小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

7月1日

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小太郎「うわー。 今日もあつっ」だらーん

千様「たらいに水張る?」

小太郎「んー。お願いしようかな」尻尾ぱたぱた

蒼月「犬はいいよねー 手軽でさ」






小太郎「蒼月も使えばいいだろ?」

蒼月「百歩譲ってタライで涼んだりしたら脱皮しかねないんだけど?」



千様「蛇って不便ねえ
寒いと冬眠しちゃうし」

蒼月「ある程度までなら暑いのは平気なんだけどね

調子こくと干からびるけど」


小太郎「ああ!梅雨明けに道端で干からびてるカエルみたいなのか」

蒼月「仕舞いにゃ食うよ?」





家康「たっだいまー

って小太郎どうしたの?」

小太郎「」がくぶるっ

千様「ちょっとね。水遊びにわくわくし過ぎたってところかしら?」



家康「あー。もう7月だもんね

あっついあっつい」


シロ「だな。」ボロッ


千様「Σげ。シロ君大丈夫!?」



粋「あれ?シロどうしたよ
つかお前ら珍しい組み合わせだよな」



家康「お前が役者見習い始めたから シロの稽古相手代わったのお忘れなのかな?」

粋「Σ綺麗さっぱり忘れてた。 」






シロ「なんだ今日は休みか?
あ、消毒薬とってくれ」



粋「うっわすっげえボロッボロ
お前意外とスパルタかよ」

家康「木刀だと危ないから竹刀にしてるよ?」

シロ「木刀だったらとうに頭かち割れとるわ」


千様「どういう会話よ。」




シロ「実際驚いた。
普段へらへらフニャフニャしとる癖に容赦が一切無い
気を抜いたら木刀でもあの世に送られかねんわ」ため息。

家康「えー。だって実戦向きなの学びたいんでしょ?
そう言ってたから 実戦さながらのギリギリ感出してるのに」




千様(意外と器用ね)
粋(意外と器用だ。)




シロ「で、気になったのだが 流派は何なのだ?」

家康「えーと。何だっけな?

倒しゃいいが染みついちゃって もうほとんど我流だよ」へらへら

粋「戦国生き抜きゃそりゃそうなるよな」

千様「めちゃ緩く話してるけど 内容ヘビーよね」






シロ「よし。休憩終わり!
続けて行くぞ!!」きらきらっ


粋「Σまだやんのかよ!?」

千様「Σ既にボロッボロなのよ!?」



家康「無理無理 言い出したら聞かないよ

ここ数日で重い知ったよ」


千様「案外苦労してたのね」




魄哉「おや、またお出かけですか?

ちゃんと水分補給するんですよー」




シロ「うむ。念のため塩も持っておる」

粋「塩?」






彬羽「熱中症の応急処置には水だけでなく 同時に塩を摂取する事で効果が段違いに上がる。」


粋「持たせたの絶対お前だよな。 」





蒼月「つか、バカラ
それお前のイトコが言ってた奴じゃんかよ
お前暑いとばったんばったん倒れるから 色々教わってたよね」

彬羽「Σバラすな!!」



千様「飛天君さすがだわ」うんうん。




シロ「さて!では参るぞ!!
日が暮れる前には戻る」すたすた。

家康「うわー。何より外の熱気がきっついなあ」






魄哉「いいじゃないですか。

大概トシなのに運動不足が過ぎて血液ドロドロ、このままじゃ贅肉つきまくって不摂生から手足生えたみたいになる所でしたよ?

ちゃっちゃと運動してきなさい」

家康「Σ言い方に悪意を感じるんだけど!?」

魄哉「気のせいです。」きっぱり




蒼月「てか、ジジイのか万倍歳上なのに肉どころかガリだよね?」

魄哉「誰がガリですか。
週3感覚で徹夜の激務でまるまる太れるわけないでしょう?」

千様「つまりは徹夜明けなのね。 お疲れ様」







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白「なんで悲しそうにタライに浸かってるんだ?」

小太郎「・・べつに。」ちゃぷ


挿音「犬って変な事引き摺るよな。」








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