小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

7月8日

f:id:t00c:20190708142842p:plain




小太郎「あーめー。」だらーん。

家康「暇だね」だらだら


シロ「全くだらしのない。こういう日こそシャキッとせんか」



彬羽「生物的には仕方ないと言えば仕方ない」


小太郎「そなの?」




彬羽「動物は悪天候で食糧調達が難解な時に少しでも消費エネルギーを防ぐことで生存率を上げると言う合理的なプログラムがDNAに刻まれている
まれに悪天候だと具合の悪くなるって奴も居るが、これはこの辺りから雨の日は動くなと言う働きが過度に現れた物と思わ


粋「兄貴がショートするから短く簡単に話せよ」

 


蒼月「救護班 氷ー」

シロ「誰が救護か。こらしっかりせんか阿呆」

白「お前らよく平気だな」くらくらっ




家康「つまりは 雨の日ダルいのは正解って事だね」

彬羽「手前が言うと否定したくなるのは何故だ」

千様「あー。解る解る
殿が言うと合ってても否定したくなるわよね」

家康「Σなぜに!?」


千様「そんな事より彬羽君。 さっきから何してるの?」

蒼月「あ、俺も気になってた
何?書類はビリッビリに破いてから捨てろとかそんな奴?」





彬羽「・・この中に鶴折れる奴は居るか?」

千様「一二三ちゃんにお願いされたのね」

蒼月「黙々と何してんだよお前。」

 




粋「なんだカラス 器用なのにこういうのは出来ねえの?」にやにや

彬羽「Σ不器用の権化が何言ってやがる!」ムカッ

粋「Σはああ?確かに不器用だけどそれくらい出来んだよ貸してみろっ」



小太郎「Σまさかのっ」




粋「ほーれ。四連鶴」どやあっ

家康「Σ無駄にクオリティ高いっ!」

 



小太郎「なんだこれ繋がってるのか?」

千様「ヘー。器用ねえ」まじまじ

シロ「たいしたものだな。」ほう




粋「どうよ。」にまにま

彬羽「いや。普通でいいんだがな」



蒼月「温度差凄いね」
白「そりゃ 頼まれて仕方なくやってるか、自分から見せびらかしてるかだもんな」




粋「ちえ ノリの悪い奴だな
何だよ 一二三千羽鶴でも作りたいって?」がさがさ

彬羽「子供がそんなもん作りたがるか
単に興味があるんだろ」



千様「ねえ。なぜアタシに言わないの?」

彬羽「ん?」 



千様「粋君レベルは無理だけど 男の子達に比べたら普通に鶴くらい折れるわよー?」

彬羽「・・・」




一同(あ。こいつ 相手を女と思って無かったな)

彬羽「手前ら 悟った顔やめろ。」 




千様「何となくムカつくのは気のせいかしら?」

彬羽「気のせいだ。」即答



粋「んでよー。どんだけ折ればいいんだよ?」わさわさわさわさわさ


彬羽「Σ一羽でいい!一羽で!!」 



粋「はあ!?ストップかけないと解らねえだろ!
これどうすんだよ!」ごっそり。

彬羽「知るか! どんなスピードで折ってんだ手前は!!」




白「ほんと生きてて役に立たない事は得意だよな」

粋「Σ間違ってねえけど!!」




小太郎「うわあ。こんだけあると怖いな」がさごそ

シロ「心霊特集に出てくる家みたいになっとるな」うーん。




挿音「おい餓鬼共うるさ

なんだこりゃ新手の呪いか?」

粋「Σそこまで!?」 




家康「限度って物を知ったほうがいいよ?」

粋「Σこいつにまともな事言われた!」ガーン。



白「うん。仕方ない」うむ

小太郎「ん?どうするんだ?捨てるのは可哀相だぞ?」



白「製造者責任で彬羽の部屋に放り込んでおこう。」よいしょ

彬羽「Σ待て待て!製造したのは手前の弟だろうが!!」

蒼月「一般的に使い方違うよその言葉! また何処で覚えて来たの!?」 



家康「おっと。 法螺貝が」しゅたっ

シロ「Σまたお前か いらん事教えたのはっ!こら逃げるな!!」



白「じゃいっそ火葬するか?」ぼぼぼ

粋「あの兄上。火葬って言われると何か抵抗がー」




千様「あ。ちょっと待って
勿体無いし活用しましょ」

蒼月「活用?」












ーーーーーーーー




魄哉(なぜ僕の部屋が鶴まみれにっ!?)


千羽鶴わさわさ 


鏡子「プレゼント?らしいですよ?」

魄哉「すみません。何がどうなってそうなったんでしょうか?」
鏡子「さあ?」








千様「ね?こいつの部屋なら多少不気味でも問題無いわよ」にっこり

粋「あの、ねーちゃん?いっそ燃やされた方がマシなんだけど」


白「お前 魄哉の部屋をゴミ箱か何かだと思ってるだろ」

千様「んー。否定は出来ないわね」

蒼月「しないんだ・・」










一二三「わーい。鶴さんだー! 」

小太郎「良かったなー」


シロ(折り紙の鶴一羽でこの騒ぎ 本当にどうにかならんのか)ため息。





>サイトトップに戻る