小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

8月28日

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魄哉「あー 朝から暑いですねえ」ぼー

家康「疲れ取れないよねー ちょと寝癖凄いよ」

魄哉「癖毛です」きっぱり

家康「Σ無理があります!」



蒼月「朝っぱらから辛気臭いなあ
頭起きないなら水でもかぶってきなよ」さっぱり

魄哉「かぶって来たんですか?」

蒼月「いや庭の池に「脱皮はやめて下さいね」



家康「えーと お前が水かぶってると何の荒行って感じだし
軽く準備運動とかしたら?
ほら 血行よくなったらダルいのもマシになるかもよ?」

魄哉「んー、そうですねえ

デスクワークばっかしてるから体凝ってますし
ちょっとやってみますか よいしょ」




ごきっ


家康「あ。 立っただけて腰逝ったね」うわあ

蒼月「Σどんだけ体バキバキなのジジイいいいい!!」ひいいっ






間。



家康「はい!シロ そのままゆっくり
ゆっくり立たせてー」


シロ「こ、こうか?」


魄哉「Σあだだっ。ちょ 辛いです辛いですっ」ひいいっ


粋「なんで補助にシロ?」

小太郎「捕まりやすい高さだし グラつかないからな」わおんっ


シロ「日頃の筋トレがこのような所で役に立つとは」複雑。



千様「完っ全に老人介護ねー

アタシを見なさいよ アンタとタメなのよー」どやっ

魄哉「おかしいのはそっちで Σあだあっ」

家康「大声出すと自分が辛いよ?」



一二三「蒼月さん、こういう時は大人しいだな。」

蒼月「そりゃ この手のトラブルじゃ役に立たないの知ってるからね
あーもう 年寄り面倒くさいなあ」

一二三(ホントに困ってる時はちょっかいかけないんだなって事なんだけんど。)うーん。


シロ「ふむ、倒れにくいのか
すまん。一二三 コマを呼んできてくれんか?
捕まる所がもう少し入りそうだ」

一二三「はーい。」てててっ


魄哉「すみませんねえ」よろろっ

家康「今回相当ヤバいねえ 部屋まで行ける?」うーん。

魄哉「が、頑張ります」げんなり








飛天「腰はなあ。 一度やると癖になるから厄介だよなあ」うんうん


蒼月「Σぎゃー! 最悪のタイミングで一番厄介なの来ちゃった!」ひいいっ



コマ『帰りますか?撃ちますか?』筆談っ

ランチャーロックオン!


飛天「Σストーップ!俺医者 医者!!」両手上げっ



石燕「あれ?呼んじゃダメだったんすか?」

千様「えーと。
患者が精神的に元気な時ならありがたいんだけどねえ」うーん。

小太郎「そもそもどうやって呼んだんだ
診療所まで結構距離あるぞ」わおんっ

石燕(与一)「矢文だ。」どろんっ


飛天「手っ取り早いけど 診察室に矢文撃ち込みはやめてくれよな
患者ビビるから」

石燕(与一)「いや、目の前で無きゃ気付かんだろお前」



魄哉(誰か 矢文よりこっちの死亡フラグ折って下さいっ)ぜーぜー

シロ「Σ冷や汗凄いぞ大丈夫か!!」




飛天「て、事で 灸と手っ取り早く針のどっちがいい?

