小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

10月31日

f:id:t00c:20191031115024j:plain





一二三「じゃーん。 トリックオアトリートだっ!」がおっ

千様「あら可愛い 小さいバンパイアねー
はい。御菓子どうぞ」


一二三「わーい 焼き菓子ゲットだー!」きゃっきゃっ





家康「あのー 服作ったの?買ったの?」

彬羽「五月蠅い。」




蒼月「ハロウィン当日かあ

いいなあ 俺も参加出したかったなあ」

小太郎「いやあれ 子供がやるから可愛いんだぞ?」



蒼月「いや、夜の部で。」真顔

小太郎「もうお前冬眠しちゃえよ。」きっぱり


蒼月「ちょっとジジイー!犬が反抗的なんだけど!!
ちゃんと躾してよ!!」

家康「残念。保護者様は本日もお仕事です」

千様「月末だものねえ」

蒼月「Σいきなり世知辛い!!」



家康「何か色々勘違いしてるらしく
縁側にジャックオーランタン並べて行ったからそれでも眺めてなよ」

カボチャずらりっ

蒼月「Σ嫌だよ!怖いって!!目があったら魂抜かれるだろこんなの!!」



白「それお前の特技だろ」

蒼月「Σあ。」




一二三「蒼月さんはカボチャなんだべか?」

彬羽「そのようだな。
今度からそう呼んでやれ」

蒼月「こらそこ! 子供に変な事教えるなよ!!」



シロ「今日も朝から喧しいな」襖がらっ


一二三「あ!シロさん準備出来ただか!?」わくわくっ

シロ「うむ、約束してしまったからには仕方無い
行くか。」




粋「あれ?お前は仮装しねえの?」

シロ「Σ精一杯しておるわ!!」ホオズキ提灯っ


千様「なんでホオズキ?」

白「あれがギリギリらしい」



家康「ふむ。成る程。
誰かと一緒なら安心だよね

一二三ちゃん シロの代わりに元気にトリックオアトリート頑張ってねー」

シロ「待てい。何の心配だお前は」

家康「お前絶対恥ずかしがって言わないもん」





小太郎「一応俺もついてくぞ」

千様「色々とお願いね。」なでなで


蒼月「犬が一番頼りにされてない?」




粋「ハロウィンかあ
なんかこういうのいいよなー」わくわくっ



白「子供は参加してもいいと思うぞ?」

粋「兄上 どういう意味っすか」



千様「粋君なら大丈夫よお
幼く見えるし」にこにこ

粋「Σ何が!? つか俺そうなの!?」

家康「中身の問題?」



白「お前もホオズキ持つか?」ぶらんっ

粋「Σだからなんてホオズキ!?」




彬羽「なんでもいいがハメは外すなよ

毎年はしゃいだ奴等が大量にしょっぴかれるイベントでもあるからな」

シロ「誰がはしゃくか。
全く限度を知らぬ奴等も居る者だな」ため息。


白「そういや去年店内で騒いだ団体がお前に病院送りにされたって」

彬羽「店長の許可済みだ。」きっぱり


小太郎「よし。いい子で行こうな」

一二三「はーい。」


彬羽「更に言えば 今年は町内会が団結して悪質な客は殲滅とかって話になっててな

先走り馬鹿客にセクハラされて気がたってる庵が本気でハンターになってるから気を付けろ」


白「なんで包帯巻いてるんだ?」

粋「ミ、ミイラコスプレでもしようかなーって
顔が解らないくらいっ」ぐるぐるぐるぐる


千様「粋君、お馬鹿な事しなきゃ大丈夫なのよ?」

粋「目を合わせたらやられる気がすんだよっ」巻き巻きっ

家康「やっぱ行くんだね」




彬羽「ゴミは持ち帰れ 貰ったら礼を言う。以上!
いいな」


一二三「はーい! いってきますだっ」

シロ「出る前に疲れた」ぐったり

小太郎「粋、前見えてるのか?」

粋「一応?」よろよろ






家康「いいねー。イベントって感じだねえ」うんうん。


白「俺は午後から普通に仕事だけどな」

彬羽「同じく。
・・あのアホみたいな服着せられるのか」ボソッ


千様「Σはっ! 職場ハロウィンコスプレ!?
見に行かなきゃっ!!」

彬羽「Σ絶対来るんじゃねええ!!!」






蒼月「あー。

いいなあ」ごろーん。



石燕「モナカならあるっすよ?
トリートトリート。」

蒼月「いや御菓子欲しいんじゃないから」




挿音「さーて。
俺も行くか。」

白「ん?お前もトリックオアトリート「んなワケあるか

警備だ警備。」 指バキボキッ


家康「毎年お疲れさん」

蒼月「Σ警備って徳川忍軍かよ!!」




白「元ヤンって礼儀知らない奴等嫌いだからな」

蒼月「あー。そういやそういう人等の集まりだったね」

家康「適材適所だねえ。」へらへらっ






>サイトトップに戻る