小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

12月30日

 

 

 

遊郭

 


地獄太夫「ーーと言う事で
年末の忙しい時期に 女の子等にえげつない風邪流行ってしまいんして。」ため息っ

彬羽「ほー。 それで」

地獄太夫「で、お宅のイトコさんお医者にござんしょ?
相談しんしたら 風邪は休ませて治すもの 薬に頼るなと

足りない人手は任せとけと言いなんすからお願いしたら こんな感じに」はい。

 

白(♀)「ありがとう御座いますはどうした?」

ピシャリっ!


お客「Σぐはあっ! あっありがとうございますっ!!」

 

 

彬羽「Σ色町だからって公衆の面前で特殊な接客すんな!
何やってんだお前は!!」

白(♀)「お前のイトコが何してくれてるんだ。」半ギレッ


地獄太夫「主さん。 すっかりナイスバディになりんして 
あ、ホント見事な」むにむにむにむにっ

白(♀)「揉むな。」

 

 

粋「兄上 俺、恥ずかしいわ」ドン引きっ

白(♀)「文句は飛天に言え
今は姉上だ」ふっ

粋「Σ若干ノリノリじゃねえ!?」

 


テオドール(♀)「ちなみに私は未成年なので 禿の皆様と一緒に下働きに御座います」

彬羽「なんで数にならねえのにお前まで
テオドール「我が主御1人に恥ずかしい事等させられませんっ!
地の底までお供させて頂きますっ!!」拳ぐぐっ

彬羽「Σちょっと待て! まさか手前自分から!?」

テオドール「丸薬1個飲むだけに御座いますし
さほど問題御座いません」キリッ


粋「問題しかねえわ。」

 

 

蒼月(♀)「ちょっとー 1人とか言わないでくれる?
セクシーな俺を忘れんじゃないよ」しゃなりっ


彬羽「おい。」襟首掴みっ

飛天「あれに関しては俺悪くないぞ
完全に自分の意思だし」ボロッ


粋「Σあ!飛天手前居たのか!!」

飛天「いやもうお宅の兄ちゃんに蹴り倒されたから。
居たってか そこの土間でのびてたら いい加減許して」ボロッボロッ

粋「Σやかましわ! 人の身内に何してくれてんだ
周りが精神に来るんだよ!!」うがあっ

 

テオドール(♀)「お互い女子なら 今度はセクハラされる心配なしに御座いますね」ほっ

蒼月(♀)「そりゃ俺のが可愛いし お前なんかにセクハラする必要なくない?」ふふんっ

 

テオドール(♀)「・・え?」はい?

蒼月(♀)「あ?」カチンっ

 

 


彬羽「やめろそこのオカマ共。」 鳥肌っ


白(♀)「今は女だけどな」

 

飛天「体内の男性ホルモンを女性ホルモンに転換させる薬だし
やっぱメンタル面も女化してんのかなー?」ふむ。

粋「さらっと色んな意味で凄い事言ってねえ?」


彬羽(頭が腐る。 帰るか) よろっ

 

 

地獄太夫「ん? 良いのでござんすか?」あれ

 

お客『Σ うごはっ! あ、ありがとう御座いますうあうーっ!!!』


粋「Σ兄貴いったい何をしてんの!!」

テオドール(♀)「律儀に奥で接客してはいけません!男は狼に御座いますよっ!!」ひいいっ

蒼月(♀)「遊郭で何言ってんの?
つか、相手はしたくないけど なんで俺に使命入んないのさ?」憮然っ

地獄太夫「お客さん方 食われそうでなんか怖いと言ってなんしたな。」

蒼月(♀)「え?何 俺エロすぎた?」ふっ

粋「お前はちゃんと着物着ろ!頼むから!!」


蒼月(♀)「この建物 暖かいから安心して薄着でき「いいから着ろよ。誰も望んでねえから」

 

 

 

通りすがりの客「Σうっお、痴話喧嘩か!?」びくっ


テオドール(♀)「えっと。
あーもうそんな感じで良いかと思われます」苦笑


蒼月(♀)「きいいこのガキムカつくー!!」キイイイっ!

