家康「はー。今朝は冷え込んだよねえ」
魄哉「ですねえ 手がかじかんで筆持てませんよ」
千様「やーねえ。 ホント真冬よねー」
粋「いや、なんで三人でちっさい火鉢一個？」
家康「大きいの蒼月にとられたんだよ」ふっ
千様「こたつの中にズルズル引摺り込んで結構ホラーな感じだったわよねー
火事にならなきゃいいけど」ため息
粋「そりゃ怖えわ
ん？
あれ？こたつって。 蛇って一酸化炭素とか大丈夫だっけ？」
一同「・・・・。」
魄哉「てい。」一徹返しっ
蒼月「Σぎゃー！さむうううっ！！」ひいいっ
家康「よっし生存確認！」ぐっ
千様「どっちかと言うとアンタらの行動が命に関わるわよ」
蒼月「クソ馬鹿殿 呪ってやる」うつらうつら
家康「Σなんで私だけ！？」
粋「あー やっぱ蛇でも一酸化炭素やべえのか」ふむ。
彬羽「お前蛇をなんだと思ってんだ」
粋「陸にいる魚みたいなもんじゃねえの？」
蒼月「誰がエラ呼吸だよ！！」くわっ
千様「あら。自力で冬眠から復活したわ」
彬羽「お前は弟にどんな教育してんだ」
白「特に何も教えてない」きっぱり
粋「Σ兄上 一応芸の道では師匠なんすけど！！」
シロ「甘いな 俺も奴からは何一つ教わっとらん」ふっ
一二三「白さん 窓から出入りしちゃ駄目だべー」
魄哉「面倒になって逃げましたね。」
シロ「人など当てにするでない 己の道は己で切り開くしかないのだ」真顔。
粋「お前が言うと染みるわ」
石燕「あれ？シロさんも芸人の卵っすか？」ひょこ
シロ「んなわけあるか。
剣術その他 そっち方面だ！」
石燕「ジャンルが違いすぎて教えようが無いと思うんすけど」きっぱり。
シロ「・・・・Σはっ！！」
家康「今気がついたの？」
魄哉「タイプが違いすぎますからねえ
だから 基礎体力つけろと言われてるんですよ」
千様「まあねえ。ゴリゴリの剣術と 型とか全く考えてない実戦型じゃねえ」
シロ「こらあああ！そういう事なら早くいわんかーーっ！！」
彬羽「とっくにその辺居ないぞ」
千様「木霊が悲しいわねえ」
粋「あのー。んじゃ俺は？」
魄哉「だからめちゃスパルタで教えられてるじゃないですか？」
粋「Σあれ虐めじゃねえのか！！」
一二三「？？？」
蒼月「えーと。 この人達俺にも理解出来ないから大丈夫。
それよりさっむ」ぶるっ
魄哉「はんてん来ます？」
蒼月「えー
カッコ悪いけどこの際いいか
Σってめちゃめちゃ悪趣味っ！！」
魄哉「挿音がその辺に置いてたんで。
出しっぱなんで借りてもいいと思いますよ？」
蒼月「いやいや！ その前にこんなのどこで売ってるの！？オラオラ系にも程があるでしょっ」
千様「あーもう 家の中なんだから気にしないの」
蒼月「Σうぎゃー 着せないで！
装備したら取れなくなりそうっ！！」ひいいっ
家康「呪いの装備扱いだね」
粋「なんとなーく 着てたら精神力は削られてきそうだよなあ」うん。
石燕「大丈夫っす！ 何も憑いてないっすよ」びしっ
蒼月「いやそうじゃない 霊視しなくていいってもうどうでもいいや」ぐったり
魄哉「冬場活動するように出来て無いのに大騒ぎするからですよ」
蒼月「元はと言えばアンタがちゃぶ台返ししたからなんだけどね」イラッ
魄哉「そうですか。
勝手に一酸化炭素中毒にでも丸焼きにでも蒲焼きにでもなってくださいっ」けっ
家康「あ。拗ねた。」
蒼月「Σだああもう！ 偏窟な年寄りめんどくさっ！！」
彬羽「偏窟というか」うーん。
家康「大概我が儘なんだよね」うんうん。
魄哉「我が儘で結構です
お仕事してきます。あー寒い寒い」すたすた
千様「アンタも上着着なさいよー
まーた腕上がらなくなるわよ トシなんだから」
家康「大丈夫。一度仕事に没頭したら綺麗さっぱり忘れて来るから
いやー数十年同じパターンとか飽きないよねえ」へらへら
蒼月「あのジジイの場合 数百年同じだと思うよ」けっ
千様「ああ。確かにそんな感じね」※同い年。
一同「Σめんどくさっ！！」
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白「・・それ暖かいのか？」
鏡子「私の本体鏡ですからね
神経通ってないんですけどねえ」うーん。
白「鏡に袈裟かけられてるって 呪いの鏡ぽいよな」ふむ。
鏡子「ぽいと言うか 私呪いの鏡なんですけど。
ありがたいのですが心遣いの場所がズレてますよねえ
あ、くしゃみ聞こえた。」
白「返して来るか。
ふぇみにすと？ ってよく解らないな」
鏡子「魄哉さんは単なる天然さんです。」きっぱり
