石燕「Σえ！滝夜叉姫さん来るんすか！？」おおっ
シロ「何故に喜んどるのだ あやつは？」はて。
千様「滝夜叉姫さんはー
オリジナルのガシャドクロの主様でいつも乗って来るからー。
本物見るとすっごい勉強になるらしくて
石燕さんの具現化絵のガシャドクロも毎度レベルアップしてくのよ」のほほーん。
与一「レベルアップと言うか
どんどん禍々しくと言うか」うーん。
粋「画力ってより怖さとデカさがレベルアップな」ああうん。
石燕「いやー早く御会いしたいっすねえ
ホノモンガシャドクロ。」わくわくっ
蒼月「男ならデカイ骨よりキツ目の美人にわくわくしろよ」ドン引きっ
家康「で、何でまた？
前の時は あれやこれやのいざこざって言うか
誤解が解けたから挨拶に来てくれたんだよね？」
粋「あーいや
それがあの
・・ある意味 いつもの？」ふっ。
一同(Σバレンタイン直前かっ！！)はっ
蒼月「ちっ。」
シロ「妬むな」
石燕「お宅のお兄さん
また何をやらかしたんっすか。」あーあ。
粋「解んねえ。
化け物女惹き付けるフェロモンでも出してんじゃねえの？」けっ
家康(勝手にセッティングされた見合いすっぽかした件で険悪になって、和解した途端それって
若いなあ。)しみじみっ
襖がらりっ。
千様「あら。どしたの彬羽君
顔色悪いわよー？
あ、 やっぱ魔王様の副官として頭痛い？」にこにこっ
彬羽「頭痛いと言うかな
最悪だ。」冷や汗だらだらっ
粋「何そのまた胃に穴空きそうな顔色？」
彬羽「最悪のタイミングで箱入り娘と地雷女共が鉢合わせした」
粋「Σげ」
ずしーーーん。
与一「Σう！この 腹の底に響くような地響きは」はっ
石燕「マジモンガシャドクロで間違いないっす！」
家康「地雷ってまさかと思うけど
Σひいっ！！」襖がらっ
滝夜叉姫「・・・。」
九尾「なんじゃ高い所から、あの高飛車な女は。
まあ良いわ ほーれだーりん
今日こそはわちを選んで貰うぞえ。
ほれほれ好みを教えてくれんでの？ 今日は清楚系に化けてみたぞえ？」こんっ
地獄太夫「姿形をいくら変えても 中身は同じ がさつなオキツネ様にありんす。
そんなのより主さん ほらほら今日こそはほらそんな照れなくてもようござんす
あ、何ならちょっとそこの繁みで」
庵「Σ繁みには私がおるわい！！
真っ昼間から髪の毛絡み付かせて うっわ怖っ！恥ずっ！！」繁みからがさっ。
九尾「なんの！ストーカーならわちも負けとら「Σ一緒にすんなエキノコックス！！」
一同(地獄だっ。) ドン引きっ
白「だから助けろ お前等。」地獄太夫の髪の毛しゅるしゅる巻き付かれっ
テオドール「昨日オーダー頂いたバレンタイン菓子の試作品が出来ましたので
確認頂いていた所だったので御座いますがね。
さあヒルデ。我が主をお助けして下さい」
呪い人形ブリュンヒルデ桃子「グガッ！！」
両手のハサミかしょんかしょんっ
白「Σ！」びくっ
粋「え、えっと
久しぶり
滝夜叉姫 様。」冷や汗だらだらっ
滝夜叉姫「昼間から 乱れておるな」ぼそっ。
粋「乱れてるってか
あのその 色んな意味で襲われてたぽいんでその
兄上 確かに着衣乱れてんのなんで？」あれっ
白「地獄太夫と九尾が子供作った方の勝ちとか「Σごめんそれ以上言わないで！！」ひいいっ
庵「無事だったから大丈夫。」はーやれやれっ
彬羽「何の安否を報告されてんだ俺は」胃キリキリッ
滝夜叉姫「Σ婚姻前に 子供！？」ひいいっ！
ガシャドクロがしゃしゃ！！
家康「あ。御嬢様だ」あちゃー。
シロ「Σいたって普通の反応では無いのか！？」えええっ
挿音「あ？ 俺も婚姻とか無しにポロッと出来たガキだぞ？
ほれ 親父大名だけど 母親農民だしよ」しれっ
