小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

7月22日

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シロ「おい。道場の方使用中の札がかかっておったのだが」

家康「あー。あれね 厠じゃないのにねえ」

シロ「いや、そうでなく
雨で外が使えんと思ったのだが 誰が何をしておつのだ?」







家康「ちょっとストレス溜まった黄龍様がサンドバック殴ってるんだよ」




粋『ぎゃああ兄貴ちょい待っ Σあああああああ"っ!!!?』

ゴシャアアアアアアッ!!




シロ「Σサンドバック悲鳴あげとるぞ!?」






小太郎「粋には悪いけど キゲン悪い時の白めちゃめちゃ怖いからなあ
誰もとめられないんだよ」

シロ「だ、だからと言ってこんな八つ当りは」



千様「あら これいわゆる組手よ?」

シロ「この組み合わせではただの苛めだ。」きっぱり





ばきゃっ

粋「あ。壁抜けた」ぼろっ


蒼月「よく生きてるよねほんと」

粋「だよなー。こんだけ吹っ飛ばされるのってそうそうな Σぎゃあああ、足捕まれ 助け」ずるっ



一同(Σひっぱり込まれた!!)

小太郎「怖い怖い怖い怖い怖い怖い」がたぶるっ





家康「魄哉も留守だし
粋にはどうにかして生き抜いて貰うしかないかなあ」

シロ「その前に何があったのだ」

蒼月「芝居小屋でかなりちゃちゃ入れられて しかもお偉いさんだったから周りにとめられて
どつき回せ無かったらしいよ」

千様「邪魔されるのが嫌いな白君には一番のストレスよねえ」

家康「だねえ。
ただ殿もムカついたので名前は控えといたよ

庶民の楽しみ邪魔する馬鹿は天海に処分任せとこう」

蒼月「あ、そのバカ人生終了だね 」






シロ「その前に粋の人生が終了しそうなのだが」


千様「それがね。粋君、地獄を承知で白君の御相手申し出てくれたのよ
お兄ちゃん思いのいい子だわほんと」ほろり。

小太郎「単純に ガチギレオーラで泣きそうになってただけなんだけどな」

蒼月「どっちにしても地獄だよ」うんうん








彬羽「ん?何だ手前ら 集まって」

小太郎「Σおおお!彬羽っおかえりっ」

家康「よっしゃ!これでいけるっ」

彬羽「は?」







千様「蒼月君っ!」

蒼月「はいよっ」

がららっ


家康「はい。よろしく」がしっ




彬羽「は?」






家康「生贄チェンジ!!」蹴りっ


彬羽「Σだっ!?
こら手前何しやがるっ!!」



千様「はい。粋君こちらっ」

粋「た、助かった」よれれっ




彬羽「いったい何が・・Σ!?」

背筋ぞわっ













家康「あいつなら大丈夫。耐久化け物だし。」うんうん

蒼月「だねー。さすがにちょっと気の毒だけどね」


シロ「お前らは鬼か」ドン引きっ



粋「言っとくけど
兄貴が発散できなくて 人間ムカつくってちょっとでも漏らしたら即座に 妖怪VS人 の構図になるかんな

どうにかして内々で苛々発散させとかねえとこの国終わるぞ」

シロ「Σ妖怪共血気盛ん過ぎるだろ!!」






一二三「あれえ? 彬羽さんはまだだべか?
さっき声が」きょろっ

鏡子「彬羽さんにしか出来ない大事な大事なお仕事してるんですよ」

一二三「?
なら仕方ねえだなあ」










江戸城


挿音「親父 顔青いぞ?」

魄哉「きょきょ 今日は早めに帰らないとっ 」冷や汗ダラダラ



伝書烏「かー。」





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