小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

7月6日

 

 

 


【西洋】

 

ジルケ「あっれー
東の魔王様だあ」

 

白「あ。無駄にエロい テオのイトコ。」

ジルケ「無駄とか無いし
サキュバスだもん」

スケープ「胸を突き出すんじゃありません」こらこらっ

 

 


白「この前 土産貰ったし
ちょっとイザコザがあって 大陸の方に行ったから 
こっちも土産持ってきた」ほれ。

スケープ「そんな御近所感覚で」ええー

 

ジルケ「えー。1人で来たの?
あ、表のでっかい狐に乗って来たんだ。

じゃサタン様にご挨拶?」えーと。

スケープ(Σこれ蓬莱の玉の枝って奴ではっ!?)土産ひいいっ

 


白「ん、サタン忙しいのか?」

ジルケ「んー。忙しいって言うか」

 

 


 
勇者「お前が魔王か!
国 いや全ての人間の為 貴様を討つ!!」くわっ

サタン「ふむ。面白い
それで全て解決すると思うなら よろしい
かかって来なさい」ふふんっ

 

 

 

白「何だあれ?」

ジルケ「今年6組目の勇者だね」うん。

スケープ「人間の中には 天変地異が原因の不況さえ
化物の類の仕業と言う事にして矛先反らそうとする国も有りますからなあ」

 


サタン「まあ、お偉いさんとの契約で『そう言う事』にしてるパターンもあるけどね」すたすたっ

ジルケ「サタン様お疲れ様ー。
早いね」あははっ


サタン「今日はもう1組来るみたいだから

勇者と勇者がブッキングしたら気まずいだろ?」

スケープ「あー 自分は選ばれた者と言うのが 彼等の心の柱になってますからなあ」

 


白「お前ら役者だな」ほう

ジルケ「わーい。日本のお役者様に誉められた」あははっ


サタン「それで世界が上手く回るならそれも良し。

実際 人に悪さをする魔物もゼロじゃないからね
怖がられても仕方ないね」溜め息っ


白「お前も大変だな」

 


扉ばーん!


下っ端魔族「申し上げます!

城下の南と北に それぞれ別の勇者が侵入したとの情報!
このままでは 城内で鉢合わせしてしまいますっ!!」


サタン「うっそ。南のってまだ毒の沼の辺りじゃ
うわ、ペース早いなあ」わお。

 

白「どれだけ居るんだ勇者。」なあ

スケープ「それだけ人の国が荒れてるのでしょうなあ」

ジルケ「勇者って大概可愛いのに 皆騙されちゃってて可哀想だよね」

 

 

サタン「仕方ないなあ

早い方は私が相手をするとして
後から来た方は あー ジルケ、四天王ごっこお願い出来るかな?」

ジルケ「はいはーい。
あ、襲ってお食事して良「次からそっち目当てになったらどうするの。ダメです」

 


白「ジルケ 四天王なのか?」

スケープ「成り行きで。

ちなみに私は 成り行きでサタン様の前に戦う 厄介な敵副官役をやっております」

白「どれだけ一気に来たんだ。勇者」

 

 

ジルケ「四天王って言っても あたし以外未定なんだけどね」

スケープ「その辺の事情を理解した上で 戦える者となると 難しゅう御座いますからなあ」うーん。

 

 

 

白「なあ、後から来る方の勇者 引き受けようか?」

サタン「へ?」

 


白「二度と来たくなくなるくらいに叩きのめせば良いんだろ?」

スケープ「あー。 まあ適任ではありますな」ふむ

ジルケ「だね。あたし等もそもそもごっこ遊びなんただし」うん。

 

サタン「じゃ お願い出来るかい?東の

あ、くれぐれも命は取らないでやってよ?
勇者は 純粋に世界を救いたいだけだから」ね?


白「お前も気遣いだな。
解った」うん

 

 

スケープ「魔王には違い無い事ですし
この方相手なら 勇者も満足でしょう」うむ。

 

 


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北の勇者「Þetta verður kirkjugarðurinn þinn! !
Illur púki herra!」くわっ

白「へ?」あれっ

 

 

スケープ「いつもは
サタン様の特殊能力で 近くに居る者の言語は自動翻訳されておりますからなあ」うーん。

ジルケ「西洋広いもんね

勇者達も 国何個も超えて言葉通じるのおかしいと思えっての」やれやれっ

 


白「えーと。殴っていいんだよな?」困惑っ

 



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