小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

12月24日

 

 

 

千様「ジングルベージングルべーっ」鼻歌ふふふんっ

一二三「鈴がっなるー」飾り付けきゃっきゃっ

 

小太郎「はしゃいでるなあ」わおんっ

家康「女の子はこう言うの好きだよねー」ほのぼのっ

 


粋「ほらほらこれ! 普通のじゃつまんねーし やっぱ焼くならこの形でさっ」図解っ

テオドール「ジンジャーマンクッキーに御座いますか?」ふむ

白「神社マン?」

彬羽「少なくともお前が想像してるのとは違うな」

 

 

小太郎「女子以外もはしゃいでるぞ」わんっ

家康「・・まあ、若い子はね」ああうん。

 

 

魄哉「Σあ」赤い服後ろに隠しっ

コマ『パピー、ノリノリで用意してたのに』カタタッ

 

家康「Σごめん天海 お前がそう言うノリなの忘れてた!ごめんホントごめんっ
普段政務でストレスマッハなんだからイベントで発散して!!」


魄哉「いえ僕もいいトシですし」眼鏡かけ直しっ

家康「Σ手プルプルしてるんだけど!

そんなにサンタやりたかったの!?」

 


蒼月「てか ジジイ仮にも坊主だろ
一応仏教でしょ?」

魄哉「お祭りとなると節操無くなるのがこの国じゃないですか」きっぱり。

 

石燕「つくづく八百万の神の国っすよねえ」


与一「そうか。コレも一応神であった。」

白「ん?」クリスマスラスクぽしぽしっ

 

 


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【常春の里】

 

 

朔日「お前達 クリスマスはイブにはしゃぐ派?
それとも当日派?」

旭、夕霧、翡翠「Σは?」

 

 

夕霧「何?まーた千里眼で何処か覗いてたの?」うえー

翡翠「クリスマス  ですか?
え、あの やるべきなのでしょうか?」困惑っ

朔日「楽しい事は多い方が良いだろう?」にこにこっ

旭「アンタ つくづく俗っぽいよなあ」

 


翡翠「えっと、クリスマスと言うのは何をどうすれば」ふむ。

朔日「そうだね。ツリーを飾って クリスマスケーキとご馳走を食べて

・・えーと?」おや?


旭「うん。確かにそんなんだけど

よくよく考えたらホントにそれで良いのかってなるよな」

夕霧「てか クリスマスって何?」

朔日「なんでも人間の偉い人?神様の誕生日?
なんかそんなんだった気がする」

夕霧「参加したい割に認識フワッとしてんな王サマ。」

 

翡翠(えっと、あれ?思い出せん
確かにそんな感じだった気がするが)うーん。

 


朔日「と言う事で ケーキは頼んだよ」肩ぽんっ

旭「Σなんで俺!?」

朔日「この中で一番細かい作業得意だろ?

確か趣味が模型作り「Σサラッとバラすな!!」

 

夕霧「Σえ。その筋肉で!?」

翡翠「趣味=筋トレとかではないのか!?」えええっ


旭「Σお前等俺をどんだけ筋肉馬鹿だと思ってんだ!」

翡翠「すまん。普通に脳まで筋肉だと思っていた」

旭「真顔やめろ」

 


朔日「と言う事でよろしく
やればボーナス。やらなきゃ減給するよ」にこにこっ

旭「ちっ。パワハラ上司が」すたすたっ


夕霧「ケーキ作りでボーナスならむしろ甘くない?」

翡翠「ケーキだけにか。」

 


朔日・夕霧「・・・。」

翡翠「Σあ。今のは別にそう言う感じでは!」あわあわっ


夕霧(翡翠ちゃんがボケた。)おおっ

朔日(なんだかんだではしゃいでるんだね) ああうん。

 

翡翠「くっ! おい旭私も手伝ってやる
手持ち無沙汰てかなわ「Σうおお頼むからお前は来んなああ!!」ひいっ


朔日「ごめん翡翠
そっちの手伝いはこの前の罰ゲームで夕霧にして貰うんだった。

ツリーに良い木でも調達してきてくれないかな?」

翡翠「かしこまりました!」おおっ

 

旭「ほれ、三角巾と割烹着。」一式。

夕霧「Σほんっと変な所細かいな!
これ着んの!?」えええっ

旭「馬鹿かお前。
食い物作るのに衛生面気を付けるのは当たり前だろ? ほれ手は流水で30秒かけて洗う」

夕霧「Σ真面目かよ!」

 

 

朔日「おや。遠くで木がメリメリ倒れて行く

1本で良いんだけどなあ」ふっ。

 

旭、夕霧(Σめちゃめちゃはしゃいでる!!)


