小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

大晦日

 

 


家康「今年も無事に大晦日だねえ。」しみじみ

 

 

魄哉「ぷっはー!」

千様「そうね。
1年政務お疲れ様」

 

シロ「Σ既に一杯やっておる!!」ひえっ

挿音「残業ラッシュだったんでえ。
多めに見てやれや」ひっく。

小太郎「お前も 当たり前みたいに呑んでるな」わんっ

 

 

彬羽「今年も1年色々あったな」遠い目

石燕「この流れで真面目に1年振り替えれんの さすがっす」うん。

 

 

彬羽「・・・今年もろくでもない事しか無かったな」ふっ

魄哉「よし、彬羽君も呑みましょう」ひっく。


家康「彬羽逃げて
新年まで絡まれ倒すよ」

 


粋「今年も忘年会からそのまんま新年会かよ。」苦笑

テオドール「で、御座いますね。
では 本日私は此処等で寝ると致しましょうか」押し入れがらっ


一二三「そんななら ちゃあんと部屋戻って寝た方がよいだよ」

テオドール「そうで御座いますか?
部屋でもどうせ棺桶の中に

あ。棺桶持って参ります」すたすたっ

 

粋「Σ此処に棺桶置くの!?」えええっ

テオドール「だって!年越し宴会なんて年1回に御座いますよ!
参加しないと勿体ないでは御座いませんかっ」

 

石燕「どうせ寝るんすよね?」

テオドール「私 夜更かしの出来ない吸血鬼に御座います故」キリッ

 


白「お前は今年も其処らで撃沈か?」にや。

シロ「失礼な
学習くらいするわ。
俺は キッチリ部屋に戻って休む」むっ


粋(今年こそは除夜の鐘聞くって発想はねえんだ。)ああうん

石燕(よく解ってる お子様っす。)うんうん

 


魄哉「若いのに堅実ですねえ
人生は冒険ですよ?」ひっく

シロ「うむ。冒険しすぎだとこうなるのだな
俺はやはり堅実に行かせてもらう」


魄哉「えー。もうすぐ春一のトリオも来るんですよー?」へべれけっ

 

白「今年も朱禅が年跨いで絡まれるんだな」しみじみ

挿音「親父は酔っぱらいでも親父だかんな

女にゃ絡まねえよ」ひっく。

家康「僧侶ってか 筋金入りのフェミニストだよねえ」うんうん

 

 

矢文とすっ。

 


小太郎「Σぎゃおん!?」びくっ


挿音「ん?

おー。俺ちょい出てくるわ」手紙がささっ

 

千様「Σはあ!?そんなベロンベロンで!?」

挿音「忍なめんじゃねーそぞ
酔拳の1つ2つ習得してるっつの
じゃ。行ってくらあ」すたすたっ


家康「大晦日なのにごめんね
お疲れ様」あちゃー

 

 

 

白「すいけん?」

テオドール「あの方の場合は
ただのタチの悪い酔っぱらいなだけではと。」うーん。

粋「うん。絡まれたくねえ」

 

 


家康「しかし 今年も色々あったよねえ。」

魄哉「お?まとめに入ります?」ひっく。

家康「うん。今のお前に任せたら 
年の終わりがアクロバティックな事になりそうだし」真顔。

 


与一「アクロバティックな年末って何だ」ふよふよっ

石燕「さあ?
あ。魄哉さん拗ねたっす

廊下は寒
魄哉「お便所です。」すたすたっ


千様「面倒なジジイねー」ほんとにもー。

 

 


粋「そういや大嶽丸は?
酔っぱらいに怯えてんの」きょろっ

テオドール「年越しは御実家でだそうです。
お母上がハメを外すと恐ろしいやら何やらで」

粋「・・あいつ どこに居ても大差ねえなあ」ああうん。

 

 

飛天「今年の診療終わり

疲れたっ!」べしょっ

千様「あらー。お疲れ様
飛天君も1杯どう?」

 


飛天「うーん。年越しと共に餅を喉に詰まらせた急患とかあったら困るしなあ」

小太郎「こう言う所プロだよな」わんっ

 

飛天「ちなみに、餅を喉に詰まらせた奴がいたら

背中の此処。 肩甲骨の間に手の平の付け根を打ち込む感じで」こう。

魄哉「何故に僕で説明するんです?」

 

一同(Σジジイ回収されてる!!)

