小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

6月7日

 

 


粋「なんかさ。

近頃 等身大の人形が夜中に徘徊してるって噂が

大嶽丸「俺じゃないぞ」

 

 

白「誰も言ってないぞ」

テオドール「そう言えば 前にはしゃいで京を襲撃した時に そんなのを使っていた様な」

大嶽丸「Σだああ自爆!」ふにゃああっ

 


粋「うん。大嶽丸はやんねえだろ
こうやってトラウマになってるし」

 

家康「若気の至りの1つや2つ誰にでも有るよー

気にしない気にしない」へらっ

大嶽丸「若気の至りで ここまでやらかす奴は居ないだろ」ううっ

 

家康「え?私なんて 今だから笑って言える話だけど
人妻に手を出して泥沼になって天海に本気で怒られ

千様「時期的にゴリゴリの戦国の話よね?それ」引。

 

家康「ストレスから甘えさせてくれる歳上にドハマりしちゃってねえ」ふっ

 


白「な? お前のなんて恥ずかしくないない」うん。

大嶽丸「アレと比較されたらそりゃな」引

 

粋「で、あの
話続けて良い?」

 

彬羽「被害状況は?」

粋「今の所 怪我人はねえみたいだけど」えーと。

 


白「けどそっか 
コマみたいな動く人形なら良いけど 
大嶽丸の時みたいに 誰かが使ってる事も有るのか」ふむ。

テオドール「では、経験者の知識が必要に御座いますね」


大嶽丸「Σえっ
解決するまで 延々過去のやらかしフラッシュバックのパターンか!」


千様「早期解決頑張ってねー」あらあらっ

 

 


ーーーーーーーー

 

 

大嶽丸「あ。術系だなコレは。

妖怪の残り香とは 空気が違う」くんくんっ

彬羽「ふむ。経験者が居ると早いな」

 


白「これ 妖怪じゃなくても出来るよな?」

テオドール「で御座いますが、
術者が妖怪であり、人間に敵意を持つ場合
貴方様がなめられてる事になりまして御座います。

もしそうなら きっちりシメなくてはかりません
メンツは大事に御座います」真顔っ

 

粋「メンツって、んなスジもんみたいに」苦笑。


彬羽「いや、妖怪なんて基本はそんな物だ

個体差種族差は有るが 
人では無い物が 何かの拍子でずば抜けた身体能力と知能を持ったのが妖怪だからな。

 

基本は動物と変わらん。
そもそも会話をすると言う発想すら無い奴も居るしな
そんなの従わせるには メンツは大事だろう」真顔っ

 


粋「そんなもん?」えー。

彬羽「そんな物だ。

話せば解るなんぞ幻想だぞ」すたすたっ

 


大嶽丸(今サラッと 人間を人間扱いしてなかったよな 。)うわ

 

 

白「まあ、言うより泣かした方が早い奴も多いよな」うん。

粋「あ。凄え納得行った」

彬羽「魔王からしてコレだからな。」

 

テオドール「では 人形狩りに御座いますか?

足跡が残って御座いますし 追うのは楽に御座いますね」よいせっと

 

大嶽丸「おい。なんだそれは」


テオドール「魄哉さんから御借りしたライフル銃

粋「Σお前コントロール最悪だろ!
やめて! マジでやめて 俺に当たる予感しかしない!!」ひいっ

 

 

白「そもそもテオ 銃撃った衝撃で灰になるだろ
バカラスに渡しとけ」な?

テオドール「彬羽さん狙撃が出来ますので?
ド近眼に御座いますよね?」えー

彬羽「いや。 お前がそんなの持ってるとだな」

 

 

スネにがいんっ!!


灰ざらああっ。

 


白「長いと持ちにくいからな。」あーあ。

大嶽丸「誰だ こんなのに銃火器貸したの」

 


粋「えっと。足跡追おうか

術って事は 別にホラーなのでは無いんだよな?」

彬羽「多分な」

粋「Σえ!?」

 

 

 

間。

 

 

等身大人形「アオオオオォォォオ゛!!」がたごとっ

粋「Σぎゃああ骨格だけなのが これはこれで怖いっ!!」ひいいっ

 


大嶽丸「この手のは 作り込まれてたらそれはそれで怖いぞ」

テオドール「さすが、経験者は語りまして御座いますね」ほー。

大嶽丸「お前 俺の事嫌いだろ。」

テオドール「そりゃあもう。」けっ

 


彬羽「気にするな。
こいつは主と仲良い新入りには毎度こうだ。

しかし術者は何処だ 
襲ってくると言う事は 見える範囲に居るのか?」

大嶽丸「Σ微塵も仲良く無いんだが!?」えええっ

 

 

白「それっぽい気配無いけどな?」うーん。

 

粋「Σあああ毎度お馴染み 誰も助けに来ない!!」ひええっ

等身大人形「ォア゛ぁぁアッ!!」ガタガタっ!

 


テオドール「私が思うに
下手に叫ぶより 無言で絡み付いて来た方が あの手のは不気味で怖いので御座いますよね

やたら叫ぶのは音響で
ほらほら怖いだろ!と必死に脅す 三流ホラー感が致します」

 

等身大人形「Σ!!」

 

 

白「あ。ショック受けてるぞ」

彬羽「あれはキャラ作ってるわけじゃないんだ。
言ってやるな」

テオドール「でも 彬羽さんも物書きなら納得では?」

彬羽「・・そこはな。」うむ

 

 

 

等身大人形「・・・」

すたたたっ!!

