小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

2月11日

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家康「ぶはっくしょん!!」


蒼月「Σうわ!口元抑えろよ きったないなあ!」

家康「あーごめんごめん
いきなりムズッと来たもんで ・・ふあっ」





朱禅「お客さーん 他のお客さんのメシが不味くなんでしょー?」

家康「すんません、くしゃみ引っ込みました。」たんこぶ



蒼月「バカ殿はどんだけシバいてもいいけどさ
そうやって客に容赦ないからこの店経営ヤバイんじゃないの?」

朱禅「あのな。今モンスタークレーマーどんだけ居ると思ってんだよ
客に媚びてたらキリがねえっつの」すたすた。


家康「店員の面子からして媚びれないよね」うんうん



庵「てか今日も寒いのに外出て大丈夫?」

蒼月「若干ヤバイね。
火鉢の火もちょい強くなんない?」


朱禅「お前どんだけ外出たいんだよ」

蒼月「Σ蛇の癖に冬眠しないお前にゃ解んないよ!!」



家康「こらこら。他のお客の目があるよ」

蒼月「Σあ」



ひな「いえ。大丈夫です」



がららっ



白「あれ?蒼月も来てるのか珍しい」


ひな「万倍目立つ方のお越しです。」


蒼月「Σあんたのが珍しいよ!!なにその格好!!」ひいいっ

白「あ。まあ着替えるの忘れてた」派手派手っ



家康「舞台衣裳でウロウロはやめよ
てかなんで気がつかないの」

白「さあ?」はて。

蒼月「ん?あれ金魚のフンの弟さんは」

白「あ。それも忘れて来たかも。」


朱禅「今日一段とボケてねえ?」

庵「春のきざし?」うーん。



家康「春の・・ Σはっ!!」

蒼月「ん?どしたの」



家康「そうか!やったら鼻ムズムズするの 花粉だ!!
私花粉症なんだよ!」おおっ

蒼月「いやその情報別に要らないんだけど」



朱禅「え。花粉症ってデリケートなのがなるイメージなんだけどな」

ひな「脇腹に槍ぶっ刺されても気力で暴れてたような人がかかるイメージはないですねえ」うんうん

家康「あの。その話明らかに天海だよね?
あいつ何その話べらべら喋ってるの?」



庵「酔っ払うとそれいいのって事まで喋り出すからビビるビビる」 あっはっは

家康「Σひゃっほう酒グセ更に悪化してる!!」ひいいっ


蒼月「ジジイは禁酒させた方がいいね」

白「基本飲まないから たまーに飲むとめちゃめちゃ弱いよな」うんうん





がらっ




粋「Σよっしゃ兄貴居た!!
なんで置いてくんだよ ほれ着替え!」どさっ


蒼月「お。大きい忘れ物来た来た。」

粋「へ?俺?」



魄哉「白君この次期ボーッとしてますからねえ

やっぱ忘れて行ってましたか」

家康「あれ?御一緒?」

魄哉「芝居小屋前で右往左往してたので保護して来ました。」



庵「毎年こんなの?」うわあ。


白「俺も花粉症かもな。」うん

朱禅「花粉症が何か解ってないだろお前。」




家康「でも調度良かった
天海 ちょっと話が」手招きちょいちょい

魄哉「はい?てか地元でその呼び方止めてください」



家康「実はねー いおりん達から聞いたんだけど お前酒が入ると




ぶえっくしっ!!! 」




朱禅「Σうぎゃああ!顔面ノーガードっ!!」ひいいっ












家康「・・・・・・・・あの。すんませ




「くたばれ。」















蒼月「前言撤回。
この店がら空きなの うちのジジイやらなんやらのせいだねこれ」

朱禅「もはや腕に自信ある武芸者しか来ねえよ」けっ

庵「ほぼほぼ度胸試し?」

ひな「うち普通の食べ物屋なんですがねえ」ため息





白「挿音が言ってた。
こう机を立てると バリケードになるぞ。」がたごと

粋「いやー これ外出た方が良くね?」うーん。




蒼月「つか馬鹿殿 あんだけボコられてなんで生きてるの?
ホント人間?」こそこそっ


ひな「さすがは土手っ腹に槍の人」うんうん。





朱禅「あいつよりうちの店のが持たねえよ」








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