あ、 ちゃんとコイツで練習したから大丈夫大丈夫」

粋「健康な俺でやって何の意味あるのかわかんねえけどな」

飛天「いや、場所はあってるはずだから
やってて体に過度に負担かからないならそれでOKて言う

ま、実験?」

粋「Σだから人で試すな!!」

蒼月「アンタも大人しくやられてんなよ」



飛天「まあ そういう事だ
どれにしよう?」わくわくっ

魄哉「あの飛天君 すみません。」

飛天「ん?」





魄哉「てい。」

お札貼りっ

飛天「Σあ。」


ぱたり。 ぐー


家康「Σ無駄の無い動き!」おおっ



魄哉「いっ いまの内に シロ君お願いしますっ」ふん捕まりっ

シロ「今のも大概響いたな
(だああ捕まれてる肩が潰れるっ!!)」





飛天「な、なんのこれしきっ」無理矢理覚醒っ

粋「Σうおうっ 気力凄えっ!!」ひいいっ



魄哉「だああもう!!」息吸い込みっ




お札ぺたぺたぺたぺた。


蒼月「おいちょっとジジイ?
めっさ動いてるけどちょっと」





魄哉「そこから出ようとしたら吹っ飛びますよ」ぜーぜー。

小太郎「Σ俺ら巻き添えで結界張られたーーっ!!」ぎゃいいんっ




家康「はいはい。ここに居たらどんどん動かなきゃいけなくなるからねー
シロ、コマ よろしく」

魄哉「こっ 腰から電撃がっ」よろろっ

シロ「そりゃあな。

(そして あやつらは良いのだろうか)」うーん。


石燕(与一)「む。布団を敷いていた方が良いのか?」

家康「あ。そだね
解除しとくから頼むよ」

石燕(与一)「承知した。

お前ら これ以上自体をややこしくするでないぞ!!」たたっ






小太郎「ああっ 行っちゃった」きゅーん。


千様「ねえこれ アタシ達も危ない奴?」

蒼月「どうなんだろ?
お札よく見えなかったんだよなあ
動かない方が無難じゃない?」


小太郎「飛天のオデコのは剥がして良くないか?」

粋「えー。起きてると面倒だしなあ」

飛天「んな事言うなら何が何でも起きててや「あー解った解った」べりっ


蒼月「あ。やっぱアンタはお札平気なんだね」

粋「そりゃ 普段は人間寄りだもんよ
兄貴は兄貴で何でか効かねえけど。」

飛天「あー。そりゃなあ

札の種類にも寄るけど お前の兄ちゃんは『魔』っのと違う方向だからなあ」


粋「Σうちの兄貴 方向性まで方向音痴かよ!」

飛天「あながち間違ってねえから それでいいや」うん。

千様「それならー
粋君ならここから手出してお札剥がせる?

アイツ加減出来なさそうだってし
怖くて下手に試せないけど」うーん。


粋「えー。どうなんだろ

カイコが食うくらいには なんか駄々漏れてるみたいだしなあ Σあいてっ」

ぷちっ


小太郎「あれ。カイコ 居たのか」

粋「なんで髪抜いたんだよ いってえなー」頭さすり


カイコぱたぱた



蒼月「ん? そっち行くと危ないよ」




髪の毛ポイっ





ぼんっ!



一同「・・・・。」


千様「粋君でも吹っ飛ぶみたいね。」うわあ

飛天「髪一本でアレかよ」

蒼月「って事は ジジイのお札の中でもかなり強烈な類いだね

俺じゃ解除ムリー 」ごろんっ

小太郎「Σえ!無理って!」ぎゃいいんっ

蒼月「そっちの知識あるから言ってんの。
向こうから解除して貰うの待つしか無いね

つか どんだけバカ高いの使ってんだよ 余裕無さすぎだろ」ごろーん。

小太郎「高いのか? あの札」

蒼月「今回使ったので千両箱いくつ分だろね」

千様「Σうわ 勿体無い!」



飛天「そっか、そんなに怖いのか 鍼灸。」ふむ。

一同(怖いのはお前だよ。)



粋「んー。解除無理か

てか 解除って札剥がせねえなら基本術者しか出来ないんだよな?」カイコなでなで

蒼月「うん。だからジジイが回復するのを待っ・・」



飛天「どんだけ軽く見積もっても3日はかかるだろなあ」

蒼月「おい。絶望的な医者の見立てやめろ」

飛天「腕は確かなはずなんだよ。これでも」




小太郎「よし

じゃ この騒ぎでも起きない あそこで昼寝してる白をどうにかして起こそう!

