小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

3月25日

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家康「春だねー ぶへっしょ!!」

蒼月「とっとと花粉の薬飲んでこいよ毎度汚いな」ちっ

彬羽「いや花冷えって言葉があるだろ
こうやって春が来たと思って油断するとまた一気に気温が下が「お前蛇に喧嘩売ってんの?」


彬羽「だからくれぐれも縁側で居眠りするなって話だろ」 真顔。

蒼月「Σするかよ!俺はどこの年寄りだよ!!」





家康「あそこの年寄りの話かな。」うん。


魄哉「すやー。」

千様「ちょっとー 正座したまんま寝ると足死ぬわよー?」

小太郎「ホント器用だな」わんっ





彬羽「ちなみにどこぞのアホ兄弟の爺さんも遊びに来て速攻寝てるぞ」

蒼月「爺ちゃん何しに来たのそれ」

彬羽「知らん。起きると傍迷惑だ あっちの部屋で絶対騒ぐな起こすな」真顔。




千様「春眠暁を覚えずねー。

朝方白君も起きなかったしー」のほほんっ

蒼月「あの人年中じゃん」きっぱり。


家康「今年は早めにコタツ退かせるかなあ?
毎年お前が『やだやだしんじゃうー』とかって駄々こねて梅雨くらいまであるんだよねえ」あははっ

蒼月「Σだって俺蛇だよ!? マジで命綱なんだよ!?」

千様「蒼月君は普通に寒がりなんだと思うわ」きっばり


小太郎「でもさ。日中こうやって出てくるようにはなったよなー

蒼月がコタツから出てるの見ると 春近いなーでて毎年思うよ」わんっ

蒼月「俺はウグイスか何か?」



彬羽「まあ雪深い山の中でも鳴くウグイスも居るっちゃ居るだろ」ふんっ

蒼月「何?お前さっきから喧嘩売ってんの?」イラッ



白「あ、そっか
春来たら次夏なのか。」

一同「Σなるほど!!」



蒼月「え、何?今から夏が憂鬱なの?」えええ。

彬羽「Σ冬場の手前と同じでこっちの夏は命に関わんだ!」



家康「いやお前は単なる暑がりでしょ」きっぱり。


粋「お前なー。駄々こねてもいつかは春は来るし夏も来んだぞ?」

彬羽「Σ何だ手前等兄弟揃って!!」むかっ


白・粋「向こう爺のイビキがうっさいんだ」避難民。

千様「気持ちよく爆睡してるのねえ」あらまあり




蒼月「前から思ってたけど お前大っ概ガキな所あるよね」ふふんっ

彬羽「お前が言うか」


白「どんぐり2つが背くらべ頑張ってるな。」うん。

小太郎「そもそも彬羽 見た目が老けてるだけだけどな。」わんっ

千様「小太郎君。そこは大人っぽいと言ったげましょ」



粋「アレで俺とタメぐらいなんだよなあ。」うーん。



家康「今のはグッサリ来たらしいね」

白「だな。怒鳴り声が無い」うん。


彬羽「煩えよ」


白「夏が嫌でも春まで嫌がるな
春来たら寒く無いし えーと」

彬羽「いきなり利点出て来ねえじゃねえか」


千様「ほら、桜咲くしー
お外に出やすくなるしー ・・えーと」きょろっ




家康「実は花粉症も辛いんだよね」ずびっ

彬羽「おい。思ったより利点ねえんじゃないのか コレ。」


白「虫が出てくる?」

彬羽「昔飛天のバカが人の家に大量に虫放り込んで来て親族会議に発展したから虫は好かねえ」

家康「何してんのあの子。」うわあ。

千様「トシの近いイトコに遊んで貰いたかったんでしょうけどねえ」うーん。

小太郎「飛天にとって凄く良いものだったのかもな」わんっ

彬羽「ゲジゲジがか?」

小太郎「Σそりゃ嫌だ!!」ぎゃいんっ





粋「あれ?つーかよ
暑がり云々の前に お前って寒いのは問題ねえの?」

彬羽「さほど。」きっぱり


千様「そういや今年結構寒かったわよねえ?」ふむ。

白「寒い寒いって言うのカッコ悪いとか思ってたとかじゃないのか?」

彬羽「いや、確かに寒いが言う程か?と」

蒼月「Σうわ。信じらんない お前どっかおかしいんじゃないの!?」ひいいっ



粋「いや、マジでなんか病気なんじゃね? 体温調節ヤバイ系の」

彬羽「Σえ。」

粋「だってお前 兄貴がコケて綺麗に埋もれるくらいに雪積もってる中 ペラい着流しにこれまたペラい襟巻きしてただけだったろ!」


蒼月「埋まってたねそういや。」

白「あれは雪合戦の戦法だったんだ」うん

家康「うん。雪合戦じゃ無い時の話ね」

小太郎「あー俺がここ掘れわんわんした奴かあ」わんっ

千様(どんなすっ転び方したのかしら。)



彬羽「言われてみれば

おかしい のか?」ふむ。

粋「蒼月は蛇だから自分で体温調節出来なくて当たり前だけどよー

お前はカラスだろ? ひょっとして他のより熱を逃がすとか苦手なんじゃねえの?」

家康「あー。真面目に考えるとその可能性も有るのかなあ?」うーん。

千様「Σえ!熱逃がせらんないなら常に高熱出てる感じじゃない!?

ちょっと彬羽君 おでこ出して
お姉さんがオデコくっつけて計ったげ

白「一応診療所行ってこい。」

彬羽「だな。此処よりは安全か」



千様「Σちょっ 2人共酷いわよー!」きいいっ




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【幕府公営診療所】




飛天「あー大丈夫大丈夫
お前はやたらカッカしやすいだけだわこりゃー」

ゲジゲジの玩具びろーん。

彬羽「Σ喧嘩売ってんのか!!」



飛天「な?ほら熱くなりやすい
ただの個人差だ 個人差。

てかよく覚えてたなー やっぱ恐怖でベソかいたのが黒歴史「Σ何歳の時の話だ何歳の!!
手前やっぱ嫌がらせだったろ!!」



飛天「いや。悪気が無かったから あれから虫投入はやめたろ

足多くてすんげーって感動しただけなのに、父上にめためた怒られたもんなあ」遠い目。


彬羽(ひょっとして うちの血族は皆どこかおかしいのか?) 困惑っ


飛天「そいやゲジゲジも凄いけどさ
個人的にはカマドウマのあのフォルムであそこまででかくなったてのも大概凄いなって

彬羽「絶対投げ込むなよ」





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