晴明「ーーと言う事でな
お前の使うのは大技に分類されるのよ。故に広範囲に使うのは難しいのだ」
大嶽丸「ふむふむっ
ならば簡単な物を使えば広範囲も可能と？」真剣っ
晴明「いやそもそも妖怪だしの
人間よりは頑丈だし 効果の弱いの要らんだろお前」
大嶽丸「Σ確かに！」はっ
千様「何々？
晴明さんの陰陽道講座ー？」あらあらっ
シロ「また根を詰めて具合を悪くしても知らんぞ」
大嶽丸「そこは問題ないだろ
この家で集中出来るとは思わん」真顔。
テオドール「おやあ？化け猫が図々しくも猫じゃらしを所望の様で御座いますね」けっ
白「そうか。」猫じゃらしすちゃっ
大嶽丸「な？」半ギレっ
シロ「うちのアホが色々とすまん」
晴明「せっかくの逸材なのだ。
ちと大人しくしとれ」金縛りっ
白「なんだ。大嶽丸育てたいのか？」しびしびっ
晴明「モノノケで陰陽道等 どう化けるか面白いではないか」にやっ
千様「基本お遊びなのね」ああうん。
粋「つか兄貴 金縛り痛くねえの？
ほれ、大嶽丸も
肩凝りはストレスに良くねえんだってよ」蒸し手拭いっ
千様「あらー。さすが粋君
細かいわー」あらあらっ
大嶽丸「すまん。この手拭いはいったい何処から？」
粋「カラスが蒸し料理作ってたから1枚パチって来た」どやっ
大嶽丸(ありがたい、ありがたいが めちゃ蒸し野菜臭い) 青臭っ
小太郎「・・うん。俺等みたいのは気になるよな」わんっ
粋「へ？ なんかやばかった？」あれっ？
彬羽「ヤバい以前に食い物に使う物を持ち出すな」
粋「Σうお バレた！」ひいっ
ーーーーーーーーーー
白「読めない」巻物びろんっ
大嶽丸「なら触るな 邪魔するな 」しっしっ。
粋「で、結局 なんか出来そうなのかよ？
俺は術系全く解んないけどさ」
大嶽丸「まあな。学ぶ方向性と言うか、 あれもこれもしていても広く浅い物になる。
晴明はああ言ったが あくまで術式は後方支援、または防御が主だろ？
俺自身はモノノケなので必要無いとは思うが、お前等の中には人間も居るしな
後方支援とサポート方面で行くかと」
千様「あらー。大嶽君 皆がケガしない様にサポートしてくれるのー？
やだ 優しいー。」きゃー
大嶽丸「Σえ゛」
小太郎「何だかんだ馴染んでるしな」わんっ。
シロ「だな。本人が自覚しとるよりも 此処の奴等に情が沸いとる様だ」うむ。
大嶽丸「Σいいいいやいやいや！
あくまで陰陽道を学ぶに当たっての方向性の話であって！
その 自分にはそっちのが向いてるなって
ただそんだけだ お前らの為じゃないっ！！」がうっ！
白「解りやすいツンデレだな」ほう。
大嶽丸「Σ猫じゃらしを構えるな！！」
家康「はいはいはい。デリケートな子をからかわないよー
てかテオちゃん藁人形しまおうね」はいはいっ
テオドール「ちっ「キャラ変わってるよ 怖いよ？」
蒼月「てかさー 陰陽道のサポートって何するの？
属性強化とか？」
大嶽丸「いやそれは
下手に火属性でも上げたら 此処等一帯焼け野原になるんじゃないのか？」
彬羽「だな。絶対やるな」うむ。
白「あ。俺か」手ぽんっ
粋「自覚してねえのが怖すぎる」うわ。
蒼月「ん？ 俺も多少は使えるけど
サポートって他になんかある？
防御系？
攻撃系なら解るんだけど」
大嶽丸「攻撃？そっちのが解らんのだが」はて。
家康「うちの軍師は 元陰陽師だけどビーム出るよ」にこっ
大嶽丸「あの鳳凰は色々とおかしい」引。
