小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

2月15日

 

 

 


雇われ忍A「ーーーという事でだ
この辺りではちょくちょく、今の技術では再現が難しいのでは?という
謎のからくりや 自動四輪車等が目撃されていてな」こそっ

雇われ忍B「この辺は化け物の目撃情報も多いんすけど
それ 狸か狐に化かされてないっすか?」こそっ


雇われ忍A「狸か狐が化かした物で家屋敷が破壊されたり 人が吹っ飛ぶか?
そして毎度 被害に逢うのは何かやらかした奴と言う事でだ

これはひょっとしたら 幕府が秘密裏に開発したあれやこれやの実験場ではないかと 依頼人がな」

 

雇われ忍B「あれ?んじゃ妖怪は?」

雇われ忍A「西洋で言う 生物兵器のような物じゃ無いのか」

雇われ忍B「Σ成る程!」おおっ

雇われ忍A「と!言うことでだ

その手の騒ぎの中心にいつも居る奴等が居てな
そいつ等が幕府の関係者とみて間違い無いだろう」

雇われ忍B「あーそりゃ取っ捕まえて吐かせた方がいいっすね
こりゃ 儲けの予感」わくわくっ


雇われ忍A「うむ。
という事で 来たぞあいつだ
一気に行くぞ とうっ!!」しゅばっ

 

 

 

扇子すちゃっ。

 

 


ドゴメシャアアアッッ!!

 

 


粋「まーた撃ち上がってら。

兄貴を1人にすると即 被害が出るの何でだろ」あーあ

テオドール「ちょっとお菓子買ってこいと言われた所に御座いますのに
あ、お姉さんそれ こしあんでお願い致しまーす」

 

 


間。

 

 

 

白「で?」


テオドール「不敬罪に御座いますねえ。
あ、動くと 手元が狂って 頭蓋骨に穴が空きまして御座いますよー」五寸釘きらーん。


雇われ忍A「Σうおお喋る!喋るからああっ!!」スマキじたばたっ


雇われ忍B「Σこら同胞!
お前も忍なら潔く眉間に一撃打ち込まれて忍道を全うするとかだな

テオドール「ちなみに私、武道の心得は無いに等しいので クリーンヒットでも普通に死ぬ程痛いと思われます」

雇われ忍A「Σうおお喋る!喋りますからああっ!!!」うわああっ

 

 

粋(Σやる方がキツくねえ!?それっ)ひいいっ

白「ほら、お前も目をそらすな
あ、やるなら一気にはやるな
ちょっとずつのが

雇われ忍B「Σぎゃーやめたげてやめたげてええ!!」うわああっ

 


彬羽「また何の騒ぎだこりゃ」うわ。

粋「Σ地獄に仏!」おおっ


雇われ忍AB(Σそっちのが何人かやっちゃってそうな見た目なんですけど!?) ひええっ

 

 

テオドール「怒られる前に無かった事にで御座いますね」しーっ

白「いきなり襲いかかってきたから捕まえただけ「また過剰にいたぶったろ手前等。

お前等も襲うなら相手選べ
こいつ等は敵認識したら想像の数倍容赦無いぞ」はーやれやれっ

 

雇われ忍B「Σあ。ホントに仏」

雇われ忍A「頭蓋骨助かった」へたりっ


彬羽「Σ頭蓋骨!?」

テオドール「何の事に御座いましょうねー」しらばっくれっ

 

 

 


更に間。

 

 


家康「へー、それでお縄にしたの?

アンタ等も災難だねえ」おやまあ。

白「だな。いきなり襲われて災難だ」たんこぶっ

家康「・・お前今度は何したの?」

 


彬羽「で、どう見ても人間だしな
お前等の管轄だろうと判断して連れてきたんだが。」

家康「はいはいそだねー
いつもありがとねー」へらっ


雇われ忍A(Σ管轄!? こいつ役人か!?)はっ

雇われ忍B(Σもしくは幕府上層の関係者!?)

 

 

家康「よし。じゃあ誰の差し金か 面倒だからさっさと吐いて貰えるかな?」

銃じゃこっ!

雇われ忍AB「Σ幕府直属の掃除屋かああっ!!!」ひいいっ

 


粋(いや 殿ですそれ。) 引。


彬羽「落ち着け テオと大差ねえぞ。」

家康「え? テオちゃん 手間省いてくれようとしてたの?悪いねー

って あれテオちゃんは?」おや。

粋「めっさ怒られてコレ」風呂敷包みっ

家康「あ。今 灰か」ありゃ。

 

雇われ忍AB(Σ灰!? え!?あの西洋人燃やされた!?) 背筋ぞわあっ!!

白「?」

 

 

 

雇われ忍A「お、おい どうする?」ひそひそっ

雇われ忍B「どうするも何も!
そもそも技術盗むか 技術持ってる技術者を突き止めろって言われただけで
こんな西洋のマフィアみたいな奴等とやりあうとか聞いて無いし!!」ひそひそっ

 

 

家康「いや、幕府に喧嘩売るのも相当ヤバいからね 国だよ?国。
戦国終わったからって 平和ボケしてない?」えー。

雇われ忍AB「Σ地獄耳!!」ひいっ!


