小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

3月30日

 

 

 

千様「あらー ・・


またからかわれたの?」察し。

大嶽丸「猫じゃらしの誘惑には勝てずっ」猫じゃらし握りしめっ

千様「うん。またじゃらし倒されたのね
にゃんこ系妖怪も大変ねえ」あらあらっ

 

 

 

粋「おーい大嶽丸?
兄貴がごめん 満足してどっか行ったから出てこ

姉ちゃん?何てんの?」


千様「やだこれ楽しい
そりゃ白君もハマるわ」

じゃらしぱたたたっ!

大嶽丸「Σふぎゃあああっ!!」じゃらされどたばたっ

 

 

シロ「まんべんなく惨い。」引っ

 

 

 


間。

 

 

 

挿音「ったく 動物虐めてんじゃねえぞアホ女。」はーやれやれっ


千様「Σちょっと加減しなさいよ!いったいわねー!!」頭ずきずきっ


粋(脳天に拳骨)うわ。


大嶽丸(えーと。確かコイツは?)


挿音「つかコイツ誰だっけ?」えーと。

千様「アンタ 誰かも解んない相手を動物呼ばわり?
うわ信じらんない」えー。

 

挿音「いや 顔からして猫系だろ?
でもって猫じゃらしだろ?」

大嶽丸「動物で合っとる

えーと、多分何度か会っとるが
話をするのは初 か?多分」

挿音「マジか
あー 俺ぁ家帰ったも寝るだけだしなあ」ふむ。

 


白「え?この前徳川忍軍入らね?とか言ってたろお前」にょきっ

大嶽丸「Σ!」びくっ


粋「はい。どうどうどう
お前が思ってるより怖くねえから」

 

挿音「そうだっけか?」ありゃ?

テオドール「相当お疲れの様で御座いますねえ」おや。

 

挿音「おう。春だし眠いしタリいのによ
昨日も夜勤で また春先は変なの多くてよ
一晩でどんだけ侵入しようとしてんだか 捕物取り調べでクタクタよ」肩トントンッ

白「江戸城警備って大変だな」ふーん。

挿音「賊と虫は 基本の動きが同じだかんなあ」はーダルっ

 

 

千様「で、なんで微妙に酒臭いの?」

挿音「シラフでやってやれっかよ」けっ

 

粋「いや何してんだよ公務員」

挿音「世間には酔拳ってのが「アンタのは単に酒癖最悪なだけでしょ。」

 


大嶽丸(なんだろう 前にカラスにコイツにだけは逆らうなと言われたから もっと恐ろしい奴かと思えば

ただの不良公務員か?)ふむ。

 


挿音「つかそうか 化け猫か」じーっ

大嶽丸「ん? いや 正確には山猫なんだが」

 


挿音「よし。柔軟性瞬発力その他其処らの奴よかマシだよな
肩こり解消にちょっと付き合え」

すたすたっ

大嶽丸「Σえ。ちょ

Σうおおお何だコイツ 人間のはずなのに握力凄っ!!」ひいいずるずるっ

 


粋「Σヤベえ大嶽丸がロックオンされた!!」ひいっ

大嶽丸「Σ待て! 人間だろ?これ人間だろ!?
そんなまずい奴なのか!?」ふぎゃああっ!


テオドール「逝ってらっしゃいませ。
お墓にはマタタビ供えて差し上げますね」ハンカチひらひらっ

大嶽丸「Σ良い笑顔やめろそこ!!」ふにゃー!!

 


白「なんで疲れてるのに大人しく寝ないんだ」

 

 

 

間。

 

 


挿音「・・ほー やるじゃねえか」ぜーぜー。

大嶽丸「ふっ 人間ふぜいに仕留められる程どんくさくないわいっ!

(必死に避けただけだけど!!)」くわっ!

 


挿音「あーでもお陰で肩軽いわ。

マジ助かった」肩ぐりぐり回しっ


粋「確かに肩凝り解消って言ってたけど

本気で肩こりの為だけにコレ?」

道場ぐっちゃぐちゃっ。

 

千様「また修理大変そうねえ」あーあ。

挿音「どうせ直すの俺だから良いんだよ

て事で マジ助かったわ
曲者捕まえるのは良いんだけど 指示する方なもんで運動不足気味でよ」へらっ

大嶽丸「へ?