粋「Σだああ仮にも女だとどつき辛 Σいだだちょやめ ぎゃーっ!!」

 

 


白(♀)「お前等 大概にしないと2人並べてぶっ叩くぞ」

粋・蒼月「Σすんませんでしたあっ!!」ひいっ

白(♀)「ちなみに有料な。」

粋「Σ兄上 やっぱ楽しんでない!?」


地獄太夫「実際 リピーターになりたいと言うお客さんがもう結構な数
粋「Σうわああ聞きたくないいいっ!!」耳塞ぎっ!


テオドール(♀)「さすがは我が主
どのような環境でもトップを狙えるので御座いますねっ」尊敬の眼差しっ

白(♀)「お前も早く登ってこい」どやっ

 


飛天「ツッコミの仕事しなくていいの?」ほれ。

彬羽「付き合ってられん」げんなりっ

 

 

地獄太夫「いやそれにしても 本日限りなのが勿体のうござんすなあ。」苦笑

蒼月(♀)「え?地獄ちゃんって あの人狙ってたんじゃないの?
何?女も行けるクチ?」おおっ

地獄太夫「御安心を。あんたさんは好みにござんせん
あちきは主さんならどんな姿でも愛せますなあ」くすくすっ

 

粋・テオドール(♀)「Σ!!」


飛天「うん。お子様には刺激が強すぎだな」はいはい

 


彬羽「ん?ちょっと待て。本日限りって

その薬ってまさか丸1日効くとかじゃねえだろな?」

飛天「そりゃ いきなり元に戻ったら問題あるだろ?
今日いっぱいの効果になる様配合したけど?」ん?

 


彬羽「お前 芝居小屋の方どうするつもりだ。」冷や汗っ

白(♀)「忘れてた」手ぽんっ。

 

粋「Σあああ!緊急事態過ぎて本業忘れてたあああっ!!」うわああっ


白(♀)「豚野郎をぶっ叩くのが楽しくてうっかりうっかり。」

テオドール(♀)「え。ちょっ 皆さんノータッチなのでてっきり今日はお休みかとっ!
舞台の方どうされるので御座いますますか!?」あたふたっ

 

 

白(♀)「さらし巻いたら行けるかな?」

地獄太夫「んー。 このサイズだと結構大変かも

ちょい奥で頑張ってみんすか?」むにむにむにむにっ

 

彬羽「Σお前 そのまんまで出るつもりか!?」えええっ

白(♀)「変な調整したせいで解毒薬無いらしいし 仕方ない。」ため息っ

彬羽「Σその姿で人前にだぞ!?」えええっ

 

粋「プロ凄え」わお。

蒼月(♀)「まあ あの人のファンなら 性別変わっててもむしろ喜びそうだよね」

テオドール(♀)「ファンと言うよりよく訓練された下僕共に御座いますからね。」成る程っ

飛天「本業でも大差無くね?あいつ」

 

 

 


酒呑童子(♀)「つーかよ。
あの女 あの魔王ならどっちでも行けるとか言ってなかったかよ?
ほっといて良いのか?」

粋「Σはっ 確かに Σってギャあああー!!!」ひいいっ

酒呑童子(♀)「Σ喧しい! 俺は被害者だああっ!!」

 


人魚(♂)「酒呑童子さん!いえ酒呑子!
ほら、これなら問題有りませんっ幸せにしますよ!!」きらきらっ


茨木童子(♀)「問題大有りだっつの」はーやれやれっ

ダミアン(♀)「茨木殿 ご指名入りましたが」あのー。

茨木童子(♀)「Σえ。うっそ」ぎょっ

 

彬羽「お前な。」

飛天「いやー。1人2人じゃ足りないかと思って」たんこぶっ

 

 


テオドール(♀)「・・蒼月さん まだ可愛い方に御座いますよ」うわ。

蒼月(♀)「・・お前もね。
つか 何あれキッツ」ひええっ

 

 

 

くろねこ太郎の落書き部屋 [フォレストページ+] 夢小説対応・簡単オシャレな創作サイト作成サービス <サイトトップへ戻る