千様「なあに?
珍しい事してるわねー」あらあ
粋「物置漁ってたら出て来たんだよ」えーと。
テオドール「あー。私なら 正面にお取り部隊を置いて
本体二分で此処とこうからこう攻め「Σまた容赦ない攻め落とし方!!」ひいっ
石燕「リアルな城と周りの地形見取り図っすか?
つー事は」おや。
家康「あー。よく天海とシュミレーションして鍛えたなあ
懐かしい」あははっ
粋・テオドール「Σまさかの戦国ガチシュミレーション!?」ひいっ
蒼月「むしろ何だと思ってたんだよ。
徳川の軍師が家主だよ?この家。」
家康「この城はね、ほら天然の要塞だから苦労してさあ。
・・人として やっちゃいけないのは解っちゃいたんだ」どよーん。
粋「Σごめん!トラウマほじくり返すつもりはなくて!」あわわっ
テオドール「ふむ。あーよく見ると確かに此処から攻め入るのは 人では難しいやも?」うーん
与一「そうか?義経なら そう言う無理な狙って無理矢理突破して来るぞ」
粋「Σ空気読んで撤収しようとしてんのに盛り上がんな!」ああもうっ
家康「いや 大丈夫だよ。
ただその 若いんだから外で遊んで来た方が良いんじゃないかなあ
今の時代は 若い子が徴兵される事も無く 安心して青春出来るんだし」
石燕「家康さん。
なんかあったんすか」
家康「ちょい昔の夢見ちゃって」どよーん。
千様「あら、トラウマフラッシュバックー?
お盆も終わったのに 秀吉さんの霊とかがその辺で祟ってるのかしら?」きょろっ
石燕「んなもん居たら
与一さんに狩られてると思うっすよ?」
家康「ごめんね。
いや 過ぎた事とは言え 刀握れなくなるくらいには色々トラウマでさ。
今 銃使ってるのも、銃なら相手のあれやこれやの感触が無いから
粋「マジですんませんしたっ!
ほら撤収撤収っ!!」ほらほらっ
テオドール「過ぎた事を悔やむより 今と未来を見た方がよろしいかと」真顔っ
家康「うん。若いなあ。」ふふっ
石燕「今回はマジで来てるっぽいんで
そっとしといてやりんしょ」
与一「すまん。
戦と聞くと 微妙に記憶が蘇ってな」
蒼月「なんだかんだで、アンタも血に飢えた鎌倉武者なんだね」ああうん。
千様「ま、ああやって
戦国に慣れないで居られる人だからー。
アンタも軍師なんてやってたんでしょうけど。」ため息っ
魄哉「はい?帰るなり何ですか
Σあ。殿またヘラってるんですか!?
確に真夏にあの惨状は 色んな意味ではキツかったですけど
粋「Σごめん聞きたくないし 言わないでやって!!」ひいいっ
テオドール「外で遊べと言われましてもまだまだ日差しがキツう御座いますし。
今年は6月辺りから夏だったんで いい加減キッツいので御座いますよ」むう
蒼月「ウザイから大人しく遊べよ」ほんとにもー。
間。
粋「人に歴史有りだよなあ。
家康 大丈夫かな?」うーん。
テオドール「最悪蒼月さんが記憶食らうので どうにかなるかと。
しかし、本当に 太平の世になって まだそんなに経ってないので御座いますねえ。」
粋「あー 俺はそこそこ見たけど
お前は その頃まだ西洋だもんなあ。」
テオドール「で、御座いますね。
平和に引き篭もっておりました。」
粋「・・ツッコミづれえわ」うん。
テオドール「しかし、暇に御座いますねえ。
退屈は最高の贅沢と申しますが、うーん。暑くて頭も働かない」ごろんっ
粋「暇なら聞くけどよ。
ほら、化物と人間って なんだかんだで争わねえで居られるのって
兄貴の圧と カラスのサポート。
で、徳川と仲良くやってるからだろ?」
テオドール「ん?何の話に御座いますか?」
粋「万一 人間と化物が争う事になったら「容赦なく人間を狩り尽くしまして御座います」きっぱり。
粋「・・あの、今結構人間と付き合い有るのに
その辺躊躇は」そのー。
テオドール「人と化物が争うとは
つまり化物軍のリーダーは我が主に御座います
天秤にかけるまでも御座いません。」さらりっ
粋「俺の意志が弱えのかっ!」ずーん。
シロ(聞く相手を間違えておるだけだ。)通りすがり廊下すたすたっ
粋「じゃあよ。
さっきの城落しシュミレーションじゃねえけど
例えば そのドンパチの時、
急いで兄貴の所向かわなきゃってピンチで此処は俺が食い止めらあっ!てなった時 お前ならどうするよ?」怪訝っ
テオドール「どれだけ心配してどんな状況を想定しているので御座いますか。
そうで御座いますねえ
足止め諸共障害物をぶった斬って さっさと我が主の元に向かわせて頂きます」にこっ。
粋「Σお前には人の心って物がねえの!?」
テオドール「人ではなく吸血鬼に御座います故。」
粋「もうちょい友達扱いされてると思ってたよ畜生」けっ!
テオドール「しかし、戦とはそう言う物に御座いましょう?
だから戦国を終わらせる為に 家康さんもトラウマ背負い込みながら終わらせたので御座いましょう。
なら、あの方々が生きてる限りは同じ過ち等 起こりは板しませんよ」はーやれやれっ
粋「・・お前、ひょっとして賢い?」怪訝っ
テオドール「今この場でぶった斬って差し上げましょうか?」鎌じゃきんっ
彬羽「いや。まだ甘いな」鎌ひょいっ
テオドール「Σぐ。びくともしない!」くうっ
粋「あれ?カラス
夏バテは大丈夫なのかよ。」
彬羽「飛天の漢方が効いたらしく いくらかマシだ。
で、さっきの話だがな」
テオドール「へ?私、楽観的に御座いましょうか?」
彬羽「いや、そこはそれで問題ないと思うが」
粋「ん?何の話?」
彬羽「味方が目の前に居る以上、最短で物事を片付けるには
切り捨てるでなく 協力してさっさと目の前の障害を取り除く事だ。
そうすりゃこっちも戦力の経る事もない
効率だけを考えるな。」
テオドール「成程。
多少面倒でも 粋さんを助けるのが最善に御座いましたか」ふむ。
粋「Σお前ら人情ねえの!?
つかカラス!?お前だけはそう言うんじゃないと思ってた!!」どちくしょおおっ
テオドール(真顔で冗談を言える辺り
ホントに良く効くお薬なので御座いますねえ。
夏バテでくたばりなさるかと思いました)ほっ
千様「彬羽君って 穏やかに見えて意外と毒有るわよねー」あらあらっ
蒼月「じゃなきゃ いくら有能でも
あの魔王サマが副官になんかしないでしよ」
千様「あ、確かに。」
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大嶽丸「何でゴロゴロしながら楽しそうなんだ 地獄耳。」
白「この家居ると退屈しないなーって。」にやっ
鏡子「そりゃ。此処の半分くらいは白さんが連れてきたり 着いてきたりした人ですし」
コマ『まともな奴など 居るわけなかろうですね。』カタタッ
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