小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

2月24日

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粋「あれ?兄貴は?」きょろっ

シロ「まーたおらんのか」

小太郎「お前最近いつも兄ちゃん探してるよな」わおんっ

粋「町内の迷子放送で呼び出されたらそりゃあよ」けっ

千様「春先 いつもより多目に迷子になるのよねえ」うんうん


蒼月「監視でもつけとけば?」

魄哉「束縛嫌いな子なので監視が焼かれます」きっぱり


家康「あ。ごめん
そろそろ桜の時期かなー?っていい場所探していてって頼んだからそれかも」

粋「Σこの山春先どこも満開だろ!!」


家康「どうせ花見するならいつもと違う感じがいいでしょ?」



魄哉「まだ梅すら咲いてないんですけど。」

千様「2月だものね。」





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白「いつもと違う感じってどんなだろ

今日暇だからいいけど

あ。茶屋」てくてく。



店主「はい。いらっしゃい」

白「・・あれ?」

店主「はい?」



白「此処なんか何処かで見たような

ま、いっか。」すたすた

店主(Σこの前も来てましたよね!?)



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【常春の里】




朔日「ほんっとに春先はボケッぷりが8割り増し。」がっくし。

旭「王サマ 何を覗き見して凹んでんだよ」


朔日「一時的に記憶喪失になってるんじゃないだろうかとさえ思えてくる」ため息。

旭「あー。はいはい察した。
アンタそんなんに何託してんだよ」

朔日「頭のキレがいい時はキレ者なんだよ。

かなりレアだけど。」


旭「なんでそれ選んだマジで。」



朔日「・・ お団子奢ってあげたら喜んだから かな?」悩。

旭「うん。理解出来ねえわ」


朔日「そのお団子屋さえ 今綺麗にスルーしてたけどね。
綺麗に忘れてたけど 何処かで頭ぶつけて思い出してくれないかなあ」ため息。

旭「なあ。アンタ確か それにうちの一族のあれやこれやに関わる事賭けてんだよな?」



朔日「いや大丈夫
『先読み』でそこは覚えててくれてるのは確認済みだよ」

旭「いやそれ能力にバグ起きてねえ?」


朔日「・・カラス君辺りがゲンコツ食らわせてくれるの願おう」ふっ

旭「自信無くすな!!」



朔日「先の事考えても仕方無い
今回は他の事が気になって覗き見・・千里眼してたんだよね」

旭(あ。認めた)




朔日「という事でだ。
翡翠は居るかい?」

翡翠「お呼びで」しゅぱっ

旭「早えな。」



朔日「いや、前から気になっていたんだが

その 怒らないで冷静に聞いて欲しい

お前の作品の えーと試作の


翡翠「ああ あの。里爆破して逃げた奴の事ですか」

朔日「落ち着いて。 殺気が刺さる刺さる」



翡翠「これは失礼を。

で、あの出来損ないが何か致しましたか?」

朔日「いや、素朴な疑問なんだけど



ひょっとしてあれ お前の細胞とか使ってないかな」

翡翠「それは 生物の細胞を0から作るより元があった方が手間が省けますので。」あっさり



旭「Σげ。マジか」

翡翠「色々と試験的な一体なので それまでの手間を省きたかったのだ」


朔日「うん。やっぱりそうか。
成る程成る程 もういいよ。ありがとう」

翡翠「はあ。謎が解けたなら何よりです(あれから何百年ひっかかっておられたのだろう。)」うーん。









朔日「思ってた数倍マッドだった。」 びっくり

旭「天才ってどっか頭おかしいよな。」うんうん


朔日「道理で似てると思ってたんだよ
他のは特に思わないのに
やっぱりか。」ふう

旭「性別違うのに似てるって凄えな」うわあ

朔日「ああ。その逃げた本人はその見た目がコンプレックスらしく毎日こっそり筋トレを「Σ頼むからそういう所は見てやるな!!」



旭「しかし縁とは不思議なものだ。

私が色々託した子が 翡翠の分身と仲良くしているとは」しみじみ

旭「無理矢理黄昏れんなよ。」



夕霧「何々?何の話?」


朔日「ちょっと外の世界の話をね。」

夕霧「Σげ。また覗き見してたの!?」






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石燕「白さん あんまウロウロしちゃダメっすよー

てか、また迷ったんすね」

白「えーと。ふかこうりょく? だ。」熊背負いっ

シロ「何処まで迷いこんだのだ。」

小太郎「におい辿って探しにいったら 熊返り討ちにしてたぞ。びっくりしたー」わおんっ


粋「今日熊鍋か。」うわあ

千様「美味しく頂いて供養しましょ。」南無



蒼月「あんま山の中ウロウロしない方がいいよ
春先は特に危険なんだからさあ」

白「ん? なんでだ。」

蒼月「えーと。

まあ アンタなら大丈夫だね。」





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夕霧(外と言えば

むかーし すっごい気分悪かったから八つ当りしちゃった子妖怪 悪い事しちゃったなあ。
片目潰しちゃったし生きてないだろなー
うわ。若気の至りってか黒歴史すぎる)





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魄哉「あの。なんか殺気立ってません?」

蒼月「ワケ解んないけど なんか物凄い殺意沸いた。」イラアアッ

家康「Σ誰に!?」







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