5月11日

大嶽丸「うーん。」
雨どじゃーっ
大嶽丸「最近 雨が多いな」ため息っ
小太郎「縁側でゴロゴロ出来なくてご機嫌ナナメだな 」わおんっ
テオドール「晴れてたら晴れてたで その縁側は我が主の定位置に御座いますがね」ふっ
千様「あらー。それなら二人仲良く並んでお昼寝すればいいじゃない
お姉さん的にも目が嬉しいしー」のほほーん
大嶽丸「Σ絶対嫌だ!」フシャーッ
小太郎「どうどうどう
毛逆立てるなよ」わんわんっ
間。
【神社のふもと】
彬羽「と言う事で 雨の恵みに感謝する祭りだ
ジメジメ鬱陶しい 祭でさっさと発散してこい」
大嶽丸「雨前提で開催ってこの町の奴等根性有るな」うわー。
テオドール「この町常に何かお祭りしておられますからねえ」
白「幕府がやってるからな」うん。
粋「祭り好きの町の連中使って 経済回すのさすが過ぎるんだよなあ」うーん
白「よし。どの店から行こう」すたすたわくわくっ
テオドール「ああ。めちゃめちゃ経済回す方がノリノリで」すたすたっ
大嶽丸「前々から思ってたんだが
祭の出店ってのは基本 買い食いするだけの
彬羽「祭以外で買い食いしたら行儀悪いだろうが、
祭なら治外法権だ楽しめ
よし行くぞ一二三。腹壊さん程度にな」
一二三「はーい。だべ!」きゃっきゃっ
大嶽丸「行儀って」ええー
粋「あいつ坊っちゃん育ちだから。
ちゃんと射的とか遊びも有るし 気楽に遊
大嶽丸「射的って的当てだろ?
一応 流鏑馬くらい出来るんだが
面白いか?」はて?
粋「Σ若様だった そういや!」
白「あ。また雨降ったら 煩そうだし お前はしっかり着てろ」笠と簑ごそっ
大嶽丸「Σ動きにくい!」ふにゃああっ
テオドール「どちらにせよ にゃーにゃー煩う御座いますねえ」怪訝っ
ーーーーーーーーー
庵「はいはーい 落としたら景品ゲット
Σあ」
粋「何してんのお前」あれっ
庵「いやその
ひなに頼まれて 店の赤字を埋める為の副業バイトって言うか」苦笑いっ
一二三「食べ物屋さんなのに 出店は射的なんだべか?」あれっ
庵「そこはほら
彬羽居ないと閑古鳥鳴いちゃう店だし。
下手に時間外労働させたら 胃に穴空かないかなって」遠い目っ
白「バカラス めちゃめちゃ重宝がられてるな。」
彬羽「あまり嬉しく無いんだが」困惑っ
テオドール「あのー。 何故に射的のお店には 毎度こちらが鎮座しておられるので?
人気商品なので御座いますか?」
特大『王将』指差しっ
庵「いや。置いてても場所とるしってなって。」
彬羽「Σちょっと待て!
店の入り口に置いてあった王将か アレ!」
粋「え。ひょっとして 店の不要品を景品にしてる?」
庵「まあ、あのひなだし
居るもんなら他所にやんないよね」うん。
白「出店の景品って 何でも持って帰ってから大概困るもんな
なら同じだ 賢い」うん。
大嶽丸「納得するのか」えええ
庵「こう言うのは祭の空気を楽しむ物だから 楽しめりゃ問題なしだし
ま、家康でも来ない限り そうそう当たんないし、
お客がムキになってくれたら儲け放題って事らしいよ」
粋「新品でも王将とか要らねえしな
確かに楽しめりゃ良い のかな。」苦笑
大嶽丸(イマオチ解らん
的当ての何が楽しいんだろう)うーん。
テオドール「Σくっ!魄哉さんのライフルならそこそこ当たりますのにっ!!」 ひゅるぽとっ
一二三「また、あぶねえ人に飛び道具使わせてるだなあ」うーん。
白「この玉を当てて落とせば良いのか?」ふーん。
粋「兄貴 ノーコンじゃねえかよ。
さすがに無理だって」苦笑
白「は?
やる前から決めつけるな」むかっ
びすっ!
彬羽「指で弾くな 銃を使え」おい。
ずがががががっ!!