 

大嶽丸「Σおい! 無言でめちゃ綺麗なフォームで走ってくるぞ!!」ひええっ

テオドール「Σ思ってたのと違う怖さ!!」

彬羽「Σ何だコイツ 沸点低いな!
術者はアホか!?」えええっ

 

 


粋(た、助かった) ぜーぜー。

 

 

白「んー。何だろ?
大嶽丸のとは 凄く違うような」うーん。

 

粋「へ?何が」汗ぬぐいっ

白「感覚の問題だし 上手く言えない。

それより これって此処引いたら良いのか?」


粋「Σえ。 ちょ 兄貴何して!?」


白「銃が有るんだ。
使わなきゃ損だろ」な?

ライフルちゃきっ。


粋「Σ使ってみたいだけだろ!
いや駄目駄目駄目!
撃ち方解らないとか問題外だろ!!」

 

白「大丈夫だ。
俺は物投げても 思いっきり外れるか 大当たりかしかやらない」真顔っ

粋「Σ大丈夫じゃねえええっ
何その大博打!!
頼むからそれ置こう! 後で酒饅頭やるから!」

 

 


彬羽「よし。緊急退避」ばさっ!

テオドール「かしこまりまして御座います!」コウモリ羽ばささっ!


大嶽丸「Σあああ狡い!!」ふにゃああっ

 

彬羽「手前も早く隠れろ
流れ弾にやられるぞ。」

大嶽丸「Σその前に人形どうにかし Σうおお来たああ!!」ひえっ

 

テオドール「貴方も人形繰りの術が使えるなら 動きを乗っとるとか出来ないので御座いますか?」

大嶽丸「Σ他人の術の上に重ねて出来るかそんな物!!」

 


人形すたたたっ!

 

 

大嶽丸「Σうおお来たあああっ!!」ひいいっ

 

 

 


パンッ!

 


大嶽丸「」ばたーん!

 

 

テオドール「Σえ゛!?」

 

白「違う違う 俺撃ってない」頭ふるふるっ

彬羽「音で気絶しただけだ。

今のは何処から」きょろっ

粋「え?何!?何が!?」混乱っ

 

 


家康「ごめん。
天海が徹夜明けでボケーッとしてて うっかりライフル貸しちゃったって言うから回収に来たよー」


銃から煙しゅううっ

 

 

彬羽「毎度あの距離から良く当てるな」 うわ。

家康「オッサンだから 距離有る方が良く見えるんだよね

あー 怖かった。」ふっ

 

粋「あんな遠くからビビってたのかよ
つか、ひょっとして老眼?」

 

 

白「あ、頭粉々だな。

これじゃもう動けないか」


人形横たわりっ。


彬羽「どうだろうな?

人形だしな、
術者が近くに居るなら 手足さえ有れば追ってくるとは思うが?」


テオドール「心底ホラーに御座いますねえ」うっわ

 

 

白「良く解らないし
魄哉が寝て起きたら回収頼めるか?」


家康「だねえ。
専門家にキッチリ見て貰った方が良さそうだね」コソッ

彬羽「俺を盾にするな。
ほれ、大嶽 起きろ

お前は撃たれてないぞ。」ぺちぺちっ

 


白「?」


テオドール「どうなさいました?」

 

白「前に壊れた跡じゃ無いのか?これ

こいつ 何度も修理して使われてるのか?」

粋「え。誰のか知らねえけど
大事にされてるのかな。ひょっとして」

 

 

 

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ーーーーー

 

 

晴明「ほうほう それはそれは。
難儀であったな」ごろーん。

粋「うっわ。また人の家で全力で寛いでるし」

 

晴明「御主らも居候であろ。私と変わらんわ」ふっ


白「俺らは家賃払ってるぞ」きっぱり。


粋「Σえ。そうなの!?」

彬羽(兄貴がまとめて払ってるの まだ教えてないのか。)

 


テオドール「で、アレ 放置していて大丈夫なので御座いますかね?
魄哉さん 徹夜明けでしばらく起きそうに御座いませんが。」

晴明「んー。町外れの草むらであろ?
まあ大丈夫であろ

誰かが不用意に関わらなんだらの。」茶ずずーっ

 

白「関わったらどうにかなるのか?」

 

晴明「ん?

んー。 関わったらと言うか

ほれ、先日も言ったであろ?
名は呪いになるでの。」せんべいぼりんっ

大嶽丸「すまん。
毎度毎度、もうちょい分かりやすく話してくれんか?」

 

 

 

 

 

 

子供A「Σぎゃっ!何これ」ひいっ

子供B「えー何々?

うわっ!何これ 人形!?」


子供C「あー びっくりした。
壊れてるのか。
そんで捨てられたのかな?」恐る恐るっ


子供A「えー。かわいそう

持って帰って直せないかな?」

子供B「持って帰るの?
母ちゃんに凄い怒られると思うよ?」引。

 


子供A「駄目かあ。

じゃ 今日暗いし 明日適当な木でも探して修理しようよ!

直したげるからね!人形さん」


子供C「えー。俺らもやるの?」

 

子供A「良いでしょ暇なんだし。

えーと。お名前つけてあげようね

じゃ。太郎ちゃんが弟みたいに可愛がってくれる様に  次郎ちゃんで!」きゃははっ

子供C「Σこんな弟いらねー!」

 

子供A「じゃあ また明日ね 次郎ちゃん」手ふりふりっ

 

 

 

 

 

がしゃんっ。


ぎぎいっ

 

 

 

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