テオドール「日本は雪の多い国なので御座いますか?」うわー。
彬羽「今年は異常だ。」
庭に雪こんもりっ
千様「やだもー。さすがにどてら着ないとキッツイわー」
粋「姉ちゃん どてらの前に薄着どうにかし「デブって見えるより寒い方がマシよ」
小太郎「見てて寒いいい」きゃうんっ
シロ「さすがにもう 小太郎も粋もはしゃがんな」
白「此処んとこ毎日だし
寒いな猫」猫撫で撫でっ
猫「にゃあんっ」ぷるぷるっ
九尾「ほうほうだーりん寒いのかえ?
ならばわちが暖めてやるぞえ」ほほほほっ
尻尾ふわっ。
白「お。あったかい」おおっ
粋「兄貴 喰われんなよ」一抹の不安っ
一二三「良いなー ふっかふかだべ」おおっ
鏡子「誰も足跡を着けてない雪って綺麗ですねえ
私も触れる物なら触りたいです」のほほーん。
蒼月「うん。鏡から出られないからそう思えるんだよ
実際は殺意沸くレベルでクッソ寒いからね」こたつでガクブルっ
鏡子「顔色真っ白ですけど 大丈夫ですか?」うわ。
蒼月「んー。大丈夫大丈夫
あ、けどちょっと火鉢もうちょいこっちに欲しいかな
あーくそ届かないムカつくなあ」よいせっと
ばたーん!
鏡子「Σ誰かああ!! 蒼月さんが瞬間冬眠しちゃいましたああ!!」ひいいっ
家康「Σうわ!どしたの!?何でコタツから出たの!」襖すぱんっ!
鏡子「火鉢を近くに置きたかったらしくてっ」おろおろっ
家康「Σえ。この部屋大概暖かいよ!?
うわ蛇にはこれでもキツいのか
しゃーない 向こうの部屋の火鉢も持ってきて あ!倉庫にも何個か
挿音「一酸化炭素中毒起こすぞ」キセルすぱーっ
間。
一二三「と言う事で 挿音さんが隙間風対策 あっちゃこっちゃ頑張ってくれただよ。」
テオドール「Σ暖かい!
紙と木の日本家屋でどうやって此処までの気密性を!?」おおっ
挿音「忍なめんなよ」ふっ。
粋「お前 忍辞めても充分やってけそうだよな」ああうん
蒼月「あー マジであったかい」ほっ。
鏡子「良かったですねえ」
蒼月「あの 鏡子ちゃん?
さっきから気になってたけど 雪だけの外見んのそんな楽しい?
あ、鏡がそっち向いてるだけ?」
鏡子「私は寒さ感じませんからねー
平安時代の人間ですし。
でもって物に触る事は出来ないので 雪ってどんな感触だったかなーとかもう覚えて無いもので。
せめて 見て楽しみたいんですよ
なんか しつこく楽しんでる人も居ますし」
雪ざっくざくっ
粋「Σ兄貴 連日の雪でもういいやって言ってなかった!?」
テオドール「暖まられて遊びたくなられたのかと。」おや
千様「てかアレ何作ってるの?」
一同(・・ホント何だろう?)困惑っ。
石燕「Σうお寒うっ!
あれ?白さん 何をまた前衛的な物作ってんすか?」おや。
白「あ、調度いい所に来た
雪ウサギってどうやって作るんだ?」
石燕「・・まず でかすぎじゃないっすかねえ」見上げっ
粋「あ。1人雪祭りじゃなかったんだ」
千様「あの子にはウサギがアフリカ像くらいに見えてんのかしら?」
シロ「ふん。下手くそめが!
見よ! 雪ウサギはこう作るのだ!」びしっ
石燕「うっわー。また可愛いのを」
シロ「ふっ。1つ勝った」どやあっ
彬羽「もう1匹 がっつり遊んでやがったか。」
一二三「シロさんは氷使いだから寒いの平気だべ。」うんうんっ
千様「あの子 末端冷え性よ?」
白「そうか。大きすぎたか」ふむ。
石燕「この大きさなら かまくらとかのが良いんじゃ無いすか
つか寒くないんすか?」ぶるっ
白「俺 火出せるしな。
発火まで行かなくても 頑張ってればそこそこ雪とか溶けて寒くないのについさっき気が付いて 」炎ぼぼぼっ
石燕「そこまでして雪遊びせんでも」苦笑。
シロ「ふん。炎属性など無くとも かまくらの中は暖かいわ。」鼻ずびっ
石燕「Σ掘るの早っ!」
白「寒かったのか お前。」
鏡子「いいなー。」ため息っ
蒼月「どの辺が?」困惑っ
鏡子「自由に遊べる人には解りませんよ
あ、他の鏡に移動して あちこちの雪景色見てきます」
ぽんっ。
家康「鏡から鏡に移動できるのは便利だけどね
やっぱ普通が出来ないのは寂しいかあ」うーん。
小太郎「そもそも幽霊だしなあ」わおんっ
与一「ん?なんだお前等 雪合戦か?
よし 私も混ぜろ混ぜろ!」わははっ
小太郎「あっちの幽霊は 自由に遊べるんだけどな」わおんっ
テオドール「与一さんは普通の幽霊じゃ御座いませんし。
と言うか 石燕さんがおられなければ即バラッバラに御座いま
Σどうわ!?」雪ぼふんっ!
与一「Σあ。すまん 」
シロ「お前 弓使いがノーコンなのは問題では「Σすすす素手でやるのが苦手なだけだっ!!」
石燕「与一さんぶっちゃけ不器用すよ。」あっさり
粋「Σ弓兵なのに!?」えええっ
千様「そう考えたら鏡子ちゃんて
与一さんより前から 1人で幽霊してるってド根性ねえ」あらあらー。
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ーーーーーーーー
どろんっ!
鏡子(みーんな楽しそうでつまらないです。
そう思っちゃうのが情けないですけど)とほほっ
魄哉「おや鏡子さん
お散歩ですか?」
鏡子「あ、お仕事お疲れ様です
あーここ玄関の鏡ですね」ありゃ
魄哉「?
何か考え事でも?」
鏡子「あーいえその
何でも無いです!大鏡に戻ります!」どろんっ
魄哉「?」
鏡子「(またバイオテクノロジーで肉体作りましょうとか言われたら怖いですし
いえ、親切なのは解ってるんですが)
ん?」あれっ
千様「あら お散歩終わり?」
鏡子「Σわっ! 何ですこの雪ウサギ
可愛いっ!!」きゃーっ
千様「鏡子ちゃん専用らしいわよー?
触るのは無理でも これなら近くで見れるって 良かったわねー」のほほーん。
鏡子「え?これ千様さんが?」じーん。
千様「アタシじゃないわよ、寒いもの」
鏡子「へ?
あ!じゃあさっき雪遊びしてた白さん?」えーと。
千様「・・あの子が作れると思う?」
鏡子「え。じゃあ
このやたら表面綺麗な無駄に凝った感じ Σあ。」
粋「Σだから やめとけって言ったのに!!」
蒼月「」きゅうっ。
家康「コマちゃんお湯ー!お湯沸かしてえええ!!」
コマ『熱湯でよろしいか?』カタタッ
彬羽「たく。 女絡みだと必死だな コイツは。」はーやれやれっ
白「蒼月だしな」火鉢に火ぼぼっ。
一二三「これは何作ったんだべ?」はて。
テオドール「ヤシガニ に御座いましょうか?」うーん。
白「猫だ。」
魄哉(Σ庭が アーティスティックな雪祭り会場になっている!!) びくっ
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