小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

11月4日

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家康「いやー 11月なのに適温だねえ
夏、冬、秋とか今年は順番間違ったのかなー」あっはっは

魄哉「笑い事じゃありませんよ
異常気象で農作物への影響が」書類がさがさため息。

家康「で、今日は家で彬羽とかに意見聞きながらその対策じっくり考える感じ?

まあお前が居りゃ心配要らないんだろけどねー」へらっ

魄哉「すみません めっさ殴りたいです」

家康「Σなんで!?」

彬羽「丸投げっぷりがもはや清々しいな」

蒼月「ジジイが天海やめたらどうすんだろホント」


家康「え?やめないでしょ
お前人間大好きだしねえ?」

魄哉「いえ さほど」きっぱり

家康「Σえ」

魄哉「自惚れないで下さい
物語なんかじゃやたら人間に関わったら人間に染まるだの 人間とは暖かい生き物だのやたら賛美されてますが それ書いてるの所詮人間ですからね
自画自讃も良いところですよ お恥ずかしい事この上無い」

家康「Σめちゃ早口で罵倒がつらつらとっ」ひいっ


彬羽「常々気になってたパターンか」ふむ。

蒼月「ま、思うよね
人間ってよく自分でここまで自分等世界に愛されてると思えるよなーって」うんうん。


魄哉「偶然関わったのが人間である殿で
その軍師やってる流れで今も政務もしてるだけです。
特に人間のみ気に入ってるわけでもありませんし、人間全てを同等にーーとか西洋の神様じゃ無いんですから」はーやれやれ

家康「Σ流れでなの!?」今更ショック!





千様「まあ このメンツ見たら納得よねー」うん。

石燕「各種取り混ぜてる感じっすからねえ」※人間

小太郎「人間以外も別け隔て無く平等だよな」わんっ ※犬

白「何に生まれるのも運だもんな」※人間と妖怪半々

コマ『私なんぞ無生物やがな。』カタカタっ ※からくり



魄哉「天海やってるのも誰かさんみたいに途中で投げ出すの嫌いだから踏ん張ってる感じですかねえ
乗り掛かった船と言いますし」

家康「うわ 耳が痛い」

魄哉「という事で気をつけて下さいよ?
殿がポックリ逝ったら 契約終了って事で幕府見捨てて何処ぞに行っちゃうかもしれませんよー」

家康「Σいやいやいや 前に生きてる限り面倒見るって「トシとると物忘れが激しいんですよねえ」えーと。

家康「Σ何処までホントか解らないからツッコミづらい!!」





晴明「直訳すると 人間共の命が惜しくば不摂生せず長生きしろ か。」にょきっ

白「また生えた」

晴明「暇なんじゃ しかし相変わらず面倒臭い奴のよう」やれやれ。


千様「あー昨日 殿がべろんべろんに酔っぱらって夜中まで煩かったからかしら?」

晴明「多分それじゃな
あいつの怒りは古ダヌキ並にねちっこいからのう」

粋「うわめっさ納得した

そういやお前ら昔コンビ組んでたんだろ?
魄哉って昔からあんなの?」

晴明「あのなのとは?」

粋「えっと
田舎の母ちゃん系かと思えばたまに意外とドライって言うか」うーん。


晴明「んー ドライというか初対面では結構やさぐれておったな」

一同「Σえ」


魄哉「口は災いの元って言葉知ってます?」ジャキンッ!
晴明「落ち着けこれ以上言わんわ おいこら袖から刃物出すなおい何本入っとるのだ仕舞えこら」





挿音「言っとくがよ
ありゃ俺の育て親だぞ?」キセルすぱーっ

一同(Σ荒ぶってないわけがない!!)はっ




白「じゃ 別に人間だから好きとかじゃなくて
種類関係無く気に入った奴等が好きなのか

つまりどっちにしても江戸城の奴等も見捨てられないな 」ふむ。

家康「Σあ。そういう事か」はっ

魄哉「白君 殿甘やかさないで下さい」むっ

白「確かに昨日煩かったけど虐めすぎだと思うぞ」

粋「いやそれ兄貴が言う?」えええ



晴明「阿呆に見えて核心突くのう。

確かに1人は耐えれん性分らしいし 自ら周りとの関わりを断てん奴よな」ぷーくすくす





魄哉「帰れ性悪狐っ」暗器じゃららららっ!

