テオドール「蒼月さん、また何か隠しておられますね」大真面目っ
彬羽「むしろ 隠すべき事の方が多い奴だろ
それが正常だ」真顔っ
粋「ひっでえ言われ様」苦笑。
千様「でー。今度は 何を隠してるのー?」
蒼月「Σな、何の話!?」ぎくっ
白「蒼月、お前嘘つきのプロじゃなかったのか?」なあ。
蒼月「と、とにかく 俺何も知らないから!
つか あんま人の事詮索すんなよ!これだからガキは嫌いなんだよ!!」そそくさっ
粋「あ。逃げた」
テオドール「毎度毎度毎度 しょーもない事ばかり隠されてはバレて揉めてるから気になるので御座いますよ」むっ
彬羽「どうせまた店のツケが溜まってるとか、何股かかけてるのがバレて修羅場だとか 家主にバレたら殴られそうなそんなだろ
最悪 あいつ自身を庭木に吊るせば良い話だ」うちわぱたぱたっ
白「暑くて 細かい事考えたく無いんだな」ああうん
家康「しかし、何だろねー
今度は。」ふむ
シロ「今回は揉め事にならねば良いが
む?」
挿音「ん?
Σえ。 げ!?」しまった
家康「夜勤明けにごめん
あのさ、また天海が怒ると私達まで怖いからさー
挿音「Σ夜勤明けの忍に ガキの隠し事探れってか!?」えええっ
白「でもな
お前も キレた魄哉お前も怖いだろ?
蒼月が怒られてる時 いつも目合わせない様にして 奥に引っ込むの知ってるぞ」
千様「アンタ 大概怒られて育ったもんねー」察し
挿音「野郎が親父に殴られるのは元気な証拠だろがよ」けっ
粋(とか言いながら めちゃめちゃ怖かったんだな)ああうん
テオドール「蒼月さんの事に御座います
ろくな事ではないに決まっております。
それならとっとと 蒼月さんのみ居る時に魄哉さんにチクった方が皆、心穏やかに過ごせるかと」
挿音「一理有んな。」ふむ
彬羽(蒼月のプライバシーは
いや、この暑いのにヒスッた坊主の怒鳴り声聞かされるよりマシか)ふっ。
白「相当まいってるな お前。
シロ、氷こおり」手招きっ
間。
一二三「Σぎゃ!何だべかこれ!」ひいっ
廊下ボコボコ 床板バッキバキっ
挿音「まさか徳川忍秘伝のトラップを突破して逃げるたあなあ。」キセルすぱーっ
テオドール「ええい!ちょこそざいなっ
何故そこまでして必死に逃げやがるので御座いますか!!」じたんだっ
コマ『コッソリ秘密を探るのでは?』カタタッ
白「速攻バレて 捕まえて吐かせる事にしたらしいぞ」
粋「忍って いったい。」ええー
彬羽「おい、あまりドタバタするな
クラクラするだろ 」よろろっ
千様「そろそろ飛天君呼んどいた方が良いかしら?」あらー
シロ「今年は暑いからな
医者も忙しかろうがな。」うむ。
挿音「ったく暑いわ寝不足だわってのに ちょろちょろ逃げ回りやがって!
大人しくお縄につけやクソガキがああっ!!」中指びっ!
粋「お前も大概にしねえと倒れんぞ」なあ。
テオドール「で 御座います!
神妙に縛に着けで御座います!」おらおらっ
家康「てか テオちゃんどしたの?」
千様「暑さで芝居小屋がお休みになってるからー
バイト無くて暇なのよー」
石燕「吸血鬼なんすから
昼間寝りゃ良いっしょが」よろろっ
与一「お前は最近昼も夜も寝とるが 大丈夫か」
石燕「暑さに負けてるっす
あー。立ってんのつら
べしょ。
家康「Σ今すぐ飛天呼んでー!医者ああああ!!」ひええっ
蒼月「ん?