あいつなら問答無用で解除出来るんだよな!?」わんっ


粋「Σ兄貴居たの!?」

蒼月「この人の睡眠欲凄いな」うわあ。


小太郎「早く早く!
煩ささで起きないなら何か他の手を!」オロオロっ

千様「小太郎君? どうかしたの?」




小太郎「ヒント。縄張り」



蒼月「何か案出せよクソヤブ!!
元はと言えばお前が患者不安にさせるからっ!」

飛天「Σ俺はいたって真面目に普通にやってんの!!
お前らが神経細かすぎんだよ!!」


粋「ケンカすんなコラアアア!!」





白「ぐう。」すやー





飛天「えーと。えーと。ちょっと待て
騒音で起きないなら 何かこうエサで釣るとか

あ、ダメだ 近くにねえわ」がっくり。

蒼月「その救急箱に何か入ってないの?」

飛天「のど飴すら無い。
どうしたもんか」うーん。



千様「仕方無いわ
ちょっと救急箱貸して。」ずいっ

飛天「ヘ?」

粋「姉ちゃん なんかいい案あんの?」


千様「やりたいないけど仕方無い
小太郎君の膀胱を守る為よっ


白君ごめんなさーい!!」

一同「Σえ」







間。





彬羽「おい!なんだ今の音は!!」



粋「気持ちよく安眠してた兄貴が救急箱ドタマにぶん投げられて びっくりして屋根の上に逃げた音だよ」ドン引き。

彬羽「Σはあ!?」

蒼月「千ちゃん。」うわあ

千様「くっ 基本が動物なの忘れてたわっ」


飛天「つーか頭はやめよ頭は 目が覚めなくなっちゃうからなー


て、事で閉じ込められてるわ 小太郎の膀胱がヤバいわなんだよ
どうにかなんねえかな。」

彬羽「冷静にしびんを出すな」

蒼月「つか、なんでそんなもん持って来てんの?」

飛天「近所のじじばばの往診の癖でつい」

粋「こっち投げらんなかっただけマシかもな。兄貴」うわあ。




彬羽「ふむ。この手のは解らんが この札を剥がせばいいんだな?」

蒼月「やめときなよ。お前でも無傷じゃすまないよー
普通に腕とか無くなるよ」


彬羽「そりゃ直に触ればだろ?」

小太郎「へ?」ぷるぷるっ




刀ちゃきっ

スパパッ


一同「Σおおおっ!!」


彬羽「道具を使え道具を。」


小太郎「よしゃ! トイレー!!!」だだだっ


千様「小太郎君 良かったわねー」ほっ



粋「あー疲れた」げんなり。

蒼月「ホントきっつー」ぐたっ



彬羽「で、何がどうなってこんな事になった?」

飛天「えーと。
鍼灸が思ったより一般に浸透して無かった 的な?」うーん。


彬羽「・・・。」



蒼月「察したね」

粋「察したな」うん。





天井ぱかっ



挿音「つーかよ。

千、お前の能力無効化っての ここが使う所じゃねえの?」

千様「Σ言われてみれば!

やだ 特技が地味過ぎて存在忘れてたっ」

挿音「いや 使い道極めりゃ最強だろそれ」




蒼月「あー。天井って手もあったね
パニックになると思い付かないもんだね。」だるーん。

粋「つか居たのかよ」


挿音「そろそろ助けるかと思ったら彬羽が来たんだよ
お前らもうちょい頭使えや」



蒼月「Σあ、頭と言えば」

粋「Σあ」










一二三「Σうわああ!!頭どしたんだべかっ!?」ひいいっ


白「解らない。」血ぃだくだくぼとぼとっ







夏の疲れ
準備運動でほぐす ぎっくり

ツボ?おふだ


針は武器に
天井から

ここから





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