小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

3月13日

 

 

 

彬羽「Σうわ!? またか」ぎょっ


家康「おかえりー いや今日は偉い団体さんでさ、
1人1人相手にしてたらキリが無いから 晴明さんに結界張って貰って 白にまとめて吹っ飛ばして貰っちゃった」苦笑。

晴明「熱風はおろか そよ風程も外には漏れとらん 安心せい。」

 

彬羽「人間相手に容赦無しか。」

豊臣の残党軍団「」焦げっ


白「甘いぞバカラス 問答無用で大人数で喧嘩売ってくる奴は 話合いなんて出来ないんだぞ」きっぱり。

 


彬羽(基本アホの癖に ド正論吐いてくるから何も言えねえ) うっ

 

千様「しかし 今日は多かったわねー
あら?向こうにももう1軍?」

シロ「いやそちらに転がっとるのは コマのバズーカでまとめて吹き飛ばされた奴等だな」


家康「さすがに1日にそんな何軒も襲撃される程恨まれてな・・」あれっ?

 


蒼月「自信無いのかよ」

家康「うん。めちゃめちゃ恨まれてるからね」ふっ。


シロ「このメンツなら 軍勢の1つも2つも変わらんがな」

粋「以後気を付けろだよな」けほっ。


石燕「粋さん、また巻き込まれてたんすか」

粋「おう。兄貴の火炎爆発から逃げたら コマの爆風に吹っ飛ばされた」ぼろっ

コマ『毎度すまんな。』筆談っ

 


小太郎「けどこいつ等どうしよ
魄哉が帰ってくるまで 縛り上げて倉庫にでも 

入んないか。」わんっ


彬羽「それまで放っておいたらくたばらないか?
仕方ない。江戸城まで知らせに行って来るんで飛天に診させろ

逃げようとしても あいつなら痺れ薬とか使うだろ」

家康「うん。さらっと過激」わおー。

 

テオドール「逃げ防止なら はなから痺れ薬を飲ませれば良いのでは?」ネズミ用毒団子っ

 

彬羽「焦げてる奴等にトドメさすな


じゃひとっ走り Σん!?」びくっ

 

白「あ、そっちに火縄銃軍団居たから 火薬ごとどーん。て「Σよくバラバラにならなかったな!!」えええっ

 

シロ「見事に道が塞がれておる」うわ。

テオドール「さすがは我が主。
手加減されても 破壊力抜群に御座います」感心っ

 

彬羽「仕方ない 空から行くか」カラス羽ばさっ

家康「ごめんねー 私等飛べないもんで」

彬羽「人間は飛んだら問題だろ
いやお前は ある意味何か飛んでるか

ともあれ行ってくる」ばさあっ!

 

 

白「じゃ、飛天呼んでのんびりするか」伸びっ

シロ「ん?ちょっと待て
道が塞がれとるのに どうやって呼びに行く?」

粋「あ、そっか
でも此処山なんだし 山の中降りてったら良くね?」

 


家康「ヒント。
山の中を通れば見つからないのに 何故この人達は律儀に石段上って来たでしょう?」

シロ「山の中は 挿音のトラップまみれか」うわ。


家康「春先は襲撃多いからね
いつもより殺傷能力高いのが仕掛けられてるから気を付けてね」

 

 


テオドール「では私も空から呼びに行って参ります
飛天さんもカラスですので 空から来られるで御座いましょうし。」血液アンプルぐびっ

粋「Σ成る程!」おおっ

 

コマ『普通にこの無礼者達 脇に退けたら良いんでは?』カタタッ

石燕「下手に動かしたら死んじゃうって事じゃないっすかねえ」うーん。

 

 


間。

 

 

魄哉「いやー 彬羽君が天守閣の窓からいきなり来たんでビビりましたよ 
成る程これは多い」おやおやっ

 

彬羽「すまん。何処で降りれば良いのか 場所が見つからなかった」

魄哉「あ。問題ありませんよ

僕もさっさと窓から出ましたし」しれっ

 


千様「だからって 鳳凰丸出しでキンキラ飛んでくんじゃないわよ
鳥のアンタでかいんだから また町大騒ぎになるでしょー」

魄哉「鳥バージョンだと サイズ小さく出来ないんですよ」

小太郎「うん。しゃーないけど
江戸城 大騒ぎになってないかな」わおんっ

 

家康「天海の仕事部屋にコレ貼っとくべき?」貼り紙っ

石燕「『大きな鳥を飼っています。
まれに敷地内を飛びますが狩らないで下さい』

あー 良いかもしんないっすね」ふむ。

 


飛天「なあなあ。応急処置が要りそうなのは全員終わったけど?」ひょこっ

魄哉「おやさすがお早い
では ちゃっちゃとしょっぴきますかねー」

挿音「面倒だし投網でごっそり持ってくか?」ああん?

曲者一同「Σ!!?」


魄哉「いや誰が運ぶんですかそれ

はい。皆さん自分の足で歩いて下さいねー
止まったら撃ちますよー?」銃じゃこっ

曲者一同「Σひいいいっ!!」両手上げっ

家康「Σちょ それ私の銃!
いつ?いつの間に!?」懐あわあわっ

魄哉「殿も耄碌しましたねえ」おやおや。

 


蒼月「ねえ。性悪扱いされてる俺より このクソジジイのが絶対性格悪くない?