ああ そう言う。
管理職も大変だな

(なんだ やはり恐ろしい奴では無さそうだ)」ちらっ

 

白「なんだ?」ん?

大嶽丸(コイツと比べたら皆マトモなだけかも知れんが) うんうんっ

 

テオドール「何か失礼な事を考えていらっしゃる様で御座いますね

やはり三味線にでも致しますか?」

大嶽丸「Σほらほらほらほら!こいつの周りはこんなんばかりだし!そりゃ警戒もするわ!!」

 

千様「はいはい ご主人様取られないから安心なさい

てか人に五寸釘向けちゃダメでしょ?」よーしよしよしっ

テオドール「仕留めてからのが皮を剥ぎやすいかと「うん。生きたまんまナマガワも駄目よ?」よしよしっ

 


大嶽丸「よし。帰る」窓からっ

粋「うちの奴等がホント毎回ごめんな」

 


挿音「つか毎度こんなんなら 何で遊びに来てんだよ?」キセルすぱーっ

千様「なんか 母上さんに色々鍛えて貰って来いって叩き出されるらしくってー」

挿音「ああ。あのケンタウルスみたいな 色々豪快な母ちゃんな」

千様「そっちは覚えてんのね」ああうん。

 

 

 


ーーーーーーーーー

 


大嶽丸「全く ここの奴等は人をなんだと思ってるんだか」ぷんすかっ


ずるんっ!べしゃ


大嶽丸「Σのわっ! だああ桜多すぎだろ花びら滑るわ!!」ふしゃーっ


毛虫びろんっ!

大嶽丸「Σッフギャあああ!!」 尻尾バフッ!

 

ぜーぜー。


大嶽丸(我ながら情けない。こりゃ鍛えて来いも言われるか


ん?)ぴくっ

 

 


豊臣忍A「おい。こっちの方でなんぞ声が」

豊臣忍B「猫だろ。 フギャーとか言ってたぞ 
それより安易に顔出すな この辺は忍の罠があちこちに有るらしいぞ」

 

大嶽丸(Σえ。罠!?
聞いてない聞いてない!!

じゃなくて!
確かここには人間共の現親玉も世話になってるよな?

と言う事は さっきの不良忍の言ってた江戸城への侵入者と同じ系統か?) こそっ

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

コマ『センサーに反応有り。
近くに5体
その後ろに10、20・・   隠密暗殺としてはそこそこ本気で攻めてくると思われます』カタタッ


白「ホントに春の虫だな」へー。

 

シロ「まだそこの上の方は雪が残っておるのにな」

千様「ここ山の上だものー
下はとっくに春なのよねえ」のほほーん。

 

挿音「じゃやるかしゃーねえ

せっかく肩ほぐれたし寝るかと思ったのによ」あくびっ

粋「いやお前寝てても良いんじゃ


ひゅん とすっ。


豊臣忍「Σぐはあ!」

よろ どしゃあっ!!

 

粋「Σうっお もう此処まで来てた!?」ひいっ

挿音「人間なめんなよー?
向こうも死活問題だから マジもんの手練れ雇ってんだよ」クナイしゃきんっ


千様「あらあら今回は手強そう」

家康「毎度ごめんねー

さっさと片付けるから」銃じゃこっ!


挿音「手練れが来てんのに アンタが前線でてどうするよ」ああん?

家康「」白目っ

粋「護衛対象にボディブローもどうよ?」引っ

 

 

テオドール「では人手は多い方がよろしゅう御座いますかね

石燕さーん?起きてらっしゃいますか?」


石燕「・・なんすか?」目の下クマッ

テオドール「申し訳御座いません。
人違いに御座いました」襖ぴしゃん!

 

シロ「石燕は明日締切なんで 体力的にいかんと思うが?」

挿音「だな
あいつの場合術者殺られたら終わりだしよ

あ、与一 石燕が這い出てこない様に見張り頼むわ」

与一「生きてる人間相手では私は役にたたんし ってどっちが化け物だコレ」襖につっかえ棒っ

 

白「じゃバカラスはバイトだし
俺等でちゃっちゃと片付けるか」伸びっ

コマ『おいらのランチャーが火を吹くぜ』 内蔵ランチャーがこんっ!

