小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

7月23日

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蒼月「へー。梅雨明け間近だってさ。」瓦版がさっ



小太郎「おっ やっと散歩が出来る」尻尾ふりふりっ

シロ「お前は雨でも気にせんだろか」

小太郎「家の中ドロだらけになるって怒られるんだよ」きゅーん


蒼月・シロ(かんっぜんに座敷犬だ。)






白「梅雨明けたら 真夏になるんだよな?」

蒼月「そうだよ。 今年も台風は来るかも知れないけどね」




白「やっとこの部屋干し地獄が終わるのか」 しみじみ

蒼月「この家人数多いからねー」


粋「カラスとか一日何回も引っ掛かって落として暑さでキレてるもんな

やっと狭苦しいのから解放だー」ごろんっ



シロ(Σ全くひっかからんのだが!?)ガーン

白(俺はたまに引っ掛かるからセーフだな)うん。


蒼月「なに考えてるかだいたい見当つくね」





魄哉「梅雨明け ですか。」


蒼月「あ、おはよう
徹夜明けクマ凄いよ 」

小太郎「もちょい寝てた方がいいぞー」






魄哉「本格的な夏が来る前にあれやこれや片付けないと!!」はっ

蒼月「人の話聞けよクソジジイ。」



粋「夏の準備?」

魄哉「畳干しとか主に虫関係ですかね
梅雨で湿度で偉いことになってるはずなので」

シロ「季節関係なく定期的にしておらんか?」




魄哉「自宅は城ですから」きりっ

シロ「実質江戸城のトップが言っても何かショボいぞ」




魄哉「さて、では畳外しますのでどいてくださいねー」

粋「Σ今から?!」

魄哉「こういうのは思い付いた時にやるも Σだっ」





千様「梅雨明けはまだよ。そして寝巻きでウロウロしない
まだ寝ぼけてるでしょ てか、疲れてるなら寝なさい」

魄哉「お盆でどつきましたね」ずきずき。




千様「穏やかな昼下がりにバタバタしないの
せっかくお茶入れてきたのに畳取らないでよ」ぷんすか

蒼月「あ、そっちが本音なんだね」



魄哉「じゃあ。事前にこの日と決めてやるなら手伝いくらいしてくれるんですか?」

千様「おとなしく御出掛けしててあげるから感謝しなさい」


白「負けたな。」

魄哉「知ってましたからいいです」ふんっ




粋「しっかし梅雨明けかあ
今年もヤバそうだな」

小太郎「ん?
あー あれな」






彬羽「夏なんぞ無くなれ」ぐったり

一二三「彬羽さん本当に暑さ弱いだなあ」よしよし



挿音「おーい。でっけえスイカとれたぞ

冷やして食えや」


家康「わーい。
暑い中畑仕事お疲れ様さーん。」


挿音「ほれ夏バテには夏野菜

甘いのダメならキュウリでもかじってろ」

彬羽「Σ俺はカッパか!!」


一二三「あ。おらキュウリ好きだ おくれだよ」


家康「おや。変わった子だね」






魄哉「そう言えば 山童はカッパの亜種だと言う説が」

粋「あー。 そりゃキュウリ好きだよな」



白「て、事は泳ぎも得意か?」

一二三「んだ。潜水得意だよ」ぼぉりぼり






蒼月「お宅の娘さん カッパだったんだね。」

彬羽「・・別に何でも良いがな。」気不味い





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