小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

6月27日

 

 

 

魄哉「うーん。
この時期は 寝癖を直しても直しても」

髪の毛ふよふよっ


鏡子「お坊さんなんですし
いっそ丸刈り
魄哉「このトシでそれやると 
ハゲ隠しとか からかわれるんで嫌です」きっぱり。

 


千様「あれ。
寝癖直しって鏡子ちゃんしか見えなくない?」あら?

家康「鏡子ちゃんに 寝癖チェックして貰ってるんじゃないの?」

蒼月「鏡の使い方おかしいだろ
てか、女の子に身支度チェックして貰うって何様だよクソジジイ」ええー。

 


魄哉「仕方ありません

暑苦しいですが、やっぱ頭巾被っていきますか」やれやれっ

家康「あ。最近やたら正装してると思ったら 髪の毛漂ってたの?」

魄哉「江戸城で 髪の毛ふわふわさせとくわけにも行きませんからね」ため息っ

鏡子「猫っ毛癖毛は大変ですねえ」

 

 

小太郎「猫っ毛って大変なのか?」わんっ

大嶽丸「すやー。」くかー


蒼月「なんで うちに来て寝てんの?このバケ猫。」

 

粋「なーんか、家より安眠出来るとか何とか。

梅雨は動物は寝るもんらしいし
あ、布団かけるべき?」

小太郎「動物だし 要らないと思う」わんっ

 


家康「実家か。

あの お母さんが居るもんね」ああうん。

千様「鈴鹿さん、確かに安眠は出来そうにないわ」うん。

 

 


家康「まあ、猫っ毛じゃなくても この時期は髪の毛大変だよねえ」

魄哉「殿、抜け毛で「ハゲてません。」

 

 

千様「ねー。
毎朝大変よねえ?」

蒼月「いまいち決まらないんだよね
頑張ってもすぐ崩れるし。」うんうんっ

 


粋「へ?2人共そんな普段と変わらねえよ?」

蒼月「あー。うん
全く気になってなさそう この人」


粋「自分のはな。
芝居小屋で兄貴のセットしてると ちょいちょい引っこ抜きたくなる」真顔っ

千様「命に関わるからやめましょうねー?」

 


魄哉「ああ、彬羽君も今年は散髪するとかって イラついてましたね」

家康「去年バッサリ行ったら 
尋常じゃなく跳ね倒して外歩けなくて騒いで無かった?」ええー

魄哉「髪の重みで頑固な毛根を押さえ付けてたんですねえ
あの子」しみじみっ

小太郎「重くなると 途端に真っ直ぐになるのもワケ解んないけどな」わんっ


魄哉「カラス天狗特有の体質じゃ無いんですか?」

家康「カラス天狗ってそうなの?」
魄哉「知りません」適当っ

 

 


千様「髪の毛もだけど
湿気自体が嫌ねえ

ベタベタして気持ち悪 

Σぎゃっ!?」


白「・・・。」ずぶ濡れぼとぼとっ

 


家康「うわー。今日は凄い湿気だねえ」ほー

粋「Σどう見ても湿気ってレベルじゃねえだろ!
何!? また池にでもハマったのかよ!」ひええっ

白「雨だ。
洗濯物干しっぱだぞ」ぼとぼとっ


魄哉「Σげ!
殿、手伝って下さい!!」だだっ

家康「はいはいはーい!」すたたたっ

 

白「水嫌いなのに
この時期は嫌いだ。」

炎ぼっ!!


小太郎「Σうおお!瞬間乾燥っ!」ぎゃいんっ

蒼月「室内はやめてよ。怖いなあ」ひえっ

 


千様「あらー。ホント
乾いた途端、白君も髪の毛ふわふわしてるわー

お互い湿気凄いと大変よねえ」


白「ん?
あ、それ多分 湿気じゃないぞ」

千様「へ?」

 

 

白「俺 雷も出せるから。

近くで雷バチバチしてると 反応するらしい」

粋「兄上 それアンテナ?」

 

 

雷がらぴしゃーん!!!


魄哉・家康「Σっわーーーーっ!!!」


蒼月「うん。早く言ってやってよ」

 

 


白「梅雨は嫌だな。

楽しい事が何もない
小太郎大丈夫か」

小太郎「雷雷かみなりいいっ」はわはわっ

千様「動物って 雷ダメよねえ」あらあらっ


白「だな。

ん?」あれっ

 

羽織めくりっ

大嶽丸がたぶるっ。


蒼月「寄りによって なんでそこ?」ええー。

千様「まあ。落雷モロに食らう事は無いとは思うけどー」

粋「兄貴 雷食うからな」ああうん。

 


白「いきなり二人羽織になったから何かと思った。

早く梅雨終わらないかな」はーやれやれっ

蒼月「二人羽織 そのまんまで良いの?」ねえ。


千様「でも、梅雨が終わったら夏なのよねえ」

粋「今以上に暑くなんのか。
まあ、 梅雨よりはマシ


ん?」

 

 

 

テオドール「皆様 見て下さいませっ
新しい晴雨兼用傘に御座いますっ!

日本の傘はデザインが凝っていて 持ってて楽しゅう御座いますねえっ」うきうきばしゃばしゃっ

 


粋「・・新しい傘ではしゃぐ子供?」えーと。

蒼月「まんまじゃんかよ。」

 

白「雨で楽しめるの凄いな」

 

 

魄哉「ずっと住んでると そうも言ってられなくなるんですがね」ぜーぜー。

家康「テオちゃんも 後何年ポジティブに梅雨過ごせるかな」ずぶ濡れっ

 

千様「あら、お疲れー
雷当たってない?」

魄哉「Σそう思うなら手伝いに来てくださいよ!!」

千様「嫌よ。危ないでしょ」

 


粋「Σあ。テオ
やべえさっき落雷がっ!」はっ

テオドール「はい?」


ゴロゴロゴロッ

 

千様「Σぎゃー! 傘捨ててえええ!!」ひええっ

 


ピカッ!


鏡子「必殺、反射目潰しっ!」カカッ

テオドール「Σ目がああっ!」うわああっ

 


傘ぽーん。

ドシャーン!ガラガラガラッ!!

 

 


白「梅雨は危ないから あんま外で遊ぶなよ?」ずーるずるっ

粋(Σ小太郎までしがみついてる!)

 

テオドール「Σさすが日本!
雨すら危険なので御座いますか!?

うおおっ前が見えませんっ」ひいいっ

 

 

くろねこ太郎の落書き部屋 [フォレストページ+] 夢小説対応・簡単オシャレな創作サイト作成サービス<サイトトップへ戻る