小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

1月24日

 

 

 

 


シロ「待て小太郎! 少し稽古の相手を「Σ動物虐待反対!」ぎゃいいんっ

 

家康「最近あの子 色んな意味で鍛練頑張ってるよねえ」うんうんっ

千様「そうねー
小太郎君 逃げてー」のほほーん。

 

蒼月「何も教えて貰えないのも不満だけど 教えて貰ったら貰ったで不満もあるみたいだけどね。」

千様「へ?何で?」

 

 

シロ「お前等は良いな
俺とはスタート地点が違う」ふっ。


粋「Σ何が!?」

白「今度は何だ 面倒臭いな」はーやれやれっ


シロ「Σそういう所が「うん。面倒臭い さっさと用件話せ」

 

シロ「ふん!もう良いわ」たたっ

白「?
何だあいつ」はて。

粋「今のはそりゃムカつくだろ」うん。

 


テオドール「察するに
妖怪は生まれた時点でそこそこの強さがあって羨ましい。的なお話しで?」

彬羽「あいつ自身 神の末裔とかってワケ解らん一族の出じゃなかったか?」困惑っ

 

 

 

間。

 

 

 

挿音「で、まーた拗ねてんのか
んっとにダリいガキだな」キセルふーっ

シロ「Σ喧しわ! いちいち口を挟むな向こう行け!!」うがあっ

挿音「は?此処俺の自宅なんだけどよ?
自分ちの何処居ても問題ねえだろが 泣かすぞ居候」キセルすっぱーっ

 

石燕「いやーすんませんね

煙とかマジ駄目なんで。
げっほごほでアバラ折れそうになるんすよ
寒いのに申し訳ないっす」ぺこっ

挿音「・・おう。」

 

 

シロ「喫煙者は 肩身が狭いな」ああうん。

挿音「うっせえよ。
つか 吸い終わるまでくらい愚痴聞いてやんぞ?」すぱーっ

 

シロ「うむ。それがそのっ

近頃な。鍛練すればする程
スタート地点から強い者は良いなと いや侍としてこういう考える事が甘い、いかん事だと解っておるのだがその

やはり生まれ持った才には敵わんのかとな」どよーん。

 

挿音「お前 それを徳川随一の天才忍者って言われてる俺に言うか?」

シロ「Σだああコイツも敵であった!!」どちくしょおおっ

 


挿音「つかよ。
どうせ人外組見ててネガティブ爆発したんだろ?
お前 同じ人外でも小豆洗いやひょうすべの前でそれ言えんのかよ」

シロ「Σぐ!」ううっ

 

挿音「つか、ひょうすべって何する妖怪よ?」ん?

 

石燕「ひょうすべ、見ると病気になるとか
笑い声につられて笑ったら絶命するとか言われてる ユーモラスな見かけに似合わないそこそこ凶悪な妖怪っすね」


挿音「まだ居たのかよ。妖怪博士
煙吸うぞ」

シロ「Σひょうすべ大概強くないか!?」えええっ

 

 

挿音「じゃ すねこすり辺りで」キセルすぱーっ

シロ「あの 何をしたいのか解らん毛玉か」うーん。

挿音「夜道で人のスネにそっと触ってビビらせるって マジで何がしてえんだろな?」

 

シロ「確かにそれよりは 戦闘力は有ると思うが。」うーん。


挿音(コイツも大概ボケ属性だよなあ) すぱーっ。

 


シロ「しかしだ。

やはり近頃 努力では才には追い付けぬと思うのだ。
鍛えれば鍛える程 己の無力を思い知ると言うか」

挿音「そりゃ青春だな」ほー。

シロ「Σこちらは真面目に話しておるのだぞ!?」むかっ

 

挿音「どーすっかなあ。
言葉で言うにゃ簡単なんだけどよ」うーん。

シロ「Σ何が!!」

 

挿音「お。吸い終わったわ
じゃ 俺は中入るわ 寒い寒い」すたすたっ

シロ「Σえ!おい」

 


しーん。

 

 


コマ『べそかいてらっしゃる?』筆談カタタッ

シロ「Σかいとらんわ!!」

 


コマ『あのですね。
才云々は置いといて
皆いきなり強いわけじゃないと思いますよ?』カタカタ筆談っ

シロ「改造されれば強くなる人形のお前に何が解る」ふんっ

 

コマ『人が話してんでしょクソガキが
最後まて話聞きなさい』内蔵ランチャーがこんっ!

シロ「Σうおお0距離やめろ 吹っ飛ぶ吹っ飛ぶ!!」ひいいっ

 


コマ『そんなワケで まずは最後まで』

筆談ぴたりっ

 

シロ「ん?歯車でも詰まったか?」

 


コマ『センサーに反応有り!敵襲!!』 警報みーみーみーみー!

