分の仕方とはいかがな物か」ふんぞりっ

魄哉「罪の重さに 身分その他は関係ありません」きっぱり。

 


大目付「何をもって罪と言われるか。
そもそも酒は神事にも使われる由緒ある物
それを嗜むのを悪と言うのはおかしな話で御座ろう」

 

魄哉「ですね。飲む事事態はせめてません

アルハラパワハラセクハラのトリプルコンプリート マジでやめろっつってんですよ
後 店にも迷惑かけましたよね?」

大目付「記憶に御座らん」きっぱり

 


魄哉「記憶を無くす程飲んだと。
ああ 調度大陸で電気ショック いわゆる人造雷を流せば無くした記憶が戻るとかって治療法がですね
機材有るので試してみますか「思い出し申した。
酒の席の戯れ言に御座る」いけしゃあしゃあっ

 


魄哉(この手の偉そうな開き直りが1番腹立つっ
てか誰ですか こんなん大目付にしたの!
あ、二代目!? 前の大目付大概お歳でしたし 何処ぞの坊っちゃんか) 資料ガサッ


大目付アルハラと申されますが 上司に酒を勧められて飲まぬ部かが悪い。
パワハラと申されますが 酒の席とは言え上司のやる事を批判する等図々しい。
セクハラと申しますが 私は飲み屋の女に声を『かけてやった』ので御座る。
何を責められる事があろうか」ふんぞりっ

 


魄哉「3ヶ月猶予つけますんでクビで。」

大目付「Σ何ゆえ!?」えええっ

 

魄哉「何がアカンのか何故に解らん

役職ってのは何かやらかした時にぶん殴られる分給料が高い。
すなわち 役職に在りながら自らやらかす奴にくれてやる給料は無い」イラッ

 

 


女中A(Σ天海様から ですます口調が消えた!!) こそっ

女中B(Σ今のはムカつく! 凄い解る!!)うんうんっ

 

お話待ちのやらかし軍団「あのー。」困惑っ

女中C「しーっ!

おじさん達も 順番来たら素直にごめんなさいした方が良いよ
天海様 怒るとほんっと怖いから」

 

 

 

大目付「くっ! この様な事で失職とは末代までの恥っ

おのれ坊主 何がそんなに気に食わぬか!」

魄哉「主に 生臭い所ですかね」

大目付「Σそりゃ坊主から見りゃそうだろ!

話にならん!だいたい 何故に侍の国の頂点に坊主なんぞが座っておるかああ!!! 」

 


女中A「Σやば! あの馬鹿刀抜いた!」げっ


待機組「Σええええ!!」ひいっ

 

 

魄哉「何故って

そのお侍さん達を拳1つで捩じ伏せて来たからですかねえ」

床にみしりっ。

 

大目付「み、見事な山嵐っ」かはっ!

 

 

女中B「天海様 柔道も出来たんですね」わお。

女中C「てか お坊さんなのに 説法じゃなくて拳で纏めてたんだね」へー。

一同「Σしーっ!!!」

 

 


魄哉「とにかく 今のを踏まえても後3ヶ月でクビ確定です 
御家族も居るでしょうし 猶予はつけたまんまにしときますから 大人しく次の仕事探して下さい」ふんっ

 

大目付「くっ!いっそ 今すぐクビにされた方が「僕としてはそれで良いんですが「やっぱ今の無しで!!」

 

女中A「あの 天海様、
後に控える人達もおられますので」


魄哉「ですね。これ以上1人に時間かけてられません
はい。次の方ー」

大目付「Σ!!!」

 

 


挿音(なんで人が便所行ってる間も大人しく出来ねえんだ このクソ親父は) 戻ってげんなりっ

 

 

魄哉「あの 次の方が入れないんで そこ退いて貰えませんかね?」

挿音(ムカついてるのは解るが煽んな!
また面倒な事になんだろっ)

 

大目付「・・くっ! どうせクビになる身っ」ぷるぷるっ

 

挿音(あー来た 案の定。
坊主が罪重ねさせんなよ っとによお。) 棒手裏剣すちゃっ

 

 


大目付「おのれ天海!
天誅致す!!」くわっ

魄哉「懲りない人ですね   Σん?」

 


謎の液体ねばぼとおっ!!


大目付「Σぬわあああ!!?」
どばしゃーっ

 

魄哉「Σうっお!?何ですか!?」天井裏見上げっ

挿音(Σ俺じゃねえぞ!?)えええっ

 

 


女中A「あれ 何これ 凄く    眠い」ぱたりっ。

女中BC・待機組「すやー。」

 


魄哉「Σこれはっ!?」えええっ

 

 


挿音「ひょっとしてコレじゃね?」

天守閣の窓から巨大花にょきっ

魄哉「Σでかっ!

て事は茨木君!?」はっ

 


茨木童子「ご名答」よっこらせ。

挿音「って事は あのドロッとしたのは」

 

 

茨木童子「うん。花の蜜」


大目付「Σうおおおおお蜂がああっ
しっしっ!!」うぎゃあああっ

ぶーん!ぶーん!

 

 

魄哉「うわキッツ。

え?いい気味ですがなんでまた
てか君、こんな急成長させたらまた反動で大ケガするのでは」

 

茨木童子「そこは問題無し
大嶽に呪い返しして貰ってるし」ほれ。

大嶽丸「うろうろしてたら捕まった」ひょこっ


魄哉「Σ何故にそこまでして!?」

 


茨木・大嶽「うちの魔王命令で。」

魄哉「Σえ”」

 

大嶽丸「一言で言うと
カリカリしてないでちょっと休め。だそうだ
ストレス発散し過ぎたバカのせいでストレス溜めるの見てられんとな。」

茨木童子「春は眠いものだしな」うん。

 

 


挿音「成る程 そんで毒に体慣らしてる俺でも眠いわけだ」ほー。

茨木童子「ちょうど庭に獲物を眠らせて補食する系の食中植物が生えてたもんで」

 

大嶽丸「何で植えてんだ こんな物。」ジト目っ


魄哉「趣味です。

くっ! 白君 変な事ばかりに気を使ってあの子は」

よろ ばたーん!

 

 

茨木童子「ハメ外し過ぎるのも何だけど
外さないのも問題だよなあ」やれやれっ

大嶽丸「だな。
こんなのぶっつづけで相手し続けてたら精神やられるだろ


で、アレどうするんだ?」


大目付「Σ蜂があああ!!」誰かあああっ!

 

茨木童子(Σ考えて無かった!!)はっ

 

 

 

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女中B「って事で

天海様怒らせた上に無礼を働いたその人、蜂にまで嫌われてボコボコで失職らしいよー」

女中仲間「Σ何それ天罰!?天海様こっわ!!!」ひええっ

 

 


挿音「で、怒られちゃヤベえとハメ外す奴居なくなったってよ?」

魄哉「Σあんま嬉しくない!!」ううっ

 

 

 

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