小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

1月16日

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蒼月「はー もうすぐ2月か」ため息。





千様「まだ半月あるんだけど」

家康「あの子なんで日めくりガン見してるの?」


蒼月「早く春になんないかなあ。」

シロ「無茶言うな」

小太郎「寒さが辛いのか 今年は暖冬なんだぞ?」わおんっ

蒼月「Σげ これで暖かいの!?」


シロ「今年はまだ 阿呆共が雪合戦で負傷しておらんだろが
暖かいという証拠だ」

家康「お前も毎年巻き添えで負傷してるよね」
シロ「率先してはしゃいで怪我する奴に言われたくないわ」むっ


小太郎「お前ら年齢と行動が反対だろ。」




蒼月「んー まあいいや。
寒さはこの際どうでもいいよ ランナーズハイ状態だし」

千様「?
2月何か嫌なことあったかしら?」





蒼月「寒さそのものより 満足に動けない時期にイベントが集中してるのがムカつくんだよね」


千様「あーはいはい。バレンタインね。」

家康「頭の中は年中春だよねえ」




蒼月「くっっそ寒い中どいつもこいつもイチャイチャしくさって腹立つホント
人間冬が発情期かよ 節操ないよね」けっ

シロ「お前が言うか。」





小太郎「夏場にイチャイチャしてたら暑苦しいからじゃないのか?」わおんっ

蒼月「Σなにそれ そんな理由なの!?」

家康「いや 人間として答えるけど。
何も考えてないと思うよ」







魄哉(若い頃はちゃらんぽらんだったくせに さっさと世継ぎどうにかして貰えませんかねえ)じーっ


千様「あの、殿
この手の話題だとお宅の軍師の視線が

家康「大丈夫。365日突き刺さってるから」ふっ








蒼月「て、事で鏡子ちゃん
冬場動けない者同士 バレンタインよろしくっ」

鏡子「あら残念ですね
私鏡から出られませんので チョコとか無理ですねー」

蒼月「そこは愛で」

鏡子「残念ながら セール中ではないんですよねー」




小太郎「鏡子、手慣れてきちゃったな。」うわあ

シロ「なぜにあやつは真顔であんな台詞を吐けるのだ」ドン引き。



千様「まあまあ、チョコならお姉さんがあげるから」

蒼月「Σへ!? え、あ ありがとう」

家康・シロ・小太郎(Σそう言えば 毎年岩並にかったいのがっ!!)


千様「何よー。
今年はちゃんとお料理マスター 彬羽君に教わって作るから安心しなさいよ」むっ


家康「それ甘いものダメな彬羽にとっちゃ拷問拷問。」

シロ「そもそも菓子と日本食を一緒にするな」




魄哉「・・ 生クリームを入れるんですよ」ボソッ

千様「あら、溶かして固めるだけじゃないの?」



蒼月「ジジイ まざりたいなら仕事置けば?」

魄哉「いえ 急がないと春からの新入社員の数が中々」うーん。

小太郎「社員って」


魄哉「最近の若い子は履歴書の書き方すら適当なんですよねえ」

シロ「おい。幕府の人間色々と大丈夫か」

家康「平和だからねえ。」





蒼月「なんか世知辛い話になっちゃったよ」うわあ。

鏡子「まあ、普通今から来月の事考えてる余裕無いですよね」





がららっ



粋「たっだいまー 今日もつっかれたー」



家康「おや。お役者ブラザーズのお帰りだ」



鏡子「お帰りなさーい。お二人共お疲れ様です」にこにこ


白「疲れた 眠い」うとうと。

魄哉「寝る前に手洗いうがいしましょうね」

白「俺は幼児か。」






蒼月「春からバイト募集してない?」

白「目が覚めた。」びっくり



粋「Σ裏方でも無茶苦茶キツいぞ!やめとけって!」

蒼月「アンタでも出来るなら俺に出来ないワケ無いだろ!!」くわっ

粋「Σどんな理屈!?つか裏方じゃねえええ!!」




白「あいつ 何があったんだ?」

シロ「男のプライドというか。なんと言うか」うーん。



蒼月「てかこんなもんあるから 見ちゃうんだよ!」
べりべりべりべりっ

家康「Σぎゃー!日めくりがどんどん薄っぺらに!!」

魄哉「Σこらああ!!まだ1月なんですよ!!
勿体無い!!」





鏡子「これって ひょっとして芝居小屋潰れたら私のせいですか?」おろおろっ

千様「あの、鏡子ちゃん 蒼月君のイメージどんななの?」


小太郎「さすがに無いだろ
バイト一人で潰れるとか。」

シロ「無いと思いたいがな。」うーん。





白「ごめんな。 無理」きっぱり

蒼月「Σ選考すら無し!?」

粋「Σ容赦ねえ!!」

白「アサガオ育てられるようになったら口きいてやる」

蒼月「Σう」



一同「Σ無理なの!?」





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