小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

9月16日

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魄哉「あー。昨日は参りましたよ」あくびっ

千様「急な夜勤だったのよねー。お疲れ様」


蒼月「政務だか何だか知らないけどさあ
夜に手伝いとかやめてよね
俺遊びにいきたかったのにさあ」ちぇー

魄哉「ああ。それはナイスなタイミングでしたね
」ふっ

小太郎「ん?蒼月が手伝いしてたのか?」

蒼月「バカラス 日が暮れたら役に立たないんだもん」

魄哉「究極の鳥目なんでそこらガンガン当たるわ蹴るわで 建物の方が持たないんですよね」うーん。

シロ「少しは本人の心配もしてやれ」


魄哉「彬羽君 背丈あるじゃないですか?
欄間に頭打ち付けてばっきり割っても本人真顔で無傷ですからねえ」

蒼月「前に 夕方?薄暗くて階段踏み外してたけど 普通に階段割れたよね」

小太郎「江戸城ボロボロじゃないのかそれ」うわあ。


魄哉「ですので、彬羽君にお手伝い頼むのは基本自宅でと決めてます。
僕の主な仕事場天守閣ですし」

千様「あー。そりゃ足元暗いわね」うんうん。


蒼月「あ、そうそう 江戸城で思い出した
昨日このジジイ 一段落ついてホッとしたのかボケかましてたよ」

魄哉「Σげ」びくっ


シロ(ある意味普段からボケボケではあるが。)うーん。


千様「え?なになにっ?」わくっ

魄哉「Σちょっとやめて下さい!!悪趣味なっ」



蒼月「片付いたのが夜中だったんだけどさー

ジジイ外の空気吸ってくるって外出てボーッとしてたんだよねえ

そしたらさ。 ほら江戸城の女中ちゃんら居るじゃん?その中の1人が 誰か居るって思ったのか来てさあ

このジジイ事もあろうに『今日は月が綺麗ですねえ』って」

千様「口説き文句よね?それ」うっわあ。


魄哉「し、仕事が片付いた安堵で何も考えて無かったんですっ!」


小太郎「やっと片付いたーって 本気で月が綺麗に見えたんだろうなあ」わおんっ

シロ「気持ちは解らんでもないが」うーん。


蒼月「女中ちゃん対応に困ってるし ジジイ解ってないしで 思わず あー早めの月見だねえ。とかフォロー入れたよ」


小太郎「よし。夜勤明けならしっかり休もうな?」わおんっ

魄哉「さっきまで寝てたんですが
てか、今は頭ハッキリしてるんで変な事しませんよ?」



千様「江戸城大丈夫かしら?
天海様に求婚されたー!とかその子勘違いしてるんじゃ?」

シロ「あり得るから恐ろしい。天然タラシめが」うーん。




白「月見団子の話か?」ひょこっ

蒼月「ああうん。 花より団子の人も居るね」


シロ「月見は10月ではないのか?」

白「え?
だって家康が」



家康「ねえねえ。これ どんだけ作れば良いの?」団子丸め丸め

千様「Σ殿、なんで割烹着着てるの!?」

魄哉「粉が着くので僕の貸しました。」きっぱり

シロ「Σそういう問題か!?」



魄哉「殿、単純作業好きなんですよねえ」

家康「さして責任も無く ただひたすら簡単な作業を繰り返す
いやー楽しいよ?」にこにこ。

蒼月「普通苦痛なんじゃない?それ」




千様「ん? お月見早めにやるの?」

魄哉「こう言う行事は楽しんだもん勝ちでしょう
ついでに お供えしてるとお団子カピカピになるんで 食べる用のを量産して貰ってます」

シロ「成る程 それでこの量か。」納得。


家康「いやー。楽しいけどなかなか大変だね」こんもり山積みっ

蒼月「そりゃそうだろうよ」




石燕「あのー。質問なんすけど」挙手。