 

 

白「こうか?」

魄哉「Σうおおお!白君ストップストップ!!
叩くの無しで!君がやったら餅どころか内臓出ます!!」ひいっ

 

白「バカラスよりマシだと思うぞ?」首かしげっ

魄哉「君加減出来ないでしょ!!」ぜーぜーっ


彬羽「何故にあのアホ魔王は 
今年も加減って物を覚えられなかったのか」げんなりっ

コマ『副官さん、今年もお疲れ様』カタタッ

 


テオドール「とか愚痴りながら何を

Σうわ これ全部お雑煮に御座いますか?」おおっ

 

鍋ずらりっ

 

彬羽「この家の人数だと 鍋1個じゃ足らんだろ」ぐつぐつっ

 

シロ「大晦日ものんびり出来んなお前は」

 

 

家康「じゃ、天海の酔いが吹っ飛んだ所で 仕切り直し。

えー 今年も色々あったけど

 

鏡子「あのー。忘年会始める前にすみません
蒼月さんが静かなんですけど

タツの中ですか?」

粋「Σあっ 言われてみれば 居ない!!」はっ

 

 


小太郎「そう言えば昼間
1年の締め括りに 顔見知りに挨拶して来るとか何とか」わんっ

シロ「待て。
その顔見知りとはまさか」

 


挿音「おう、飲み屋街で半死になってたクソ蛇回収して来たぞー」ぽいっ

どさっ

蒼月「きゅうっ」半冬眠っ

 

 

 

飛天「よいせっ」お湯じゃばっ。


粋「Σ冬眠しちゃう癖に 夜の町行ってたのお前!
馬鹿じゃねえの!?」頬っぺたべちんっ!

蒼月「Σでっ!!

そりゃ 1年の締め括りってのがさ」ひりひりっ

 

テオドール「今年と共に しょーもない人生を終える所で御座いましたね。」冷ややかっ

 

 


鏡子「くたばれ。」けっ

蒼月「Σうおお火の玉ストレート!!」ひいっ

 

 

白「あ。さっきの矢文
アレ これの事か?」


挿音「だあな。
夜の町で 隻眼の胡散臭えヤサ男が意識不明とかってなりゃ そりゃ察するわ」キセルすぱーっ


千様「徳川忍軍 大晦日は町の警備なのねー。
お疲れ様だわ」

挿音「帰る家のねえ前科持ちとかは 
年越し普通に仕事していてえモンだっつーからよ。」

シロ「お頭の采配であったか。」成る程

 

 


家康「あのー。揃ったなら
忘年会はじめていい?

除夜の鐘鳴り出したんだけど」そのー。


小太郎「ああ。何やかんやで年越しちゃう」わおおんっ

 


石燕「おや?魄哉さんは?」

与一「また厠だと」

千様「何?また拗ねたのー?」あらあ

 

 

 

白「なあ。除夜の鐘って 
いつもこんな早かったっけ?」あれっ


ガンゴンッ ごいんっ

ずーん ごーんんんっっっ

 

家康「Σ天海 まだ酒抜けきってないでしょ!!」ひいっ

挿音「どこの寺の鐘強奪してんだ
あの酔っぱらい親父」あーあ。

 

 

家康「だああホンット揃わないっ

じゃあもう はい!1年お疲れ様っ」かんぱーいっ

 

 

シロ「年越しまでこの家は落ち着かんな」やれやれっ

小太郎「除夜の鐘 ちゃんと108つ数えてるのかなあ」わおんっ

彬羽「煩悩の数なら
此処のメンツは108じゃ足りんだろ」

テオドール「無理矢理ポジティブに持って「これ以上俺の胃を傷めたいのか」

 

 

蒼月「煩悩ねえ」酒ちびちびっ

飛天「うん。主にアンタだよな」わははっ

 

蒼月「えー。皆ひと皮剥ければ似たよな物でしょ?

あ、そういや 馴染みの店の子が言ってたんだけどさ」へらっ


シロ「うむ 一緒にしないで貰いたいな」

 


蒼月「クリスマスにラブラブだったカップルの子供ってー。
9/15辺りに生まれらるしいよ」ねっ

白「・・・」

 

 

飛天「あれ?魔王様 ピンポイントなんじゃ」ありゃ


蒼月「よっ。クリスマスベイビー」あははっ

白「親のそう言うの 普通本人に言うか?」なあ。


粋「Σ年の終わりに聞きたくねえええ!!!」うわああっ

 

 


柱時計ボーンボーン。

 


千様「あら。新年」


家康「はいっ! 過ぎ去った事は忘れて 

本年もよろしくお願いしまーす!!!」ヤケクソッ

 

 

 

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