小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

4月18日

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千様「あらコマちゃん
お茶持ってくの?」


コマ「カタカタ」こくこく。


シロ「そうか。そこの動物に茶菓子取られないようにな」

白「バレた。」ちっ

コマ「カタタッ」どら焼き。



小太郎「なんでもいいからやっとけば大人しいもんな」ああうん。

粋「兄貴の扱い上手いな」










【離れ 書庫】



魄哉「蒼月君 こっち偽造お願いします!」

蒼月「あーはいはい
サイン真似ればいいんだよね?」

魄哉「署名さえすれば大丈夫です
こっち全部お願いしますっ!」必死


蒼月(Σコレ全部かよ!)びくっ



彬羽「これくらいでビビんな
手伝うからには腱鞘炎になる覚悟でやれ」資料速読っ

蒼月「そんな覚悟で手伝いやるのお前くらいだよ

あー。筆跡コピーとかマスターしなきゃ良かった」書き書きっ





コマ「カタタッ」



魄哉「あ。コマ お茶ありがとうございます
そこ置いてて下さい」


コマ「カタカタ」こくこく。



蒼月「バタバタしてんなー

つーかさ やっといて何だけど
三者が適当に書類整理してて仕事の意味あるわけ?」



彬羽「だからさっきから俺が全部目を通してんだろ」

魄哉「内容フル暗記して貰ってますんで 後でまとめて聞きます。」きっぱり


蒼月「アンタらもう怖いよ」



魄哉「業務が多すぎて体がおっつかないんです

ちゃんと二人にバイト代出しますからっ」書き書きメモメモ そろばんパチパチ

彬羽「手前も手を休めるな」速読中。


蒼月「ちゃんと書きながらやってるよ

てかお前 その脳ミソでなんでバイトなんてやってんだよ」




魄哉「理由はあれこれありますが
彬羽君はぶっちゃけ公務員向きじゃありません」

蒼月「あー。プレッシャーに弱そうだよね」納得。


彬羽「今ここで俺がデマまとめたらどうする気だ手前ら。」



魄哉「Σすみませんでした!」ひいいっ!

蒼月「Σおまっ 仕事を人質にすんなよっ!真面目な癖に!!」


魄哉「第一内容が内容なんで 不審な素振り見せたりふざけら毒針飛んでくるので危険です!!」

彬羽「Σちょっと待て! 何を待機させてんだ!?」

魄哉「絶対やらないからいいじゃないですか!!」


蒼月「え?いんの? マジで?」きょろきょろびくびく







コマ「カタタッ」いそいそカタカタ




ーーーーーーーーーー



【居間】






白「何だかんだでぎゃーぎゃー言いながらやってるから 大丈夫そうだって言ってるぞ」

コマ「カタタッ」

挿音「おー そかそか。やっぱ人数多い方が気分転換にならあな。」キセルすぱー




千様「あら?アンタさぼってていいの?
天海サマの影で護衛でしょ?」

挿音「休憩中。
一日中護衛とか肩凝るだろ

つーか 何かあっても俺がどうにか出来るレベルのもんを あの親父が対処出来ねえワケねえだろ」


シロ「確かにそうだが
それはお前がおる意味が無いのでは?」





挿音「ぶっちゃけ 徳川の忍の主な仕事は高速の伝書鳩だ」きっぱり

家康「戦える伝書鳩とか便利でしょ?」へらっ

シロ「Σ単純に恐ろしいわ!!」



家康「何かあったの伝達するにもねー
ほら天海 錯乱すると『トリ』だし」

シロ「成る程。 混乱してる時にあんな馬鹿でかい派手な鳥がバッサバッサしておったら偉い事になるな」ふむ


挿音「おうよ。 俺ら忍の重要度が解ったか」





白「でもお前 昨日返り血でドロッドロになってたよな」


挿音「伝書鳩だってケンカくらいすんだよ」キセルふー。

千様「アンタは鳩ってか闘鶏よね。」







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