千様「あら石燕さん 籠ってで絵描いてたんじゃ」

石燕「コマさんにいい加減ご飯食べないとランチャー撃ち込むって脅されたんす。

その 月見って 何する行事っすか?」

魄哉「お月さまにススキと団子をお供えする行事。

ですね。」

石燕「それをどうやって楽しむんすか?」

千様「Σ確かに!」




白「甘いぞ石燕。」ふっ

石燕「へ?」

家康「そこは工夫だよ工夫。
面白く無き世を面白くってね。」ふっ

シロ「三角巾着けて気取るでないわ」


家康「じゃじゃーん!殿お手製ロシアン月見団子!!

この中に数個ワサビが入ってるのが混ざってまーす!!」

シロ「こらああ!!食べ物で遊ぶな!!」

白「かじっ奴は全部食べるの強制だから無駄にならないぞ」

シロ「Σお前か!お前の案か!!しょうもないっ!
!」



蒼月「いやもう月見の風情ぶち壊しじゃんか」あーあ。

魄哉「ほう。面白いですね」きらーん。

千様「Σツボッた!?」



家康「ちなみに ワサビ入りなら甘いの苦手な彬羽でも食べれるよ」にこにこ。

小太郎「いや無理だろ」きっぱり

白「さっき甘くない団子って試しに食べさせたらムセてたけど具合は悪くならなかったぞ。」しれっ

千様「Σ既に被害がっ!」ひいいっ





魄哉「ちなみに。ワサビの確率は以下程で?」

家康「そんな多くないよ?
油断した頃にギャアアてのが楽しいんだし」にやり。

魄哉「ほほう。やりますね」ふふんっ


蒼月「なんでそんな所ばっか意気投合なの?」




粋「ん?何皆集まってんだよ」ひょこっ

一同(カモ来た!!)きらーん!


小太郎「粋、いつもこんな役回りだなあ」哀れみの目。

シロ「おそらく俺らも後でやらされるがな。」げんなり


家康「駆け付け1個どう?」団子っ

粋「ん?月見団子?
調度腹減ってたし ラッキーこれもーらい」ぱくっ



一同「・・・・。」

粋「ん?」もぐもぐ



一同「ちっ!!」

粋「Σ何が!?」


石燕「ハズレ いや当たりの団子で良かったっすね」

粋「Σハズレって何!?」




家康「ワサビ入り増やそうかな。
少なすぎたかも」うーん。

白「だな。こいつが貧乏くじを引かないとかな」うん

粋「Σえ。ちょワサビって ええええ!兄貴だけならともかく酷えっ!!」がーん。



魄哉「あ、一二三ちゃんの分はちゃんと安全なの避けてて下さいね」

家康「そこは勿論 最初に避けてるよ

んー。でも子供の分はもっと甘くして良かったかな?」ぱくっ









挿音「ん?家康 何してんだ?」



千様「自分も大概貧乏くじ体質なの忘れてたみたいね」ふっ

魄哉「お茶飲みます?」

家康「むーっ むぐうううっ!」悶絶っ


千様「あら。言ってる間にお月様出てきたわよ」




蒼月「鏡子ちゃんほら 月が綺麗だね」どやっ

鏡子「私は満月のが好きですけどね」きっぱり。




白「?」甘い方の団子もぐもぐ

彬羽「ありゃ遠回しに お前と付き合うのは御免だって断ってんだ」けほっ


白「ワサビそんなキツいのか?」

彬羽「キツいなんてもんじゃねえ!!何てもの食わせやがる!!」



蒼月「アンタ虚弱なのにワサビ団子とか大丈夫なの?」

石燕「あ。大丈夫っす。 薬味の類いは好きっすから」へらっ

小太郎「Σおおっ!大人だっ」おおおっ




挿音「つーかこれ。ワサビって匂いで解るよな?」ワサビ入りツーン。

家康「Σはっ!」

白「バレたか。」甘いのもぐもぐ






※ワサビ入りは石燕が平らげてくれました。



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