小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

8月1日

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家康「あっつー

もう8月だねえ」汗ふきふき


蒼月「だね。 あー池に入っちゃおうかなクソ暑い」

小太郎「お前それ絶対蛇に戻っちゃうだろ」わおんっ

蒼月「なんなら脱皮もするかもよ?」ふふんっ

シロ「どれだけ育つ気だ。」



家康「Σおおっ さりげにひんやりっ」おおおお

シロ「熱中症になられてはかなわんからな」ひんやり

小太郎「あー、シロ居ると夏場ホント助かるなあ」ほっ







千様(Σシロ君の周りが屍累々っ)びくっ!

鏡子「私心底 年中快適な鏡の中で良かったと思います」うわあ



魄哉「皆さん早くも音を上げてますねえ
これから夏本番なのに」うーん。

千様「そうねえ。
Σって スルーするとこだった! アンタは頼むから袈裟やめなさいって!!」

魄哉「ですから夏素材に「毎年それでも暑い暑い言ってるでしょ!
人には気を遣いまくるのに なんで自分には無頓着なの!」




粋「なんか 姉ちゃんってたまに母ちゃんみたいだよなー」あっはっはっ

千様「Σ母ちゃっ!?」がーん


魄哉(デリカシーの無いのは血筋ですか。)うわあ




千様「ちょっと 夏用の着物新調してくるわ」すたすた

粋「へ? なんでいきなり?
今外暑いから「今行ってくるわ。」

粋「?」


一同(女子力上げようと必死か。)



鏡子「でも新調って 千様さんお金どうするんですか?」

魄哉「ああ。それなら」






千様『ちょっとー! 何昼間から寝てんのよ!!
暑いから夏服欲しいのー!ちょっとカンパしてよっ!!』きいいっ

挿音『Σはああ!? なんで俺が!
つか何ヒスって『いいから寄越しなさい!もってんでしょ!!』



魄哉「一言で言うならカツアゲです。」

鏡子「一番有り得ない人からカツアゲしてますねえ」うわあ。




シロ「しかし ああしてタカりに行くとなると」

家康「うん。普段からああして巻き上げてんだよ
勇者だよねー」うんうん。

蒼月「マジでどんな関係なの?あの2人」

小太郎「上下関係出来てるんだろなあ」うんうん。





魄哉「さて、新しいの作りに行く千様は置いといて

汗かく季節ですし 古いものでしたら沢山発掘されましたので良かったらどうぞ。」

蒼月「着物発掘って何?」

魄哉「千年も生きてると 忘れた頃にあっちこっちから発掘されちゃうんですよ」ふっ

シロ「それは 布として形を保っておるのか?」







間。






白「派手でいいな」ほう。


蒼月「あの、このめちゃ派手なのって」

魄哉「若気の至りですねえ。」遠い目。

シロ「お前が着ておったのか!これを!?」




粋「兄貴は素で派手だから今更感あるけどよー

今袈裟で昔 何あれでっかい牡丹?
すんげー趣味だなあ」うわあ。

家康「まあ今の袈裟も柄めちゃめちゃ派手なんだけどね。
袈裟なんて別に無地でも良いんだから」

蒼月「根っから派手好きなんだね。」ああうん。



魄哉「知ってますか?
着物が派手過ぎると 本体とのバランスが取れなく不格好になるんですよ」

蒼月「そりゃ知ってるけど いきなり何?」




魄哉「僕の場合 派手な金髪してますんで多少派手な着物来てもバランス崩壊しないんです」どやっ

蒼月「何その言い訳になってない言い訳」


白「派手で何が悪い」どうどうっ

粋「あの兄貴 それ舞台衣裳じゃないからな?」

白「え。」

家康「まあ普段着と思わないよねえ」うんうん




白「じゃこれ普段着る奴か

・・・まあいいか。」うん。

蒼月「Σ気に入っちゃった!?」

小太郎「Σこの2人センス似てる!?」


魄哉「いやー助かります
挿音とか 絶対着てくれませんしねえ」

シロ「いや。奴でなくても着れんだろ。」


魄哉「シロ君もお好みでありませんか?」はて。

シロ「いや それこそ衣装に負けるわ」きっぱり




魄哉「えー。そうですかねえ」うーん。


蒼月「派手好きの奴って 感覚マヒして周りにも同じの勧めてくるよね」

粋「あるあるだよなあ
俺 無地のが好きだし無理かも」うーん。




家康「お!これ見て見て!

ほら 背中に豪華な虎の刺繍っ」おおおっ


蒼月「Σジジイこれ着てたの!?」ひいいっ

魄哉「あー懐かしい。 若気の至りですね」あはは


シロ「ひょっとして 若干荒れておったのか?」






襖がららっ



飛天「おっいたいた。
お前ら何し


あれ?家康今度はチンドン屋でもやんの?」

家康 「Σ今度も何もやりませんけど!?」





魄哉「・・え?そこまで派手ですか?」

飛天「うん。派手だな

ほれ、俺のコレとか 真っ白だし


シロ「そりゃそれは診療所の白衣だからな」



魄哉「・・・・ふむ。」悩。



家康「Σえ、えーっと

こういう派手なのもたまにはいいんじゃないかなっ!?」

白「気を遣わなくても 別に凹んでないと思う」



飛天「Σあれ?俺不味い事言った?」

粋「いんや。むしろ助かった」ほっ







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【芝居小屋】



皐月「なんや衣装増えとらん?」

つつじ「魄哉はんからの寄贈どすー

いやー助かりますわあ」ほくほくっ


粋「適材適所って奴かあ。」うんうん

白「また衣装の手入れが大変だな」

粋「Σやっべえ俺の仕事増えた!?」ひいいっ




がららっ

彬羽「だああ暑い!! こんな日に出前頼むな手前らっ!」


つつじ「おお。お疲れさんどすー」




白「お前 春一の制服似合わないよな」しみじみ。

彬羽「Σ何なんだ今更!!ケンカ売ってやがるのか!!」イラッ



粋「そりゃお前の場合 デザインつかサイズ合ってねえもんよ」

皐月「最初から7分丈デザインや思ったらまあ似合っとるんちゃう?」







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