家康「アンタ等の声がでかいの。
忍みたいだけど あんま実戦経験ない人達かなあ」苦笑。


彬羽「まあな。仕方ねえだろ
戦を知ってる奴がいつまでも現役で居られる程 人間は長生きしないからな」


雇われ忍B(Σ 人間は。って何!?)ええっ

 

家康「ん? そう言うのべらべら喋って良いの?」おや。

彬羽「ん?そりゃ

幕府に喧嘩売ったとなりゃ生きてシャバの土は踏めないんだろ?」

雇われ忍AB(Σ仏に見捨てられたーーーっ!!!)

 

 


粋「・・お前 やっぱ、さすが元テロリストだよ」ああうん。

彬羽「そうか?」


雇われ忍A「Σテロリスト!?」えええっ

雇われ忍B「Σ幕府はそんなのまで抱き込んでるのか!?」ひええっ

 

白(なんか面白い勘違いし出したな)おっ。

 

 


千様「あらあらなあにー?

やだ何この人達。また誰か命狙われたの?」うわっ

 

雇われ忍A「Σ更に何か来た!」ひいっ!

雇われ忍B「Σ読めた!もう読めたぞ!!
今度は女だから大丈夫とか ボインボインしてるからナンボかラッキー!とか油断した所で 更にエグいつか更にもう1発ドタマに穴空けるぞ的なそう言う流れだ!!


Σは!もしくは男かっ!!」

 

 

 

 

 

 

魄哉「Σうっお!何事ですか!?」びくっ


千様「ちょっとお祭りをね」ふっ。

家康「千ちゃんよしよし。どうどうどうどうどうどうっ!」

 

魄哉「あのお祭りって?」ひええっ

粋「うん。血祭り」げんなりっ

 


白「えーと

なんか話聞いたら 幕府の開発したなんやかんやの知識が金になりそうだから欲しかった   らしい?」

魄哉「へ?
あー はいはい。企業スパイ 的な」はいはいっ

 

雇われ忍B「Σひいっ!すみませんすみませんすみませんっ!!」土下座っ

雇われ忍A「Σいやもう良いっす!
報酬よりホント命のが大事なんで勘弁してええ!!!」ひいいっ


魄哉「Σいったい何をされたんですかアンタ等!!」

 

白「ハッキリ言って酷かった」うん。

魄哉「Σ魔王が言うレベル!!」


雇われ忍AB「Σ魔王!?」はいいっ!?

 

 


粋「あの もうひたすら可哀想になってきたんだけど。」

彬羽「同感だ」うむ。

 


テオドール「えー、我が主に粗無礼を働いた たわけ者共に御座いますよ?
お二人共 お優し過ぎや致しませんか?」ざらざら復活っ


雇われ忍AB「Σ!!」


家康「あ。失神した」

テオドール「おや 失礼な」むっ。


千様「ホンットにね」ぷんすかっ

 

 

白「なあ。こいつ等どうするんだ?」

魄哉「いやもう 充分罰を受けた感有りますし
そこらに転がしときましょう」


家康「え。良いの?」えー。

テオドール「今思いっきり人外バレ致しましたが?」えー。

 

魄哉「喋る方が怖い事になるくらいこの人達も解りますよ

て、事で 適当に河原にでも転がしてきましょう」どっこらせっ。

 


白「坊主がスマキ担ぐって すごい光景だな。」うわ。

彬羽「目立ち倒すんで代わ「すみません。君だと見た目完全に死体遺棄で更に目立ち倒します」

彬羽「Σどういう意味だ!!」むかっ

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー

 

 

 

依頼人「ん?じゃあ何も掴めなかったのか!?
それじゃあ1銭たりとも払えないよ!!」はああっ?


雇われ忍A「あー、そう言われるだろうって 情けをかけられて情報貰っちまったよ」けっ

雇われ忍B「そうそう。
敵のがよっぽど人情有ったわ」ふんっ


依頼人「いやアンタ等 偉い目に有ったんじゃ「地獄で本物の仏を見た。」真顔っ

 

依頼人(幕府に懐柔されたか。)あちゃー。

 


雇われ忍A「まあ 失敗したとは言え仕事だしよ
手ぶらじゃなんだしアンタにも教えてやるよ」

依頼人「ん?あー 何を教えて貰ったって?」

雇われ忍B「幕府の謎の技術者の正体」

依頼人「Σえ。マジで!?」おおおっ

 

 

雇われ忍AB「南光坊天海。」


依頼人「・・絶対手が出せな「うん。無理。」

 

 

 

くろねこ太郎の落書き部屋 [フォレストページ+] 夢小説対応・簡単オシャレな創作サイト作成サービス <サイトトップへ戻る