晴明「甘いわ 口だけの鳥めがっ!」最高ランク防御結界発動っ!!


シロ「Σうお何だ こら室内で暴れるな高齢者共こらあああーーっ!!」






間。






テオドール「成る程。でしたらこちらが参考になるかと」

魄哉「あのー そういう悩みでは」困惑っ


千様「何て書いてるの?」

彬羽「『よく解る自然なコミュニケーションの取り方 応用編』だな」

蒼月「何て物国から持って来てんだよ あのコミュ障」うわー。



テオドール「私でしたらその本が無くとももはや大丈夫に御座います!お友達出来ましたので!」きらーん。

魄哉「Σ悲しいボッチ老人じゃ有りませんから!
ちょっと白君 なんて説明したんですか!?」


白「あれ?」おや。

彬羽「むしろこいつはコミュニケーション能力のバケモンだろうが。」



晴明「武士が不意打ちなどして良いのか。」頭ずきずきっ

シロ「喧しわ 家吹っ飛ばすつもりか」ハリセンぺしっ

挿音「親父の防御に気を取られてる間に後ろからスパーンか。
やんじゃねえか」ほう

粋「いやあの 防御結界あんのにどうやって」

石燕「腰の鬼切の影響じゃないすか?」

粋「Σマジか!結界切り!?」




シロ「?」

晴明(自覚無しか 先恐ろしい童子よのう。)うわー。




千様「ま、コミュ力は置いといて
確かに誰かと関わり持つと離れられないタイプよねー
しゃあないっちゃしゃーないけど」ため息。

家康「ん?しゃーないって?」

千様「殿 頭あたま、地味に巻き込まれてるわ血ぴゅーぴゅーしてるわよ

えっとねー ほらアタシもこいつも人口生命体じゃない?
ほらホムンクルスでしょ?」

粋「あ そういやそうだっけ」ふむ。


千様「で、そこは同じなんだけど
アタシはテスト量産型 つまり似たようなの沢山いるわけ
けど、こいつはその後のバージョンアップ?とかされた試作品。 しかも最初で最後の1体だから他同じ種類の生き物が居ないのよ

で、アタシ等と違ってベースになった人の細胞ってのが有るって特別製なのよね」

晴明「ほー そりゃ初耳だの」

魄哉「わざわざ話す程の事じゃ有りませんし」むすーっ



千様「あら?結局さびしんぼう?」あらあ?

粋「ベースになったのどんな奴なんだよ」うわあ。



テオドール「あの、よろしければもう数冊御座いますが?」友達が出来る系の本ごそっ

魄哉「Σ今は寂しくないんで大丈夫です!!」



蒼月「何?こんなのもう1匹居るの?」うげ。

石燕「どこの肝っ玉母ちゃんっすかねえ」うわー





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【常春の里】



夕霧「あれ?翡翠ちゃんどしたの?」



翡翠「何か今 急にイラッとな。」



朔日「・・ああ。」穏やかな微笑みっ

夕霧「あー うん、そっかあ」目そらしっ

翡翠「?
えーその大変失礼致しました」納刀ちゃきっ



朔日・夕霧(女の子は大変だな。)うんうん

旭「思春期かよ」引。


翡翠「何であろう
虫の知らせ的な物だろうか」うーん。





旭「だいたいよ。こいつのヒス持ちはいつもの事Σあだあっ!?」

翡翠「喧しわ筋肉ダルマ! お前人の事を言う前になんだそのだらしない格好は!
長の前で不敬で有るぞ!!」くわっ

旭「Σやっぱいつものまんまじゃねえか!!

足癖悪過ぎだろてめ うわこらスネやめ痛だあっ!!」





朔日(何処かにもこんなの居たなあ) しみじみ。





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