小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

10月8日

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家康「お。太鼓の音」

千様「あらあ。秋祭なのねー」




シロ「ん?少し前にもやってなかったか?」

魄哉「イベントは多い方がお金が回りますからねえ」ボソッ



家康「経済の活性化の為に稲穂収穫前と後の二回やってるらしいよ」

シロ「Σ祭事がそんなのでいいのか!?」


魄哉「神様だって奉られるのは嫌じゃないんじゃないですか?」

シロ「い、いやしかし」うーん




千様「そもそもアンタ 神も仏も信じてないわよね
仮にも肩書き大増上なのに。」

魄哉「そりゃ産まれからして人工物ですし。
下手に信じてたら生まれた事が罰当たりになっちゃうじゃないですか」※ホムンクルス



シロ(Σ何も言えん!)

家康「これで世の中うまく動くならいいんだよ。」ふっ




粋「祭かあ」うずうず

白「風邪引きは寝てろ」きっぱり

粋「Σこっこんなの一日寝たから大分治ったしっ」



魄哉「8度3分といったところですかね。」おでこ触りっ

粋「Σそれで計れんの!?」

魄哉「なぜか着いてる謎機能の一つです
お風呂のお湯も40度ピッタリに出来るので便利ですよ」

蒼月「ひょっとして ジジイの造り主って家政婦でも作りたかったの?」



一同「・・・・」








魄哉「否定できない。」ずーん。


家康「そう考えたら家事全般万能なの納得だよね」



蒼月「Σあれっ 冗談だったのに!?」


魄哉「千年目の事実ですか」ふっ

千様「落ち着きなさい 当時を知ってるアタシから見たら 欲しかったのは色々器用な秘書よ」



家康「あ、それなら問題なくない?
ほら流行りの執事だね」へらへら

魄哉「Σそれはそれで何となく嫌なんですが!!」






粋「そんな事より

やっぱ行っちゃダメかな?」おそるおそる

魄哉(Σそんな事!?)ガーン



千様「ダメよー また寝込みたいの?」

家康「そんなんで人混みに行ったら他の人らにうつしちゃうでしょ?
そこは常識としてダメダメ」

蒼月「んな薄着でそこらで爆睡してるから風邪ひくんだよ
秋だよ?秋。」

粋「Σそりゃお前は布団かぶってるもんな!」

蒼月「蛇は冷えたら死んじゃうもん
アンタの万倍真剣なんだよ」けっ

粋「Σう」





家康「ほら ちゃんと釘指しておかないとこの子出掛けちゃうよ?保護者様」






魄哉「なんかこう 諸行無常感といいますか
この世って皮肉ですよね」ふっ

白「産まれたらこっちのもんだ。気にするな」きっぱり



家康「ごめん。結構真面目に悩み相談してたんだね」




千様「だいたい38度って体辛くないの?
遊ぶとか以前の問題だと思うんだけど」

粋「いやそれが ちょっとフラつくかなー?くらい」

蒼月「あー 微熱が一番キッツイて奴?全く解んないけどさ」




白「どうでもいいや。

俺は祭行ってくる」すたすた

家康「Σこらこらこら!行けない子の前でわざわざ宣言しないの!!」

蒼月「Σこういう時くらい 苛めっ子兄貴やめたげてよ!!」




白「・・・・綿菓子か?」

粋「いや 別に屋台の食いもん食べたいって意味で無く



たこ焼きで。」



千様「こういう所兄弟よね。」





蒼月「そういう事なら
りんご飴もおまけにつくに100円。」

家康「んじゃー カタ抜きで無駄に凄いもの取ってくるに100えーん。」

魄哉「案外射的の方かもしれませんよ?
ああいうのは適当にやった方が当たりますし」





粋「Σだああやめろっ 行きたくなるっ!!」

千様「なら早く治しましょうねー」







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