小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

6月28日

 

 

 

静「くうっ!兄様の癖に生意気なっ」ぐぬぬ

 

 

家康「あれっ
確か泰澄ちゃんの妹さん?

何してんの そんな物陰で」

 

静「Σぎゃああ出たあっ!
良いトシしてポニテへらへらの癖に無駄に腕の立つ胡散臭丸眼鏡っ!!」ひいっ

 

 

家康「胡散臭、うんめちゃめちゃ言われるけど

え?此処まで言われる?」ええー。


静「寄るな喋るな! 胡散臭いのが伝染する!!」うがあっ
家康「うっわ酷過ぎ
お兄ちゃんは丁寧な良い子なのに 偉い違うなあ」


静「Σ比べるな!
私はあの兄とは出来が違う!」くわっ

 

家康「うん。自分に自信が有るのは良い事だけど

気軽に人を見下すんじゃないの。
お尻ぺんぺんするよ」

静「Σっぎゃああ!やめろ変態!!
この私にそんな事したら打ち首だぞ!」ひいいっ

 


家康「・・・・・・・もみ消すから大丈夫!!」びしっ!

 

静「Σ言う割になんだその間!!」

 

家康「もみ消しとか気軽にやる事じゃないでしょうが!」
静「Σえ。もみ消しは出来るの!?」ひいっ

 


家康(あ。まずい
あんま周りに居ないタイプだから ついムキに。

下手な事言うと また天海に怒られるし 落ち着け私。)


静(そう言えば あのアホ兄貴の住み込みしてる先は、
なんか幕府のお偉いさんともコネがどうとかって
コイツが偉い奴とは思えないけど 関係者の可能性はあるのか)ううっ

 


家康・静(よし。喧嘩は避けよう) うん。

 

 

小太郎「あの2人 
物置の影で何してるんだろうな?」わおんっ

シロ「さあな。
ほれ、散歩に行くのでは無いのか?
置いていくぞ」すたすたっ

 

 

 

静「じ、実はその
ほら うちの兄上、家を出て修行してるし
あのユルーい兄上が どんな風にやってるのかなー?とか ほら頑張ってる?とか気恥ずかしい物があるしー」もじっ

 

家康「あ、そう言う事

頑張ってるお兄ちゃんを影から覗いてたんだねー」あははっ

 

 

静(んなワケ有るか!
隙を見て私のが有能と認めさせて師匠奪ってやりたいだけよ!
大人なんてチョロいもんよっ)ふっ

家康(あの鬼の形相で見守りのワケないよねー
大人をなめすぎだよ。末恐ろしいなあ) ふっ

 


静「と言う事でお構い無く。
大人はお忙しいだろうし
お仕事戻って貰って大丈夫だから」

家康「あ。大丈夫 私無職みたいな物だから」さらりっ

静「Σえ゛マジでゴミ
いや何も えー。でもほら此処でわちゃわちゃしてて 兄上に見つかったら恥ずかしいなあ」ちらっ

 

家康(あ、やっぱ 何かやらかす気か)ふむ

静(良いからとっとと向こう行け!
悔しいけど コイツには敵う気がしないっ!)くうっ

 


家康「よーし。
じゃあ 隠れて見るなら良い場所があるよ
此処よりもっと見易いところがね
よし。おじさんが案内しよう」にこっ

静「Σえ。あの要らな「まあまあまあ遠慮しないで
いやー 若い子は繊細だなあ」あっはっはずーるずるっ

 

 

 

間。

 

 

【繁みの中】

 

静「蚊が居る」むすーっ

家康「暑いからね
しゃーないしゃーない
ほら、ちゃんと木の枝持って」

静「これでホントに擬態出来てると思ってんの?」ねえ

 

 


家康「お兄ちゃんに見つかりたくないんでしょ?
大丈夫大丈夫。
私は今までコレで何度も窮地を乗り越えて来たんだから」へらっ

静「いや。どんな窮地よ」

 

家康(俗に言う伊賀越え です。
とは答えられないなー。)にこにこ

 

 

静(まあ良いか
コイツもだけど 他の周りの奴等もかなりヤバそうだし

あのボンクラ兄ばっか 何でそんな腹立つっ!
くっそ せめて何か術式使ってる所邪魔して赤っ恥かかせてやるっ)


家康「ん?」

静(幸いコイツは そう言うの詳しく無さそうだし。
背中に浮遊霊乗ってるのに 気がついてないぽいし

ん?)

 


家康「どしたの?」あれっ

背中にうじゃうじゃぎっしり落武者の霊っ

静「Σうおおピント合わせたら何これえええっ!!」ひええっ

 

 

泰澄「Σうおっ 静! こんな所で何を!?」びくっ

静「Σ何をじゃない 何コイツ!どんな人生送ってたらこんな大勢背負えんの!?」ひええっ

 


粋「Σうお何してんのお前等!なんで木の枝持ってんの!?」

家康「擬態してたから」あちゃー。

テオドール「は?」困惑っ

 

 

白「あれ?

お前等 2人で繁みの中で何してたんだ?」ん?
  

一同「へ?」

 

 

静「きゃー!バレちゃったかあ!

此処の奴等はデリカシー無いなホントにもー」

家康「Σえ゛!?」

 


泰澄「Σえ。静 まさかっ!?」ひええっ

静「うっさいなー。
私も子供じゃないしー

そうやって 歳の差とか煩く言われちゃうのが嫌で黙ってたのに」あーあ。

 

 

一同「」ドン引きっ

 

 

家康「Σああああの 静ちゃん!?」えええっ

静(ふっ。 バカ兄に嫉妬して物陰から覗いてたとか、悪さしようとしてたとか バレるよりマシマシっ) やけくそっ

 

 


白「お前
人妻好きじゃなかったのか」

テオドール「ゆりかごから墓場までとは。
また範囲のお広い」うわ。


家康「Σちがーう!
確かに守備範囲は広いけど ロリは範囲外!!」


静「そうね。範囲外なのに 私は例外なのね」ふっ

家康「Σ頼むからこれ以上ややこしくしないでくれるかな!?」

 

 

千様「えーと。

真の愛があるんなら
後 5年待ったら?」ドン引きっ

家康「Σだから違うって!
何!?静ちゃん大人をからかうにも程が

Σ!!!」

 

 

彬羽「ほう。

ガキに手を出す変態が 此処にも居たか」

 

白「あ。バカラ
この前の飛天のロリコン疑惑のノリがまだ抜けてないな」ありゃ

テオドール「ロリの保護者としては 
その辺過敏になってしまわれますよね」うんうんっ

 

粋「Σいやいやいや!今回のは俺でも解るって!
濡れ衣!絶対濡れ衣っ」

泰澄「静こら!いったいどういうつもり

あれっ居ない!?」きょろっ

 

家康「Σ逃げた!?

うお彬羽誤解だから!
身に覚えが

 

Σ天海いいい!!!」ひいっ

魄哉「殿、人の道を踏み外したってのは本当ですか?」ゴゴゴゴゴゴッ

 

 

シロ「途中からしか解らんが
絶対無実だと思うのだが」

晴明「・・じゃな。
私の血を強く受け継いだか」うーん。

 

 

 


静「よっしゃああ!!
結果的に1勝!!」ガッツポーズっ


土御門陰陽師「あの、お嬢?
占いで最凶出たんですけど
今日 とんでもねえ誰かに何かやらかしませんでした?」冷や汗だらだらっ

 

 

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