あれ? どしたの?」

 

粋「空飛べるって良いなあ」しみじみっ

千様「まーた変な事に憧れ出したわ この子」あらあらっ

 

 

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家康「えー と言う事で


地獄耳な天海が 仕事の合間に足こぎ飛行機なる物をこしらえたらしいんだけど」

彬羽「仕事の合間に1日で作る物じゃないだろ。」ドン引っ

レトロな飛行機どーん。

 


千様「あいつ 仕事のストレス溜まると物作りで発散するのよねえ」あらあらっ

シロ「どんだけ溜め込んでおったら こんなの作る原動力になるんだ」うわ。

 


粋「Σすっげええええっ!!」おおおっ

白「空なら朧車でも飛べるだろ?」

粋「兄貴解ってねえなあ
あれは朧車の意思で飛び回ってるだろ?
こう言う奴で自分の意思で好きに飛ぶってのがロマンなんだよ」

 

白「朧車も仕込めば 結構自由自在に飛ぶぞ?」はて?

シロ「仕込むってお前 朧車をどう扱っとんのだ。」困惑っ

 

 

粋「で?で?
これどうやって飛ぶの?」わくわくっ

家康「ん?だから足こぎ」

粋「へ?」

 

テオドール「あ、ひょっとして このペダルを踏んで車輪を回すので御座いますか?」

家康「そうそう。
漕いだらあそこの車輪が回るから、そうして後ろのくるくるって回るのを回して飛ぶらしいよ」へらっ

 

粋「空飛ぶくらい漕ぐって何?」えええっ

家康「だから 珍しいの好きな私がやってないんだよ
絶対3日後くらいに動けなくなるもん」ふっ。

 

 

彬羽「安心しろ。 常に常にフルパワーでなくても 風さえ掴めば楽に飛べるぞ」真顔。

粋「Σいやそれ上昇気流て奴だろ!? どんだけ漕いだらそんな高さまで行けるんだよ!!」


テオドール「翼が大きいので 上手くやれば滑空で結構飛べまして御座いますよ?」

粋「Σそれもかなり高い所まで行く前提だろ!?」

 

 

白「そもそも漕いで飛ぶって 出来るのか?」はて?

石燕「あの人の作品なら可能だとは思うんすが

なんせ色々基準がおかしい人っすからねえ
自分の体力なら行ける とかを基準にしてるなら大概の生物は無理っしょね」

 


シロ「ふむ。本人も無茶をすればぎっくり腰になる体質だが」うーん。

小太郎「なんだかんだ馬力エグいしな」わおんっ

 

コマ『黙って聞いてればごちゃごちゃと。』筆談ぺらりっ

粋「Σへ? 何か怒ってる?」びくっ

コマ『当たり前です
せっかくのパピーの作品に失礼な。

と言うかパピーの作品、 最新作なら私の弟に等しい子ですよ』筆談ぷんすかっ

千様「この飛行機 オスなのね」へー。

 

コマ『はなから高い所に飛んでこうとするからダメなんです
頭を使うです』筆談かきかきっ

シロ「と言うと?」

 

コマ『此処は山の上ですよ
絶壁も崖も 坂道も沢山有ります
まずは滑空です そして風に乗り、漕いで進むのです!』筆談っ

粋「Σ成る程 コマ頭良いっ!」おおおっ

 


白「じゃお前 これに乗って高い所から飛び降りるのか」ほう。

粋「Σいきなりデッドオアアライブ!?
まずは坂道で試さねえ!?」ひいっ

 

 

テオドール「その方がよろしゅう御座いますね
あ、救急箱用意しておきます故 ご安心を」にこっ

彬羽「突風には気を付けろよ」


粋「Σうおう飛べる奴等から また不吉なアドバイス!!」


千様「大丈夫よお
粋君なら根性でどうにかなるわよー。

多分」ぼそっ。

 

 

 

カイコぱたぱたっ

 

ぽすっ。

 

白「うん。お前も飛ぶの下手だしな
飼い主心配だろうな」よしよしっ

 


粋「そこ。トドメのフラグ立てんのやめて」

 

 

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石燕「うおお!マジで飛んだっす!!」おおおっ

一二三「粋さん凄えだ!」わーいっ

 


テオドール「後は風に乗れれば

ってあの方 大丈夫に御座いますかね?」

彬羽「どうだろうな?
柔軟性に欠ける奴だしな」うーん。

 


粋「ぬおおおおおおっ!!」

しゃかしゃかしゃかしゃかっ

 

 


一同(心底脚力だけで浮いてるかも) うん。

 

 

白「へー。飛べる物なんだな」ふーん。

コマ『煽っといて何だけど ド根性。』カタタッ

 


シロ「お前の弟もやるではないか
案外世界初の からくりで空を飛んだ者かも知れんぞ?」

白「うん。そこは良いんだけど


あれ、 どうやって着地するんだ?」

一同「Σえ。」

 

 


テオドール「Σあ。言ってる間に風で流されて崖の方に!」ひいっ


家康「Σまずい! 崖下もびっくりするくらい忍トラップまみれだ!!」

千様「Σぎゃっ!粋君落ちちゃダメいや 降りないで! 落ちないで!?」あわあわっ

 


粋「Σえ。何!?ギコギコうっさくて聞こえねえよ!」しゃかしゃかっ

 

 


飛天「色々準備しとくか」医者鞄かぱっ。

白「頼んだ。」うん。

 

 

 

粋「Σえ。あれっ
これいつまで漕いでりゃ良いの!?

ちょ足の感覚がああーーーっ!!」ひいいっ

 

 

 

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