庵「Σぎゃああ跳弾!!」ひえええっ
一二三「ノーコンにも程があるだ。」王将盾っ
テオドール「Σあああ!屋台の内部が破壊されてくっ!!」ひいいっ
ずががががががががっ
しゅううううっ
テオドール「コルクの弾で良う御座いましたね。」そーっと
白「全部倒れたぞ」どやっ
大嶽丸「Σその前に全部穴だらけだろ!!
うおおごめん!弁償すっからっ」あわわっ
庵「まあ、元手ゼロで儲けようとした天罰と思えば?
結構儲けたし」小銭じゃらっ
粋「Σたくましい!」
庵「そろそろ帰りたいと思ってたし 結果オーライ?」しれっ
彬羽「手前は謝れ 普通に危ねえ」
ひゅるるっ
かんっ!
白「Σ痛い」
テオドール「あ。どこぞへ飛び去ったかと思っていた跳弾が 空から帰還に御座います」おや。
一二三「ちゃんと自分にまでバチ当てんの
さっすが神様だべな」わははっ
大嶽丸(どうしよう。
ちょっと面白かった)
一二三「お祭り楽しんでるみたいで何よりだべ」にこっ
大嶽丸「Σえ。あ、これは祭と言うかっ」
庵「ん? んでその
祭よりおもろい破壊神様はどこ行ったの?」帰り支度っ
粋「Σあ。
また一瞬目を離した隙に!」きょろっ
彬羽「下手に追わない方が良い」
テオドール「かと思われます」
粋「へ?」
一二三「あ、また雨パラって来たべ」
庵「やば。撤収撤収っ!」わたわたっ
ーーーーーーーーー
【神社 境内】
雨しとしとっ
白「なあ、神社ってのはケガレを嫌うんだぞ。
血とかは1番のケガレらしいから ここで暴れるの どうかと思うな」むう。
餓鬼うぞうぞっ
白「今年、雨とか多いから 凹んでる人間達の鬱々で呼び出されちゃったんだな。
人間より先に 強いバケモノに集ってくるのは助かるけど」うーん。
大嶽丸「お。居た
あいつ何をして Σげ。」
足元に餓鬼わらわらっ
白「感情も思考も無い奴等で良かった。」
ぱんっ!!
大嶽丸「」
彬羽「だから 下手に近寄るなと言ったろ」ため息っ
大嶽丸「Σああああ頭爆ぜっ!
全部まとめてっ!!」あわあわっ
テオドール「あの方 水は嫌いに御座いますが、水神様の血筋に御座います。
相手が濡れていれば 己の炎との作用で 頭の1つ2つ弾き飛ばすくらい余裕かと」
大嶽丸「Σこの血の量見て なんで平気なんだお前は!!」
テオドール「吸血鬼に御座います故。」きっぱり
庵「一二三ちゃんは粋の奴が 寝る時間だぞーって連れて帰っ うっわ また派手に」うげっ
大嶽丸「Σビビってるの俺だけ!?」がーん!
白「じゃ 俺等も帰るか」すたすたっ
テオドール「魔王のお勤め お疲れ様に御座います」ぺこりっ
大嶽丸「・・・。」
彬羽「そう引いてやるな
色々知らん手前を 万一でも巻き込まねえ様に
濡れない様気をつけてやってただろが」
大嶽丸「へ?
あ。笠と簑!」はっ
テオドール「何を動じて居るのやら
あの方の 1面だけ見て解ったつもりなど思い上がりも甚だしく御座いますよ」どっやあああ
大嶽丸「Σ何で毎度ライバル視されてんだ!
はなから微塵も解っとらんわい!!」うがあっ!
千様「おかえりなさーい
お祭り楽しかった?」
大嶽丸「あー その
なんか 疲れた」げそっ
千様「?」
白「ふー。さっぱりした
もう結構暑いな」
風呂あがり襖がらっ
シロ「Σ何か着てこい馬鹿者っ!」
ハリセンすぱーんっっ!!
粋「兄貴なんて
『非常識』と思っときゃそれで充分だぞ」な?
大嶽丸「だな。」うん
魄哉「まあ確かに常識は無いですがね」
家康「ん?どしたの
その 穴だらけの王将。」
魄哉「母の日 だそうです」困惑っ
大嶽丸「おい。あの王将」
彬羽「言うな。
何故アレを選らんだんだかな。」困惑っ
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