小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

6月8日

 

 


魄哉「と言う事で、
異国から親善の証しとして 期間限定でゾウが贈られて来たのですが」うーん。

 

 

白「バキャバキャに壊れた檻しか無いぞ?」

魄哉「どうも、担当者の知識が不足してたみたいで逃げられました。」

 

 

彬羽「木製でこの細さじゃ無理が有るだろ
せめて丸太を使わんとな」ふむ。

粋「ゾウって お前みたいな生き物だな」ひええっ

 

 

テオドール「てか、期間限定で贈られて来るって
世話とか 万一体調崩されたら事ですし、迷惑なだけに御座いますよねえ」

家康「うん、実はそうなんだけど
うちの国でレアな物を貸してあげるよって言われたら 断れないよね?外交的に」苦笑。


テオドール「日本人は もっとはっきりノーと言うべきに御座います。」真顔っ

魄哉「そもそも僕、 人間ですらないんですけど」

 

 


白「魄哉は相手がお偉いさんでも結構ズバズバ言うぞ
たまに着いてくバカラスが 胃やられて帰ってくるし」な?

彬羽「毎度島国舐めたら シバき回すぞ感が全面に出てるからな。」


魄哉「こう言うのは 舐められたら終いですので。」きっぱり。

 


粋「で、あの

話戻して、俺等が呼び出されたって事は」そのー。

 

家康「うん。
逃げたゾウ まーだ行方不明なんだよね

人間じゃ歯が立たないから ごめん。お願い」

粋「Σごめんじゃねえよ! 
これをこうする奴相手に 何をどうしろってんだよ!!」檻指差しっ

 

 


魄哉「あの図体ですから 見つからないって事は山間部か、
とにかく居場所捜しは此方でやりますので 死人が出る前にお願いしますよ」

白「間違っても 燃やしちゃ駄「駄目です。」

 

 

テオドール「我が主は 今回お留守番のがよろしいやもしれませんね

何かの間違いで姿焼にしてしまうと 国際問題とか洒落にならないので御座いますよ。」うーん。

家康「うん。崇拝してても 何かの間違いで燃やすって認識なんだ」

テオドール「あの方を理解しております故。」

 


粋「兄貴を正しく理解した上で こんだけ崇拝してるならマジで凄え

そうだな。
ゾウが見つかっても カラスさえ居りゃどうにかなりそうだし」

 

彬羽「お前こそ 俺を何だと思ってんだ「素手で地盤砕いて煙幕代わりにすんだろ お前。」

 

 

白「じゃあ俺はのんびりするかな

ん?」

 

 

忍「も、申し上げますっ

荒ぶるゾウが 其処らの木々をなぎ倒しながら この先の町に進撃中です」かはっ!

 

粋「Σうおお! なんかズズーン!て言ってる!!
凄え木倒れてってる!」ひいいっ

テオドール「Σまさかのうちの裏山に潜んでたので御座いますか!?」えええっ

 

 

白「ん?ゾウって でかくて鼻が長くて

ああ、あれ ゾウだったのか」手ぽんっ。

家康「Σ遭遇してたの!?」えええっ


白「大人しく沼の横で寝てたし、
また新入りの妖怪かなって思ってた」うん。

彬羽「そうか。お前はゾウなんざ 一二三の絵本でしか見た事が無かったか」

 

魄哉「図を用意しなかった僕の失策ですね
大人しい内に 捕獲出来ていればっ」くうっ


白「あ、この忍 まだ生きてるぞ」

粋「Σ早く診療所に連れてかないと!」あわわっ

 

 


家康「よし!彬羽は私と一緒にゾウの方へ

天海は 捕まえた後入れる檻やら何やらの手配で
白はその人を診療所に!

粋とテオちゃんは」えーと

 


魄哉「自分が行けそうな方でお願いします。」

テオドール「あの ゾウって
そこまで怖いので御座いますか?」

魄哉「あー。西洋にも其処らには居ませんよね。

ただのゾウでも充分怖いんですが」そのー

 


ゾウ「プオオオオオオッ!!」 


粋「Σうおおお来たああ!!」

家康「Σ何これ でかあっ!」ひええっ

 


魄哉「なんか 特大サイズで珍しいからって 贈られて来たんですよねえ」苦笑

テオドール「Σそれ 内からこの国滅ぼす気なんじゃ御座いませんかねえ!?」

 

白「だから妖怪だと思ったんだ。」な?

彬羽「なる程。 これは」引。

 

 

ゾウ「プオオオオオオッ!!」 どすんっ!ばきゃっ

 

彬羽「目を合わせるな やられるぞ」

粋「ひええええ」

 

白「ゾウってこんな凶暴なのか。

一二三が見たら泣きそうだな」うーん。


魄哉「いえ。普段は大人しい筈なんですが

何をこんなに怒り狂って居るのやら

誰か攻撃でもしたんでしょうか?」うーん。

 

 


千様「はあーい。彬羽君から伝書カラスが来たっていうからー

診療所の出張ナース 千ちゃん参上よー。
ケガ人は何処かしら?」ノリノリっ

家康「Σごめん!ややこしい時に コスプレして出て来ないで!」


千様「えー。診療所のおじいちゃん達にはウケたのよ?」

魄哉「完全にいかがわしい店のスタッフさんですね」きっぱり。

 

 

ゾウ「プッオオオオオオオッ!!!」どがしゃーんっ!


白「あ。ゾウがキレた。」

千様「やだ。刺激が強すぎたー?

