小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

8月21日

f:id:t00c:20190821152957p:plain





一二三「家康さん お暇だか?」ひょこっ

家康「はいはーい 常に暇だよ
何かな?」



一二三「ご本読んで欲しいだ。まだ全部読めねえだよ」

家康「あーはいはい。いいよ
何の本かな?」



一二三「『あなたの知らない動物のびっくり生体』だ。」

家康「彬羽パパの趣味だね かんっぜんに。」



魄哉「おや。珍しい 子守りですか?

ってなんでそんなに離れて読んでるんですか
普通お膝に乗っけてじゃないです?」

家康「何となく変質者ぽいから 可能な限り近付くなと保護者殿に言われてます」ふっ

魄哉(Σ否定しきれない!!)

家康「いや。否定しよ?」





一二三「んでんで。続きは?」

家康「あっはっは容赦ない

えーと


『鳥さんは 危険が迫ると羽の中に雛を匿います。』」


一二三「・・・」
家康「・・成る程だよねー。」


魄哉「ガン見ですか。
てか僕そんな過保護ですか?」

蒼月「Σ自覚ないの!?」ひいいっ


家康「あ。調度いい所に
えーと。

『蛇さんは基本 子供は生れた時から自力で生きます』」



一二三「えっと。」

家康「なんかごめん。」


蒼月「いや別に気にしてないけど。そういう生き物だし」



魄哉「なんで僕らを例に出そうとするんですか」


蒼月「あ、犬さんはどうなの?」ちらっ

小太郎「俺狼な。」


家康「んーとね。あんまり珍しい事は書いてないなあ
父犬にも役目があって、群れのルールを教えるとか何とか」


小太郎「ごめん。記憶ない」

家康「ほんっとにごめん。」



一二三「ご本他のにするだか」

魄哉「気を使わせてすみません」

蒼月「バカ殿より幼児の方がデリカシーあるよね。」






千様「話題変わる前に質問
タツノオトシゴはどうなのかしら?」


家康「えーと。雄が子供飲み込んで 腹の中で子育てするらしいよ」

蒼月「Σげ!マジ!? あの兄弟そんな育ち方してたの!?」


粋「Σそれ海の中の方だろ!!」



小太郎「おかえりー。
三人一緒か。」

粋「おうよ。 危うくとんでもない生立ちにされる所だった あぶねーあぶねー」



白「海の中?」

彬羽「そういう魚も居るって事だ」

白「魚?タツの??」

. ※タツノオトシゴは魚類です






石燕「確か漢方の材料になるんで、飛天さん辺りなら干物を見せてくれんじゃないですかね?」にこにこ

白「干物?ミイラじゃないのか??」


粋「Σこらそこ! ますます混乱させんな!!」










>サイトトップに戻る