小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

2月8日

f:id:t00c:20200208100816j:plain






千様「へー。 白君と彬羽君が雛人形選びねえ

見たかったわー」にこにこ


家康「あの二人 一二三ちゃん絡みだと見事にタッグ組むよねー。
幼児ながらに魔性の女か」みかん剥き剥き

蒼月「寄りによってあの二人手玉とか将来が怖いねー」うんうん



魄哉「なんでそう爛れた言い方しか出来ないんですか。」

家康・蒼月「あの二人やったらそっち方面固いんだもん」きっぱり


家康「いっそ幼児にしか興味ないのなら納得が行く。」きりっ

魄哉「納得行かないで下さい
そして殿 ゆっくり後ろを振り向いて下さい」

家康「Σえ。うっそ! ちょ嫌だ振り向きたくないいい」ひいいっ






ごきっ





彬羽「で?今なんて言った?」


千様「Σちょっと殿の首が変な方向に!!」

彬羽「話せば元通り嵌めてやるぞ」

家康「Σえ。ちょ 何こわあっ!!戻らない戻らないっ」じたばたっ





挿音「おー さっすがマスター早えわ
料理人だけあって器用だな」キセルふー。

千様「Σ教えたのアンタ!?」ひいいっ

挿音「関節狙うのは忍の仕事だろ?」

家康「Σヤバイ人にヤバイ事教えないで!そして戻して!!」じたばたっ



魄哉「さすがにこれは問題ないですか?
彬羽君力加減下手なんで 少し間違ったら殿の頭部がグチャッと

家康「悪ふざけして大変申し訳ありませんでした。」

彬羽「よし。」



挿音「ほいよっ」

ごきっ

家康「Σあだあっ!!」

魄哉「大丈夫です。はまりました」

千様「殿 ほんっと頑丈ねえ」

家康「頑丈でもめちゃめちゃ痛いです」涙目っ



千様「変な事ばっか言うからよー 口は災いの元よ
蒼月君も・・

あら?蒼月君は?」きょろ


魄哉「殿の頭部がぐるっとまわった辺りで逃げましたね」お茶ずずー

挿音「逃げ足はええな。」







ーーーーーーーーー





蒼月「あーもマジで怖い 何なのあいつ何新技覚えてんの
ほんっとやだやだ バカ殿が生け贄になって良かった畜生」ぶつくさっ


白「お前よく俺にそれ愚痴れるな」むう

蒼月「バカラスと違って『これくらい』で怒らないでしょ?」



粋(こいつちょいちょい小細工使うよなあ
さっすが蛇。)うーん。

白「普通にめいよきそんだぞ。」きっぱり

シロ「残念だな。こやつにはその手のは効かん」ふっ

蒼月「Σうおう!細かい事考えない人だった!!」



白「次変な事言ったら弱火でじわじわ炙るからな」


粋「兄貴は物考えねえけど 相手が一番嫌がりそうな仕返しはポンポン思い付くからな。
気つけろよ お前」

蒼月「体験談?」
粋「Σうっさい!!」




白「全く そっちの趣味はバカラスだけだろ


Σあ。」



ごきっ




シロ「お前も口に気を付けろ」


粋「Σ兄貴いいいい!!」ひいいっ





挿音「やべえ 彬羽意外と忍の才能あるかもしんねーわ」わくわくっ

シロ「Σお前は何を教えとんのだ!!」

挿音「久々の休みでやる事ねえんだよ」


白「暇潰しに忍育成するな。」こきっ

彬羽「Σ自分で嵌めただと!!」びくっ

粋「Σこれはこれでこっええええ!!」ひいいっ





千様「こら彬羽君 気軽に人の首捻らないの!
万が一手元狂ったらどうするの」

蒼月「それ叱る時点でなんか狂ってない?」


挿音「は?こんなん練習しねえとここぞというとき使えねえだろ

千様「アンタさては徳川忍軍に引きずり込もうとしてるでしょ」




挿音「・・ふー。」キセルふかしっ


粋「Σ『ふー。』じゃねえだろ!!」

彬羽「Σ待て!本当にそのつもりだったのか!?」


千様「覚えといた方がいいわよー
こいつ見返り無しに自分の技教えないわよ」

小太郎「さすがは昔馴染み。」おおっ



白「忍軍も人手不足か?」

挿音「いんや、人はいんだけど纏まりがねえんだよ。
腕っ節と抑制の効く纏め役が欲しいんだよなあ」


蒼月「バカラス何気に変な所からスカウト凄いよね」

シロ「既にこの国の魑魅魍魎の大将の補佐兼徳川の実質トップの右腕だがな」うむ。

彬羽「おい。本業の割烹忘れるな」

小太郎「お前にとっちゃバイトが本業で同列なんだな。」ああうん






シロ「まあともかくだ。

子は国の宝と言うだろう
それを慈しむのを茶化すで無いわ。嘆かわしいっ」

一同(Σ子供に言われたっ!!)


シロ「俺は元服近いわっ!!」むかっ

白「誰も何も言ってないぞ」しれっ

シロ「思いっきり顔に書いておるわ!!」





一二三「なんだべ?ケンカだべか?」てててっ


千様「あら。噂をすれば
大丈夫よー 一二三ちゃん皆に愛されてるわねーって話をしてただけよ」にこにこ

一二三「?」



シロ「よし。 今は少しややこしいから向こうで遊ぶとしよう」

一二三「おまままご「ままごと以外で頼む。」すたすた



小太郎「シロも手慣れてきたなあ」

家康「あはは。なんか微笑ましいよねえ」







石燕「おや。あのお二人並ぶと可愛いカップルみたいっすねー
サイズ感が特に。

あ。シロさんには内緒でお願いするっすねー 」すたすた





彬羽・白「Σ!!!」



千様「はいそこ。 殺気立たないの」

小太郎「深い意味はともかく 溺愛されてるのは間違いないよなあ」うんうん








>サイトトップに戻る