 

シロ「Σうおおまたか!?」鬼切ちゃきっ

 

コマ『数が多い。
ランチャーでまとめてすっ飛ばしますので シロさんは相手を凍らせてくやたらはわなやわばばばにやらら゛』

シロ「Σ紙詰まっとる詰まっとる!
詰まりやすいのだから筆談口から出すなっ!」

コマ『じゃなきゃランチャー撃てななめなめらやりヒら 』がががっ

シロ「解った解った!
来た所をまとめて凍らせれば良いのだな!!」ああもうっ

 

 

 

 


テオドール「あちら側大丈夫に御座いますかね Σどっわ!!」灰ざらあっ!


白「そこ居ると巻き込むぞ。」

粋「あ。セーフ 番傘でガードした」おおっ


彬羽「で、今回は誰への客だ?」

家康「解んないねー。シバいてから考えよう」銃じゃこっ

 

小太郎「向こうは挿音も居るし大丈 Σあ。がしゃどくろ」ぎゃいんっ!


千様「石燕さんも居るのね 
近距離挿音で 後方からがしゃどくろ
あ、これ安心だわー」

 

 

 

 

シロ(やはり人外には勝てん!!)くうっ

コマ『2人とも人間やけどな』筆談肩ぽん。

 

シロ「Σまさかの普通の人間以下!!」がーん。

コマ『ネガティブやなー。』カタタッ

 

シロ「実際そうではないか!
凍らせる暇も無く あやつ等が片付け出したしっ!」くうっ

コマ『せやなー。

けど 絵描きの石燕さんは言うまでも無く 挿音さんもめちゃ努力してあそこまで来てんのやで』筆談っ

シロ「何故に関西弁だ」

コマ『ノリ?』筆談っ

 

シロ「ノリって。

ん?さっき本人も言っておったが 天才なのでは?」あれっ

 

コマ『そりゃ結果生き残ったから天才と呼ばれてるだけでな

戦国の世で子供が生き抜く為にって うちのパピーが鬼のような修行させて それ全部憤怒でマスターしたのがあの人よ。

結局天才なんて根性と努力が作る物よ』カタカタふんっ


シロ「いや、確かにやらねば生きれん的な鍛え方だったそうだが

成る程 根性か」ほう。


コマ『で、先程

人形は改造すれば強くなるとか抜かしてましたが』筆談っ

シロ「ん?人形にも何かあるのか?」


コマ『西洋にピグマリオンと言うお話が有ります』カタタッ

シロ「は?」

 


コマ『昔々 ピグマリオンと言う男は自分の作った女の像にガラテアと言う名前をつけました。
そしてガラテアにガチ恋してしまいました。』筆談すらすらっ

シロ「すまん。何の話だ?」えーと。


コマ『そして しまいにゃガラテアの側から離れなくなり衰弱。
それを見た女神様はガラテアを人間に。
と言いますが


んな酔狂な神様おるかい。』

ランチャーどむっ!!


刺客「Σぐはあ!!」げふうっ

 


シロ(Σ 忘れておった!)はっ


コマ『この世には そんな都合良く助けてくれる神様はいません

もしこの話が本当だとしたら』筆談カタカタっ

シロ「あり得るのか?」え?

 


コマ『不可能を可能にしたのは ガラテアの根性!!

だいたい無機物に恋していちいち命与えてたら この世は元人工物と二次元だらけになるわ

人間の変態性なめんな!!』

内蔵バズーカがこんっ
指から飛クナイしゅぱっ!
マジックハンドずおおおっ!!

 


シロ「Σおい!何かまた増えてないか!?」ひええっ

コマ『どこんじょおおお!!』うおおっ

 

 

 

 

一同(渡り廊下の方 

大丈夫か あれ) うわ。

 

 

 

 

コマ『と言う事で ガラテアちゃんと同じく魂を得た人形としてのお話でした』カタタッ

シロ「お前は特殊な気がするがな」けほっ。

 


石燕「あー死ぬかと思ったっす」 がしゃどくろの手からどっこらしょ。

挿音「おう。焦った焦った」はーやれやれっ

 

 


コマ『ではナマモノのお話も

あの白さんも いくら元が強くても 幼少期からぼっちサバイバルしてなきゃあんな動物みたいに動けませんて』筆談っ

シロ「Σあ。確かに」はっ

 

コマ『以上。

思春期は面倒ですね』カタカタっ

 

 

シロ「成る程な。

天才と言うのは つまる所 不可能を可能にするまで続ける事の出来る根性の持ち主の事やもしれん」ふむふむっ


石燕・挿音(素直だなー。) 

 

 

シロ「よし!弱気になっておったわ!
すまなんだコマ 助かっ あれ?」きょろっ

 

 

 

 


焔「すまねえなあ。嬢ちゃん
俺等バケモンが言うとカドがたつしよ」苦笑

コマ『いえいえ。
白さんのおじいさん 面倒見が良いですね。

あれ、おじいさんも確か元日本の化け物大将。
努力しました?』カタタッ


焔「ん?俺あ 手前より弱い奴とは結婚しねえって言い張る嫁を娶る為に
何度死線をさ迷っても ひたすら強さを求めた努力の人だぞ?」


コマ『・・・あれ?結局は色ボケ最強?』わおー。

 

 

 

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