千様「Σアンタはいきなり出てきて 話をややこしくしないの！！」きいっ
挿音「Σ仕事終わって自宅に帰ってきて何が悪い！！ こちとら夜勤明けだぞクソアマ！」むかっ！
滝夜叉姫「え？婚姻前に
下々ではそれが普通？」カルチャーショックふらっ
ガシャドクロふらっ
石燕「ひょっとして あのガシャドクロ
姫様のメンタルと同調してんすか？」おや。
与一「ほぼ同じ動きしててシュールだな。」うわー。
滝夜叉姫「しかしっ
お主は血筋的にも 今の身分も全然下々ではないではないか。
見損なった見損なった見損なったぞ」しくしくしくしくっ
ガシャドクロへたりっ。よよよよっ
白「なあこれ 俺が悪いのか？」困惑っ
彬羽「頼むから俺に聞くな」キリキリキリキリキリキリッ
テオドール「彬羽さん。
胃薬を取って参りま「頼む」
家康「なんだろねえ
深窓のお姫様かあ。
なんだかんだで お偉いさん程そっちは乱れてる物なんだけどね。
嫁入り前ならそりゃ知らないかあ」しれっ
シロ「お前が言うと説得力がエグいな」うわ。
家康「金と権力持ってて そっち方面大人しくしてられる程
生き物って理性的じゃないからねえ」のほほーん。
滝夜叉姫「Σ！」なんとっ
千様「殿、それくらいにしといてあげなさいよ」
家康「え。 知ってた方が良くない？ いずれ解る事だし。
男なんて皆そんな物なんだから後でショック受けるよりは ねえ」
蒼月「何だよ そんな辛い事？
じゃあこんな話 笑って流せるくらい刺激的な体験をご一緒にどう
魄哉「すみませんねえ。
うちの人達 そっち方面ただれた人が多くって。」
蒼月・家康「」
滝夜叉姫(Σこの僧侶っ 数珠で人を殴り倒した！！
いやああピクリとも動かないっ！！)ひいいいいっ！
魄哉「あ、怖がらなくて大丈夫ですよ？
ちょっとお下品過ぎたのでお仕置きしただけです この人等慣れてますし
脅かしてすみませんね
えーと。お客様なら お茶お入れしましょう」にこっ
滝夜叉姫「Σあ。はい
・・・・ごちそうになります」ぴょいっ
彬羽「Σ滝夜叉姫が ガシャドクロから降りた だと！？」
粋「Σんな驚愕する事なの！？」ええっ
彬羽「Σ少なくとも俺は見た事が無 Σうっ！」
テオドール「彬羽さん 胃薬こちらでよろし Σ吐血ううう！！！」うぎゃーっ！！
粋「Σ胃が逝ったあああっ！！！」
シロ「すまん。どういう事だ？」困惑っ
白「武装を解いた とかそんなんだと思う」うん。
千様「意外とチョロい姫様ねえ」ああはい。
挿音「親父、 またか」げんなりっ
ーーーーーーーーーーー
魄哉「おやおや それは驚かれたでしょうねえ
あの子人気者な物で。そんなもみくちゃにされてましたか」苦笑。
滝夜叉姫「へ？ あーそう言う」ふむふむ
魄哉「しかしまあ
若いと言うのは良いですねえ
しかし ホントまあ
良い子では有りますが色々ぶっ飛んだ子ですからねえ。
やはり妖怪だと 腕っぷしが強い子が好かれるんですかねえ
Σあ、これは失礼。」はっ
滝夜叉姫「え？
・・・どっちかと言うと 顔？」えーと。
魄哉(Σ思ったより夢見るお姫様でしたっ！！)
滝夜叉姫「いえもうこの際そっちは良いんですが
あの、お坊様？
奥様は？」ずいっ。
魄哉「Σはい！？
え あの
Σうお！窓からガシャドクロもこっち見てる！
あのっ 息子達と娘が居ますので「母親兼任前向きに考えます」
ガシャドクロの手ずおおおっ！
滝夜叉姫「汚れた外界は私達に似合いません。
細かい事は後にして まずは私のおうちに」ふふふふふっ
魄哉「Σうわ離しなさいこら！
ちょ 誰かあああーーーーっ！！！」うわああっ！
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