夕霧「翡翠ちゃん。
お堅く見えて 結構こんな感じだよね」うわー。

旭「つーか俺等の中で 一番物騒なのあの女だよな
力仕事似合い過ぎんだろ」しみじみっ

 

夕霧「そこは翡翠ちゃんだしって何やってんの?」

旭「粉は三回濾してサラサラに「Σマジで細かっ面倒臭「Σ大声出すな粉が散るっ!!」

 

 

夕霧「・・じゃあ小声で

あのさ。さっき王サマが言ってたのだけど
神様の誕生日って何それ

僕等が神様の一族じゃないのかよ?
人間の世界の神様って何でそんな沢山居んの?」

旭「ん?
あー お前はまだかなり若いんだっけか
長生きすりゃ自ずと解るだろうけど 何処まで説明すっかな。」うーん。

夕霧「? 話せない様な何かあんの?」

旭「微妙にな。
まあ 人間共の言う神と 俺等の言う神は同じ物じゃねえって事だよ

お前にはアレが拝めば救いをくれる神様に見えるか?」チラ見っ

夕霧「無理無理っ。そんなの頼んでも引っ掻きまわして遊ぶだけだろ」はんっ


朔日「丸聞こえだよ お前達。」

 

 

 

翡翠「よっしゃ採って参りました!
どれがお好みにございま Σあっ」がつんっ

朔日「うん。入り口につっかえてる
よく持ってこれたなあ。」うわあ

 

 

翡翠「張り切りすぎました。
で、あの
木の伐採の際に思ったのですが」汗ぬぐいっ

朔日「ん?」

 

翡翠「此処は常春なので外はめちゃめちゃ桜舞い散ってますが

その辺はよろしいのでしょうか?」

朔日「Σあ。クリスマスと言えば雪か!」はっ

 

旭「Σまた余計な事を!!」

 


朔日「よし2人共
それが終わったら 雪の調達だ。」にっこり

夕霧「Σまた無茶を!!」えええっ

朔日「目標は此処から見える景色全部が真っ白だよ
さあ頑張れ」

旭「出来るか!溶けるに決まってんだろ!!」うがあっ

 

 

翡翠(長の気分屋はいつもの事であられるし
紙でも撒いて それっぽく見せれば済む事を) 紙ちょきちょきっ


朔日「おや翡翠
さすが長い付き合い よく解ってるね」にこにこっ

翡翠「要はクリスマスの雰囲気を味われたいのだと判断しました
なら、景色など飾りです」ちょきちょきっ


朔日「そうなんだよね

いやー。お前達 すぐに本気にするから面白くて」にこにこっ

夕霧「Σやっぱ引っ掻きまわして楽しんでる!!」ああもうっ

旭「だっから面倒なんだよ この王サマのお守りはっ!」イラアアッ

 


朔日「いやー やっぱりイベントは楽しいねー」あははっ

翡翠「長のお楽しみ方は独特にあらせられますがね
楽しまれておられるなら何よりです」紙ちょきちょきっ

 

 

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白「・・クリスマス 明日だよな?」 謎の包みっ

粋「別に前日でも良いんだけど

つか誰から?」

白「気がついたら部屋に置いてあった

誰からだろうな」ふーん。

粋(心当たりある様に見えるのは気のせいかな。)ふむ

 

一二三「えー。白さん 何貰ったんだか?」わくわくぅ

白「三色団子。」包みがさっ

家康「なんでクリスマスに団子?」ええー

 

粋「Σあ、クリスマスカラーだ この団子」はっ

彬羽「どんな趣味してんだ。この送り主」

 

 

 

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