蒼月「あれ? 今日って」日めくりぺらりっ
家康「ん?どしたの?
あーはいはい 1部が喜びそうな日だねえ」
テオドール「1部とは?」ひょこっ
千様「あら 蒼月君どこに
蒼月「ネコミミ萌え娘が俺を待ってんだよ
とめないで千ちゃん」ふっ
千様「とめないけど 今日外寒いわよ」あーはいはいっ
蒼月「Σうっ」怖じ気づきっ
粋「猫の日か」ああうん。
一二三「またお店のお姉さん達がネコミミコスしてるんしょね
つかあのヒト 蛇なのに人の女が好みでネコミミ萌えって 趣味嗜好どうなってんすか。」お茶ずずーっ
白「天然のネコミミが此処に居るのにな」
ねこ「にゃああんっ」ゴロゴロスリスリっ
粋「うん。有る意味バカップル」うわー。
白「猫の日が何をする日か解らないから
とにかく甘やかし倒す日にした」えへんっ
石燕「それで正解だと思うっす
つか この手のイベントは各種業界の陰謀っすから」けっ
一二三「石燕さん。もっと気楽に生きた方がいいべ。」
大嶽丸(とんでもないタイミングで来てしまったかもしれん。)冷や汗どばっ!
白「なんで来るなり逃げるんだ」
大嶽丸「Σうおお目ざといっ!!」
シロ「哀れな化け猫よ」うわ。
石燕「考えようによっちゃ 化け猫でラッキーすけどね
正体カミングアウトする前にやらかした 魔王のお達しガン無視都襲撃やら、八つ当たりで大江山にちょっかい出したのやら
にゃんこならしゃーない で帳消しになってるみたいっすし」
彬羽「言っとくが
あいつにオモチャとして気に入られるのは 下手に敵視されるより地獄だぞ」ふっ。
家康「前から気になってたけど
お前 ひょっとしてオモチャ扱いで気に入られて副官登用?」
彬羽「あんの頭スカスカ魔王は リアクションのでかいをからかうのが趣味らしいからな」むすーっ
千様(それが解っててもリアクションでっかい真面目君だから) 成る程。
シロ「そして蒼月
お前いつまで玄関で葛藤しとんのだ」
蒼月「寒さとネコミミお姉さんとどっちを取るかでね」うーん。
白「冬眠するから大嶽丸で我慢しとけ」な?
蒼月「ごめん。俺は『お姉さん』を重視するタイプだから」
大嶽丸「Σやっぱタイミング最悪!
よし。邪魔をした!!」踵返しっ
白「せっかくだから遊んでけ」
猫じゃらしぱたたたっ
大嶽丸「Σああ!毎度毎度っ!!」うずずっ
ねこ「ちっ。」
シロ「Σおい!お前の猫が舌打ちしとるぞ!!」
白「しまった。目の前で浮気しちゃったか
また引っ掻かれる」はっ
粋「Σ当たり前に魔王を尻に敷く猫すっげえ!」ひいっ
石燕「つか皆 いい加減その猫おかしいとか思わないんすか!?」えええっ
白「おかしいって?」へ?
石燕「いや、アンタが1番解りそうな Σひいっ!」びくっ
白「?」
大嶽丸(ああ。桁外れの化け物に飼われているせいで 影響受けて化け猫化したのか
喋れば始末すると言わんばかりだが。) 目そらしっ
シロ「何がどうなっとんのだ?」はて。
彬羽「動物はにらみ合いをすると喧嘩になるからな
ああやって 立場の弱い奴が目をそらして 喧嘩する気はねえって事を表し、無駄な喧嘩を避けるんだ」
粋「へー。 兄貴の猫強いんだ」関心っ
大嶽丸(アレが飼い主の時点で 大怪我する予感しか無いし 万一怪我させたら俺が終わるわい!)
彬羽「で?お前今日はいったい何の用だ?」
大嶽丸「ん?