シロ「家を燃やすでないぞ?」

 


ずるっ ずるるっ

 

千様「ん?何の音?」

 

小太郎「わんわんっ!!ほら凄いぞ!
散歩してたら 大嶽丸が忍沢山仕留めててっ
2匹で沢山やっつけたぞ見て見てっ!!」尻尾振り振りずーるずるっ

シロ「Σこのタイミングで戦利品自慢やめい!!」

 

大嶽丸「Σ待て犬ころ! 言っても動きを止めただけだ そいつ等まだ生きとるぞ油断するな!」がささっ!


小太郎「へ? Σぎゃいんっ!!」

千様「Σぎゃっ小太郎君!?」ひいっ


粋「Σやべ刺された! 姉ちゃん下がって!!」

 

挿音「うちの犬に何してくれてんだ手前はよ?」

関節ごきゃっ。

豊臣忍A「Σうおおお腕があああ!!」ぬわああっ!

 

大嶽丸(Σ前言撤回!やっぱ怖い!!) 毛ぶわっ!

 

 

小太郎「あー 腹毛ふっさふさで良かった」いててっ

シロ「腹筋の間違いじゃないのか?」

 

 

豊臣忍B「お、おのれ 化け物共めがっ」

大嶽丸「Σ気を付けろ そっちのも何かする気だ!」

 


豊臣忍B「おのれ!せめて一太刀!!」

隠し刀シュパっ!!

 


猫「Σふにゃあああ゛っ!」

一同「Σえ」

 

 

テオドール「Σああ!我が主のにゃんこ様っ!

しまっ おやつの時間で飼い主様をお捜しであらせましたので!?」止血ひええっ

千様「Σちょ 医者医者 飛天君呼んで!
ザックリいってるコレ!!」ひいいっ

 


豊臣忍B「あの、あれ?
何を大騒ぎして

え?猫だろ


Σひいっ!!」背筋ぞわっ

 


シロ「Σおおおお前 兄貴をどうにかしろ! 殺気で潰れる!!」うわああっ!

粋「Σ馬鹿!よく見てみろ 瞳孔縦長になってるだろ あんなん無理無理!!」ひええっ

 


大嶽丸「そうか。極度の猫バカだから 俺も遊ばれてたんだっけ  そう言や」うわ。

 


ズゴゴゴゴゴゴゴゴっ

 

シロ「Σおい!空が黒い!!なんか渦巻いてるぞ!!」ひえっ

粋「兄貴ほら!猫の傷思ったより大した事なさそうだから!
よく見て落ち着いて 此処等一帯が吹っ飛ぶから!!」


小太郎「無理じゃないかな
動物のボスってな。 縄張り荒らされるのNGだし。

 

縄張り内の奴に手を出されたら 相手が動かなくなっても許さないくらいでないと勤まらない物だし

何なら相手をズタズタにして死体を食らうぐらいだぞ」わおんっ

シロ「Σボス狼の説得力!!!」ひえっ

 

 

千様「どどどどうすんのよ

Σってあの野郎居ない!?」はっ

 

 


押し入れの襖すぱん!

 

晴明「よい気分で寝ておったのに」はーやれやれっ

魄哉「その押し入れを江戸城に直で繋げるのやめて貰えませんかね
ド●えもんですか」あーもうっ

 

シロ「Σおお!ダブル陰陽師!!」おおっ


小太郎「さすが忍! 判断が早い!」わんっ

挿音「あんなもん俺等の手に負えるかよ」キセルすぱーっ

 

 

 

晴明「あーこらいかん。

破壊神が怒りで我を忘れておるわ」うわ。

魄哉「ですね なんか空バチバチ言ってますし

ほら蒼月君コタツで寝ない 起きなさい。
ボサッとしてたら巻き込まれて蒸発して終わりますよ」

蒼月「んー?何   Σうおお何事!?」ぎょっ


晴明「よし。これで3人

後はと。」きょろっ


テオドール「3人? 何を?」猫の足止血中っ

猫「ふにゃああっ(訳:それ痛い)」

 


晴明「よし。4人」御札ずいっ。

大嶽丸「待て。 今俺は何にカウントされた」

 

晴明「いかに私でも あげな魔王1人でどうにか出来んわ
幸い大技来るには溜めが要る様なのでの。

今の内に術式完成させるぞ
えーと 後1人出来そうなのは」

大嶽丸「Σいや荷が重い荷が重い!あんなんどうにか出来るか!!」ひええっ

 

魄哉「やらなくても この距離だと逃げ切れなくて終わりですよ?

