小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

1月18日

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彬羽「眠い」むすっ



家康「いつも以上に眉間のシワが」うわあ。


シロ「どうした寝不足か?らしくないな」




彬羽「どこぞの阿呆に妖怪共の集まりに引きずり出されて寝不足だ」


白「仕方無いだろ あれだけ居たら名前と顔覚えきれないし」


彬羽「Σいい加減自分で覚える努力をしろ!!」

白「努力はした。無理だった
お前記憶力いいんだからケチケチするな」しれっ



シロ「毎度とばっちりだな」

家康「これくらい横柄でなきゃ大将勤まらないんだろうねえ」





シロ「・・・。」

家康「へ? 何?」

千様「殿、自分も大将な事忘れてない?」




蒼月「そっちは副官が実質仕切ってるからじゃないの?」

家康「あはは確かに。 天海のが偉そΣぐはっ」



魄哉「誰が横柄ですか。」


千様「主足蹴にする時点で大概偉そうよ」きっぱり




彬羽「五月蠅い。 俺は部屋で少し休む」すたすた

蒼月「キゲン悪いなー」



白「あいつ日が暮れたら眠くなる体質だし仕方ない
カラスだし」

粋「あのー 兄上、それ知ってて夜中にサポートさせるのはどうかと
白「じゃお前全員暗記できるのか?」

粋「Σう!」



家康「人より個性キツそうだし 覚えやすそうなんだけどねえ」うーん。

魄哉「白君暗記の類ダメなんですよね

平仮名読めるようになったのが奇跡です」

白「読めるだけじゃなくて書けるぞ?」

魄哉「Σそ そうですねっ」



一同(誰一人解読出来ない文字だけどな。)





千様「で、気になってたんだけど

ひょっとしてその集まり 石燕さん連れていった?」

白「ん? バレたか。」

家康「Σへ!?ダメでしょ!人ってバレたら食われかねないんじゃ!?」




粋「正確には石燕じゃなく与一な
さっすが室町武将。胆が座っててビビったビビった」


シロ「成る程。中身石燕であるよりは数段安全か」ふむ


魄哉「体が人間でも 中身が死人ならそちら的には問題無いんですか?」

白「あるぞ。
普通に人間も牛や鶏と代わらない認識の居るし

大丈夫なのは肉がない幽霊くらいかな。食べるとこ無いし。」

家康「Σやっぱダメでしょ!」ひいいっ






粋「そこは初っ端から でかいのが針ネズミみたいにされたんで問題無いっちゃ無かった。」

白「お前らも食べれるって言われても わざわざライオンとケンカしないだろ?」

家康「Σ納得しました!」ひいいっ




魄哉「中身与一さんなら 距離さえ取れれば無敵ですからねえ
前から行きたいとは言ってましたし」ふむ。

白「狙いつけて撃たなきゃいけないのに めちゃめちゃ速いよな」うんうん。

千様「あの、その針ネズミになった人?は大丈夫なの?」

白「ケンカになったら勝ったのが正しい世界だし。」お茶ずずー

家康「人の体で無茶するなあ 与一ちゃん」うわあ。






魄哉「で、その石燕さんの姿が見えないんですが」


粋「筋肉痛。」きっぱり


シロ「だろうな。」うむ。






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【石燕の部屋】


石燕「ふふふふふふ。ケガの功名っすよ
実物を間近であんなに見 Σあだだあっ」


一二三「なあ。それ無理しすぎてスジ違えてるんでねえだか?」

石燕「うう。日頃の不摂生のツケが」ぐたり

挿音「お前も毎度毎度 乗っ取られる度に面倒だな

なんなら一週間くらい徳川忍軍のシゴキ混ざるか?」

石燕「Σ自力で筋トレするんでお構い無く!!」ひいいっ






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