家康「後 蹴りが破壊力抜群「陰陽道関係ないな」
シロ「ふむ。一応確認するが
既に多少は使えるよな？」
大嶽丸「ん？ そりゃあ範囲は狭いとは言え 元から高位方術使えるし ぶっつけ本番でも結構行けるとは思う が？」えーと。
シロ「ならば安心した
コマはまたメンテ中か。」
魄哉「あ、正解です
また侵入者ですねえ」おやまあ
コマ『すまんな。今バラッバラでセンサー使えんわ。』頭部カタタッ
大嶽丸「Σへ？ え！？」きょろっ
千様「大丈夫よお。
軍隊1個分くらいなら サクッと壊滅させちゃう子達だからー。
サポートお願いね」
大嶽丸「Σいきなり実戦！！」えええっ
魄哉「実戦に勝る修行無しですよ
僕もコマを組み立て直してから参戦しますので」がちゃがちゃっ
大嶽丸「Σお前がビーム撃てば終わるんじゃないのか！？」
白「数多いからそうでもないぞ」扇子すちゃっ
テオドール「で御座いますねえ」血液アンプルぐびっ
粋「俺は人間ベースなんでマジでよろしく」
大嶽丸「Σ責任重大！！」ひいっ
彬羽「妖気じゃないな 人間か。」ふむ。
家康「あーまた私側かあ 毎度ごめんね
はい。行くよー」銃じゃこっ
千様「はい。ゴー！」
どむっ！
侵入者一軍「Σのわーっ！！！」吹っ飛びっ
大嶽丸「Σ初撃1発で！」ひえっ
粋「おお！兄貴さすがっ」
魄哉「あ、なんならお手伝いしますんで どんどんサポートしてくださいね」にこっ
大嶽丸「Σサポートのサポート等聞いた事無いぞ！？」えええっ
魄哉「どうせ晴明さんの事ですから 使えそうな文献渡して後は自力で頑張れでしょう？」
大嶽丸「Σまさかの授業か！気を遣わせてすまん！！」はっ。
コマ『パピー 面倒見良すぎ』カタタッ
ーーーーーーーーーー
晴明「えーと。
厠に行っておったのだが
なんじゃコレは。」怪訝っ
一二三「大嶽さんは サポート系で行く事にしたらしいだよ。」
晴明「サポート？」は？
粋「Σうお凄い！ まとめて何か悶絶し出した！ あいつ等に何したの！？」おおっ
大嶽丸「此処等一帯の人間に 刀を持った時 指が過敏になり
『あ、爪切ってくりゃ良かった コレ刀振る時邪魔じゃね？』となる呪いをかけた」ふっ。
蒼月「なんで んなピンポイントな呪い？」ええー。
大嶽丸「咄嗟過ぎて思い付かんかった」大真面目っ
家康「Σごめん大嶽ちゃん！それ私も微妙に辛い！ 引き金に爪が当たる気がするっ」ひいいっ
大嶽丸「Σしまった人間か！
ならばコレはどうだ！」印結びっ
粋「Σおお！なんかカッコ良い！
今度は！？」
大嶽丸「着物の襟が若干固く感じ 首に当たるのがこう イラッとする系の
蒼月「Σサポートつか嫌がらせじゃないかよ！」
大嶽丸「Σなんだ！ 単純に腹が減って減って 腹の虫で喧嘩どころではなくなる呪いとかそんなのにすれば良いのか！！」
蒼月「Σことごとくくっだらねえええ！！」
魄哉「なんか 本人が細かい事が気になる性分なんで 咄嗟に思い付くのが地味な嫌がらせレベルみたいなんですけど
いや何 向こう向いてプルプルしてんですか。」困惑っ
一二三「晴明さん ツボに入っちまったべ」ありゃ
白「あれ どうなんだ？」曲者蹴りっ
彬羽「効いてはいるみたいだしな。
有りと言えば有り なのか？」うーん。
家康「あああっ！襟気持ち悪っ
肩凝りそうっ！！」だあああっ
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