てか君の持ち場 金じゃないですか。
僕なんて火ですよ あの子の属性ですよ。はっはっはアレに真っ向から抗えと御冗談を「Σすまん意味が解らん!!」パニック!

 

蒼月「俺は水かあ
まあ、蛇は水の眷属だから的確?

つか後1人ってモヤシは?
人間だけど1番使えるじゃん?」

シロ「締切前で「マジで使えないなあの野郎」

 


千様「後1人っ
後1人術系の人は」おろおろっ


粋「Σあ!姉ちゃんの能力無効化使ったら!?」はっ

千様「Σえ。無効化って
何処までを?」えーと

粋「Σえ」

 

晴明「範囲的に災害クラスは無理じゃろ。

おぬし、台風相手に出来るのか?」

千様「無理」即答っ

粋「Σうちの兄上 どんだけヤベえの!?」ひええっ

 


茨木童子「あのー 用心棒のバイト行ってたら お宅のカラスに急いで此処行けって」ひょこっ

 

魄哉「さすが彬羽君。 5人目ゲットです」おおっ

茨木童子「へ?5人?

Σあ、五芒星!? 陰陽術!?」はっ

大嶽丸「Σ状況把握早っ!!」えええっ

 

 

茨木童子「あーはいはい 魔王キレちゃったか 成る程そう言う

こりゃどうにかしないと 町に居ても吹っ飛ぶな あ、俺の持ち場『木』ね。成る程」あーはいはいっ


粋「茨木凄え」うわ。

晴明「そりゃ大嶽に陰陽道の基礎教えられるくらいだからの。

では今より術式参るぞ。 お主等は基本養分なので何もせんでよい ただし死んでも気絶はするな!!」くわっ

大嶽丸「Σ思ってたより体育会系!!」ひえええっ

 

 

 

 

テオドール「あああの!早くして頂けませんかね!?

近所の野良猫呼び寄せてるんでどうにか理性を留められておりますが!!」かつお節ばっさばさっ

 

野良猫軍団「にゃーにゃーにゃーにゃー」わらわらわらわらわらっ

 

 

白「・・・。」雷バチバチバチッ!

 

 

魄哉「Σおお!野良猫さん達で若干癒されてます!!

テオ君がんばです!その子野良さん達居る間は攻撃できません!!」

 

豊臣忍B「Σ拙者の命 猫頼み!!」ひえええっ

 

 

 

 

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ーーーーーーーー

 

 

 

 


【町】

 

 


町人「・・凄い落雷だったなあ」うわ。

町娘「春の嵐かねえ 地鳴り怖かったー」ひええっ

 

 

彬羽「鎮まったか」はーやれやれっ

朱禅「あいつがキレるって いったい何があったんだろうなー」

 

 

 

 

 

シロ「頭が冷えたか 馬鹿者。」はーやれやれっ


白「冷えたって言うか さむい。」

雪からずぼっ

 


コマ『上の方に雪有るのに 地響き起こしたら当然』カタタッ

 

晴明「ふふふ 超協力な魔除け結界を張ると同時に 外側に何重にも防御殻を張り巡らせてだな」ぜーぜーっ

魄哉「化け物のエネルギーで魔除け作って魔王にぶつけるって 無茶にも程が有りませんかね」よろろっ

晴明「結果オーライ!!」くわっ

 

 

 


挿音「つか 皆埋まったな

掘り起こすの大変じゃね?」キセルぷはーっ

茨木童子「なあ、戦終わったのになんだこの人間達?」

 

豊臣忍軍「」雪崩に埋まりっ

 


粋「あ、要らん事した忍も生きてる生きてる」よっこらせっ

シロ「真横に特大落雷食らって失神しとるな
無理もない」うむ。

 

 

 


大嶽丸「お前等 こんな所で良く生きてるな」真顔

猫「にゃんっ。」ゴロゴロっ


テオドール「お猫様 傷が浅くて良う御座いました」ほっ。

 

 

 

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