てか何これ」


粋「Σ何でも良いから姉ちゃんは下がってて
いろんな意味で危ねえから!!」ああもうっ

 

 

忍「ナ、ナースっ」ずるうっ

家康「Σあ。忍の人の意識が戻った」

粋「Σナース強え!!」えええっ

 

 

白「連れてくのって頭の病院だっけ?」

魄哉「飛天君の所で良いでしょう
何だったら 脳まで治してくれそうですし」

千様「どういう意味?」ねえ。

 

 


彬羽「ん?待てよこの感じ

手前等 ちょっと足止めしてろ」

一同「Σえ」

 


カラス羽ばさあっ!


テオドール「Σちょ 彬羽さん!?」えええっ

 

ばっさばさっ

 

 


一同「・・・」

 

白「いっちゃったな」ありゃ

 

 

粋「え? あの、足止めって あいつ無しで どうやって?」冷や汗っ

白「焼いちゃ駄目なんだよな?」

 

魄哉「ですね。 殴る蹴る
その他 心身の傷になる様な事は御法度です」

千様「そう言うの 無理ゲーって言わない?」えー。

 


家康「言ってても仕方ない!

麻酔銃 いっきまーす!!」

パンッ!

 

 

びすっ!!

 

 

家康「皮膚で弾かれました」ずーん。


粋「Σあああ家康の心がやられた!」

テオドール「Σ 弾丸通さないって ゾウ怖過ぎや致しませんか!?」えええっ

 


魄哉「あの個体には やはりそこそこ威力ある銃でなきゃ無理ですねえ
しかし、威力を上げると麻酔だけで済むかどうか」うーん。

 


白「俺どうすれば良いのかな?」なあ?

魄哉「君はその辺ちょろちょろしててください
お願いしますから」


粋「兄貴ちょい黙ってて
魄哉にはこっちで頭使って貰わねえと!」


魄哉「どれだけ絞っても 八方塞がりは八方塞がりなんですよねえ

あ。 トラウマは蒼月君に催眠かけて貰って消去し、
肉体の傷は 飛天君に

家康「Σなんでやっちゃう前提なの!?」

魄哉「他に手が有りますか!?」むかっ


千様「ちょっとー。こんな所で喧嘩やめなさいよー」

粋「Σ姉ちゃんは下がってってば!
視界に入るとゾウイラつくみたいだから!!」


千様「何それ 酷くない?」

 

 

 

ダミアン「Σうっお! この症状は確かに!!」

飛天「うわ。マジか」わおー

 

家康「Σおお 診療所コンビ!」

魄哉「よし。これで安心して

ダミアン「Σ何をやる気だ!?」

千様「動物虐待やめないよー。」もー。

 

 

飛天「あー。成る程
これはうん

先に謝っとく ごめん。」


一同「なんで?」

 

 


ダミアン「それがな、
午前中に 診療所が暇だったので、飛天殿が奥で新薬開発に取り組んでおってな」


白「ゾウの巨大化する薬か?」

飛天「うん、こいつのデカさは俺関係無いから
じゃなくて栄養剤だ栄養剤。」


テオドール「ん? なぜそれで謝られるので

 

 Σはっ!?」

 


ダミアン「毎度の如く 管理が杜撰でな。

縁側に放置してたら 何やら獣が飲んだらしき形跡がな。」冷や汗っ

飛天「今日は朝から 汗ばむ陽気だったもんなー」わははっ

 

家康「Σこのゾウ その栄養剤飲んじゃったの!?」えええっ


彬羽「の様だな。
体力を持て余して居ると言うか
異常に興奮してるんで 薬だとは思ったが やはりか」ばささっ。

 

白「また何ヤバイの作ってるんだ」むう。

飛天「材料は合法なんだけどなあ」あれー?

 


魄哉「よし。絶対売らないで下さいね

では、興奮を冷ましてやれば大人しくなると」

飛天「だな
これだけ暴れれば そろそろ効果も切れるとは思うし」

 


白「そっか。
じゃあ 頭冷やしてやれ」

彬羽「あまり気乗りはせんが」

 

粋「Σえ。何すんの!」

 

 

ゾウ「パッオオオッ   Σオオッ!?」

 


びゅんっ


足元に丸太ずむっ!!

ゾウ「Σぷおっ!」びくっ

 


びゅんっ

 

どごっ!ずごっ! ズドンッ!!


ゾウ「Σパッオオオオッ!!」ひいいっ

 

 

 

彬羽「こんな物か」丸太めきょっ。


テオドール「丸太で天然の檻が」ひええっ

粋「Σやっぱお前怖ええええっ!!」

 


家康「あ。大人しくなったね」

魄哉「一気に 血の気が引いたんでしょうねえ
無理も有りません。

さて、後はメンタルケアですか。」やれやれっ

 

千様「あ。それなら大丈夫そうよー?」

 

 

彬羽「すまんな。手荒な事はしたくなかったんだが」

ゾウ「パッ ぷおおっ」隙間から鼻出しっ

 

 

白「バカラス 動物好きだから」


ダミアン「薬に頼らん治療も有るのだな」チラ見っ

飛天「うん。今度こそ薬棚に鍵つけるから」苦笑。

魄哉「待って下さい
今 薬剤ってどんな管理してるんですか」

 

ダミアン「其処らに転がっとる」きっぱり。

 

 

 

彬羽「確かにストレス貯まるな この国は 
お互い苦労するな。」溜め息っ

ゾウ「パオオ」うんうんっ

 

テオドール「ああ。近しいものを感じてたので御座いますねえ」成る程っ


白「あの薬 バカラスには絶対飲ませるなよ?」ひそっ

ダミアン「うむ。怖すぎるな」背筋ぞわ

 

 

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