いやお前等が用事が有るんじゃ?」あれっ
彬羽「いや。特には
あ、調度味噌汁のダシを取った後の煮干しが「ありがたく貰おう」キリッ
一二三「彬羽さん 基本動物好きだからなあ」
家康「彬羽も動物性扱いしてるのかあ。
まあうん 平和なら何でも良いけど」苦笑
粋「けど、誰が呼んだんだろ?」はて?
テオドール「私で御座いますが?」
大嶽丸「Σまさかこの煮干しに毒が!!」ふぎゃああっ!
テオドール「御安心下さい
食べ物にそんなん仕込んだら 私が彬羽さんに擂り潰されまして御座います。」
白「ん?
テオって大嶽丸とあんま仲良くないのにな」あれっ
粋「うん。主に兄貴のせいでな」
テオドール「確かにっ! 確かにこの化け猫。
ポッと出の上、なんやかんややらかした癖して 我が主に咎められる事もなく むしろ可愛がられて居て正直存在がムカつくので御座いますが
大嶽丸「すまん。ムカついて良いから可愛がられるはやめてくれ」引。
テオドール「お黙りなさい。畜生が1人前に口聞くんじゃ御座いません
しかし!スッゴいムカつきますが 私もプロの下僕に御座います!!
よって 我が主が良いならそれで良し!
主の幸せこそが我が幸せ!と言う事で自分の感情はこの際ポイッと
千様「つまりー
白君の為に猫づくし猫の日?」
テオドール「で御座います!
先程庭に鰹節を撒きましたのでその内野良猫もわんさか来るかと!」どやっ
蒼月「今日クッソ寒い上 風吹いてるから鰹節吹っ飛んでると思うよ」
テオドール「Σなんと!!」がーん。
白「えっと。良く解らないけど
無理しなくて良いからな
猫まみれなっても飼えないしな
お前ちょっと落ち着け ほら猫貸してやるから」
ねこ「にゃんっ」のしっ。
テオドール「Σあれだけ溺愛されておられる愛猫様をっ
恐悦至極で御座います!!」感激っ
白「ん?もう癒されたのか
アニマルセラピーてめちゃめちゃ効くな」へー。
彬羽「多分違うな」うむ。
大嶽丸「えーと。
まあ 柔らかい煮干し沢山貰ったから良いか」ふむ。
家康「良いんだ」わお。
千様「こう言う所で やっぱにゃんこよねー」
石燕「つか蒼月さん
いい加減玄関閉めてくんないっすか?
寒いんすけど」
蒼月「うっさい 気合いを入れれば行けるかも「そんで冬眠しても回収しないっすよ
ん?」
飛天「Σおお!やっぱここめちゃめちゃ鰹節飛んでくる ラッキー!」ザルすちゃっ
石燕「Σ飛天さん アンタそこで何してんすか!!」
飛天「え。食材
彬羽「Σまたか!また食費が尽きたのか!
食わせてやるから 落ちてる物食うな!頼むから!!」
飛天「えー。毎度悪いし
Σうお!幽霊も飛んできた!」びくっ
与一「すまん。風で煽られて
あーびっくりした」ザルにしがみつきっ
千様「与一さん いい加減飛ばされやすいの自覚持ってねー」あらあらっ
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【江戸城】
魄哉「・・あの?」ちらっ
女中A「失礼だとは重々承知ですが
ちょっとだけ!ちょっとで良いんで!!」
女中B「お手を患わせませんから!
ほんのちょっとだけ!」お願いっ
女中C「天海様なら絶対似合うと思うんですー!」
魄哉「いえあの 似合うって
この歳でネコミミつけて似合うのもどうかと 「「「お願いします!!」」」
魄哉(来年から 猫の日廃止して良いですか?) ぼそっ
挿音(経済効果有んだろ?
ここは我慢ようや 天海サマ)天井裏からぼそっ。
魄哉「・・精神的にキッツいんで 読経しながらでも良いですか?」とほほっ
女中A「有る意味新しいんで バッチコイです!」おおっ
魄哉「Σ若い子の感性に着いていけない!!」ひいっ
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