今 バカ殿の悲鳴が聞こえたような
俺用の罠にでもかかったのかな?」ありゃ
セミみーんみん・・
蒼月「諦め早いよ
ほら焦げんな。メス呼ぶ為に鳴いてんだろ
これくらいの暑さでへこたれんなよ」木ぺしぺしっ
み、みーんみんみーん!
蒼月「よし。
オスはそうでなきゃ
しっかし困ったなあ。
俺もさすがに家入れないと焦げちゃうし
池で涼もうとしても最早湯だし
ん?」
池のヌシ ぷかっ。
蒼月「Σうおお煮魚!!
しっかりしろよお前!
この池 冷たい川と繋がってんだろ!!」ひええっ
じゃぷっ!
蒼月「Σあっつう!!
え。ちょっとマジ!?
コレ魚じゃなくても無理だって え?え?俺これどうしたら良いの!? 」あわあわっ
飛天「あれ?熱中症の疑いって呼ばれて来たんだけど
患者ってこの魚?」ひょこっ
蒼月「Σうお調度いい所にブ●ックジャック!
まだギリ生きてるから 早くどうにかしたげてよっ」あわあわっ
挿音「・・なんか
捕まえて 必死に隠してる事吐かせてチクってやろうての
気が引ける感じになってんだけどよ」キセルすぱー
粋「なんだかんだで 変な所いい奴だしな
逃げてるの忘れてんだろ アレ」
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魄哉「いや、助かりましたよ
良かったですね 池の主さん」
風呂桶でヌシびちびちっ!
家康「うちのお風呂が大きくて良かったねー」ほっ。
与一「ん? 私は幽霊だから関係無いが
お前等の風呂は?」
白「外の川がいい感じに煮えてるぞ」
粋「いい感じって言って良いのかよ それ。」引
コマ『で、蒼月さんの隠し事は何だったのですか?』カタタッ
蒼月「え?
Σはっ!!」
白「このタイミングでか?」
コマ『この流れなら パピーは多少の事は許してくれます
今回はファインプレーだったので 武士の情けの助け船ですよ』カタタッ
テオドール「ほらほら
早く吐いておしまいなさい」にやにやっ
千様「あー。普段事ある事に虐めてるから」ほんとにもー
蒼月「とととととにかくっ
俺今回は何もしてないからっ!
コイツ等が勝手に思い込んで追い掛けて来るからウザくってっ」あわわっ
魄哉「いえ何も言ってませんから
てか、不審過ぎです。どんだけ後ろめたい何を隠してるんですか」
蒼月「だから 何も隠してないってば!
何だよ!皆してもうっ」だっ!
家康「あ。逃げた」
ひらっ。
飛天「ん?何か落としたぞ」手拭き拭きっ
白「暑さ対策って
どんな治療したんだ?」恐る恐るっ
飛天「暑い暑いって煩いから 鎮静剤と睡眠薬投入しとした 」ふっ
魄哉「まあ、睡眠は万能薬ですからねえ」成る程
テオドール「てか何を落とし
Σはっ!まさか コレが隠し事の正体!」ばっ
挿音「ん?浮世絵か
Σうお 待て待て待て それはちょっ」
与一「Σうお! 断末魔の様な悲鳴がっ
化物でも出たのか!?」ひえっ
蒼月「だから、免疫のない外国産。しかもガキには見せない様にしてたのにさ
日本人って 何でも春画にしちゃうからなあ」ふっ。
彬羽(どれだけドぎついの所持してたんだコイツはっ!)
コマ『蒼月さん 恥知らずのくせに、変な所は気を使うタイプですね』カタタッ
蒼月「つか、お前はさっさと寝ろよ」
彬羽「無駄に頑丈だと 鎮静剤と睡眠薬くらいじゃ寝れん」困惑っ
蒼月「ふーん。エグい春画見て失神する?」懐ごそっ
彬羽「Σどれだけマニアックなの持ち歩いてんだ!
やめろ絶対見せるな!! 」ひええっ
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