小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

7月21日

f:id:t00c:20190721150833p:plain






小太郎「毎日毎日ジトジトじめじめ
蒼月脱皮しそうじゃないか?」

蒼月「んなポンポン脱皮しないよ
お前蛇を玉葱か何かだと思ってない?」




魄哉「玉葱よりは 筍じゃないですか?」

蒼月「Σどっちにしにても嫌だし!つか何で野菜括り!?


ん? なんか声高いような」




魄哉「お久し振りの子供バージョンですから。」ちょこん

蒼月「Σいきなりどしたの!?」










白「懐かしいな
始め会った時もこんなんだった。」うんうん

魄哉「いやー。あの頃はこっちの姿で通ってましたからねえ」


粋「ん? 兄貴と会った時って とっくに徳川の軍師だろ?
子供ってのは不味いんじゃ」


家康「そもそも私が子供の時から姿変わってないし

若返るくらい徳川古参組にはへーきへーき」


彬羽「つまりは適当なんだな」





彬羽「で、なんでまた急に子供化?
化けれるのは知ってるけどさ


何?アンチエイジング?」

魄哉「シバき倒しますよ」




家康「実はねー
今朝の話なんだけどねえ」


粋「ん?何かあったのか?」




家康「町内会の人の話聞かないので有名なおばちゃんが見合い話持ってくるって言うもんだから

苦肉の策でこんな感じに」


魄哉「子供相手なら縁談なんぞ進められませんから。」ふっ


蒼月「アンタ 徳川の軍師なんだよね? なにそのザル作戦」




千様「どうせ 相手の人も無理矢理話持ってかれたんでしょうしーとか
波風をたてないようにーとか そんな所でしょ」


魄哉「あ。バレました?」


千様「当たり前よ どんだけ長い付き合いだと思ってるのよ」


シロ「しかし それだと
逃げている方が相手に余程失礼ではないか?」


魄哉「・・・」


蒼月「あー。確かに」





魄哉「断る。という行為が嫌なんです」 目そらしっ

家康「どんだけトシ食ってもこの手の話ほんとダメだよね」





粋「つーか。 そのおばちゃんが来たとして

当事者不在でそっくりの子供が居たら誤解されんじゃね?
どう誤魔化すんだよ」





魄哉「そこは『パパに何か誤用ですか?』とぶりっ子します。」きっぱり

蒼月「ああ、それはオッケーなんだ」引。



白「相変わらずよく価値観が解らない」うーん。

家康「うん。長年の相棒してても私もよく解らない」




彬羽「ふむ。 それで問題が無いなら 他にも誤魔化し用はあるだろ」

粋「お。 何か思い付いたか!」



彬羽「正直 あんまり薦められねえが、端から見たら自然と言えば自然か」うーん


千様「え?なになに?」わくわくっ



彬羽「・・・」

千様「?」




一同( 察した。)






家康「まあ、自然っちゃ自然だけどさ
そもそも 千ちゃんここに住み着いてるのが不自然なんだし」


千様「Σ偽装結婚はいやああああ!!」

魄哉「すみません!無しで!!」









千様「無しとは何よ。無しとは」

魄哉「Σじゃあどう言えばいいんですかっ!?」たんこぶっ




小太郎「子供の姿でも容赦ないな」

千様「中身クソジジイなの解ってるからそりゃあね」ふんっ





挿音「帰ったぞー て 何だなにしてんだ

お?親父 ちっせえの珍しいな

いったいどうし


彬羽「何でもない。」

挿音「お、おう。そうか」





白「お前も挿音は怖いんだな」

粋「気持ちは解る」うんうん。


家康(この辺の人間関係ややこしいなあ)



挿音「しっかしなついな おい。
昔はこのちっさいのを親父って呼んでたんだよな」

魄哉「あの。頭撫でないで下さい たんこぶ痛いです」

挿音「?」




白「なあ。思うんだけど」


魄哉「はい?」





白「普通に天海の服着て
『坊主だから嫁はムリ』って言えばいいんじゃないか?」

魄哉「Σはっ!!」




蒼月「バカでしょ」

魄哉「そうかその手がっ!」ぐぐっ


家康「ちょいちょい抜けてるよね ほんと」

シロ「ちょいちょいか?」



挿音「マジで何があったんだ」

千様「いいから返り血どうにかしなさいよ
アンタこそ何やって来たのよ」



魄哉「よし!白君ありがとうございますっ
その手で行きましょう

ん?」ぐいっ






一二三「おままごと。」キラキラっ

魄哉「Σ!!」







蒼月「そのサイズになったからにゃ御相手しなきゃ

よっ 可愛いお嬢様の御誘い良かったねー」にやにや



魄哉「お おままごとですか」冷や汗ダラダラ

一二三「んだ! さあ 遊ぶべっ」




千様「モテて良かったわねー」

魄哉「Σなんで怒ってるんですか!?」





彬羽「言っとくが 一二三はやらんぞ」

家康「なぜ私に言うの。」









>サイトトップに戻る