小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

3月28日

 

 

 

 

 

挿音「あーサッパリした」はーどっこらせっ


千様「はいはいちゃんと髪乾かしなさいよー
風邪ひくわよー」

挿音「俺ぁガキかよ

ん?何だ 晴明来てたのかよ」

 

晴明「暇なのでな」
挿音「いつもじゃねえか」


家康「てか晴明さん 最近天海の留守狙って来てない?」

晴明「バレたか。あれは口煩いでの、さすがは鳥よな
用事が有るなら江戸城に行けば済む事だしの」のほほん酒ぐびーっ

挿音「いや江戸城侵入すんなや しょっぴくぞ」

 

晴明「案外お堅いのう。
本日の勤めは終わったのであろ?
ほれ休め休め 忍なんぞ真面目にやっとったら肩凝るわ」酒ほれほれっ

挿音「うん。元からそれ俺の酒な?」

晴明「ややこれはすまん
親父殿にツケといてくれ」真顔っ

 

 

テオドール「相変わらずやりたい放題の方に御座いますねえ」苦笑。

挿音「だな。
こりゃ親父も口煩くもなるわ

ほれ、空いたぞ お前もとっとと風呂入れよ」


白「踏むな。」むすっ

挿音「お前がバテてるとか珍しいもんでついよ」わははっ

 


粋「最近寒かったり暑かったり大変だもんなー
兄貴の衣装くっそ重いし」

白「うん。正直真冬でも暑い」ジト目っ

粋「しゃーねえじゃん
役者なんて着飾ってナンボだろ?」えー。

 

小太郎「衣装係としちゃ有能だから何も言えないな」わおんっ

テオドール「裏方能力高すぎに御座います」
粋「俺は表で活躍してえの」

 


家康「ふーん。お疲れか どれどれ?

お。確かに意外と凝ってる」肩ぐりぐりっ

千様「あら 意外ー。」あらあらっ

 

 


家康「お前 ちゃんと湯船浸かってる?」

白「ぎくり。」

 

 

粋「兄貴 ?

まさかとは思うけど 水だけじゃなく湯船もダメなの?」えええっ

白「ダメじゃないけど
この家の風呂温泉かけ流しってのだろ?
じゃばじゃば言ってて何かこう
挿音「それ普通は喜ぶポイントだぞ カナヅチ魔王。」


家康「あのね。この時期は自分で思ってるより体が冷えてる物だからね?
遊んでなきゃ溺れないから ちゃんと暖まっといで。 疲れちゃうよ?」

白「知ってるか? 水って 膝まであったら余裕で溺れれるんだぞ?」真顔っ

家康「うん。それでスッ転んだりしたら危ないね
でも気をつけてればそうそう無いとは思うんだよね?」

 

 

テオドール「おや? 温泉かけ流し?
あの、暑さに弱い彬羽さんは夏場とか大丈夫なので御座いますか?」ふと。

千様「暑いのもダメだけど 基本綺麗好きだから
まず冷水被ってから 気合いで入ってるわね」うん。

家康「なんで人の風呂事情 んな詳しいんじゃいこの女」酒ぐびっ

 


小太郎「大丈夫だ、動物の俺でも安心して入れる風呂だからな?」わんっ

白「犬顔に言われると反論出来ない」うーん。

 

挿音「ん?小太郎お前 獣人の姿のまんま風呂入ってんのかよ?」

小太郎「そりゃ抜け毛もスッキリしたいし
二足歩行の方が安全だし」わおんっ

家康(毎度風呂掃除が大変だよ)うん。

 

 

 

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【風呂】

 


白「ホントに思ったより冷えてた。

火属性でも冷えるんだな」へー。


湯気もうもうっ

 

 

白「・・・。」じーっ

壁に張り付いてる蜘蛛「Σ!」はっ

 

 

白「なんだ蜘蛛か。

落ちてくるなよ。 水は怖いんだぞ」な?

蜘蛛(Σいや良いの!?)ええっ

 


白「春なら春でさっさと温かくなれば良いのに。
この時期面倒で嫌だな」な?

蜘蛛(いや 蜘蛛に愚痴られても。
と言うか どう答えたら正解なのこの質問) えー。

 

 

白「・・ホントにポカポカしてきた
湯船ってちゃんと入ったらホント良いんだな。
寒いの我慢してなきゃ良かった」ぬくぬくっ

蜘蛛(Σ今まで入ってなかったの!?
真冬の間どうしてたの!?) ええええっ

 


白「あ、浸かりすぎるとダメなんだっけ

じゃあ

湯気でのぼせる前にお前も出てこい 九尾。」

蜘蛛改め九尾「Σいやバレとったんかい!!」どろんっ!

 

 

 

入り口がらすぱーん!!

 

粋「Σだああやっぱ居た 変態狐!」


コマ『私のセンサーではこちらから妖気が』カタカタッ

家康「ストーップ!からくりでも女の子なんだからコマちゃんはダメー!」あわあわっ


千様「あらあらあらあらあら」いそいそっ

テオドール「Σ千様さんもご遠慮下さい!!」ひいいっ

 

 

白「お前な 湯船に思いっきりでかい狐映ってたぞ

それで晴明の子孫に正体バレて ボコられて殺生石になったんだろ?
気を付けた方が良いぞ」

九尾「Σひゃっほう まさかの同じ轍!!」こんっ!


粋「Σ良いから兄貴は何か着て!
なんでんな堂々としてんの!!」

 

 

 

挿音「ん?子孫?

あーそういや晴明の奴 ガキ居るんだっけか?」

家康「正確には『居た』みたいだけどね。
人間と同じくらいの寿命だったらしいし」

コマ『異種族の悲しみ』カタタッ

 

白「あ、だから 養育費は払ったけど あんま関わらなかったって


彬羽「良いからとっとと何か着ろ手前は!!一二三の教育に悪いだろがああああ!!!」うがああっ


粋「ほら怒られた」あーあ。

 

 


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九尾「お主も色々あったんじゃのう」おー よしよしっ

晴明「あ?なんじゃい 変態ストーカー狐」へべれけっ

九尾「黙れ小僧。 インドア日光アレルギーの座敷狐めが」けっ

晴明「ガキの尻を追いかけ回しとる大年増に言われたかないわ」はんっ

 

 

 


魄哉「ほー 僕の仕事中にそんな事が。

狐用の罠でも仕掛けましょうかねえ?」おやおやっ

家康「天海真面目だから」あーあ。

 

九尾「Σえ、あのっ
ほれ別にだーりん嫌がらんかったし「慣れちゃっただけじゃ無いですかねえ?」

晴明「ちょっと待て!私もか!?「挿音から聞きました 口煩くてすみませんねえ?」

晴明「Σうおお口の軽い忍めがっ!!」ひいっ

 

 


白「へくしっ!」ぶるっ

彬羽「そりゃ湯冷めするだろ バカ野郎」

 

白「ほら、頑張って湯船に浸かった方が騒ぎになるじゃないか」むすーっ

家康「Σえ。私のせいなの!?」ええっ

 

 

 

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