小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

10月16日

 

 

 


【割烹 春一】

 

団体さんわいわいがやがやっ

 

ひな「きゃー 今日に限って忙しいっ」あたふたっ

シロ「彬羽がシフト入っとらんと言うのにっ」あわあわっ


庵「よろこんでーっ!!ほれあちらさん熱燗3本っ!」くわっ

朱禅「Σうちは居酒屋じゃねええ!!」

 

 

粋「・・今日やめとく?」うわ。

白「だな。座る場所無いし
真っ直ぐ帰って夕飯までバカラスにたかろう」うん。

テオドール「彬羽さん 家でも職場でも大差御座いませんねえ」苦笑。

 

 

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シロ「不甲斐ない」ずーん。

 

彬羽「つい最近まで包丁を持った事が無いにしては頑張って居るかと「Σ真剣なら幼い頃より扱っておるのだぞ!?」うがあっ


家康「はいはい。休む時は休もう
ほら背中湿布貼ったげようねー」どっこらせ。

シロ「そのくらい自分で張れΣあだっ!」

家康「はいはいはい。剣術とは違う筋肉使うんだから仕方ないよ。
むしろ普通の剣客が鍛えられない所を鍛えられるんだから バイトしてて良かったね」へらっ

シロ「Σむ。そうなのか?」

 


白「で、完成形がコレか」ふむ。

彬羽「コレっておい。」

粋「割烹勤務すると背丈デカくなんの?」

シロ「Σなにっ!?」きらーん。

 

 

千様「彬羽君は初対面からデカかったわよー?」のほほーん。

シロ「Σう。だなっ
仕事でそんな変わるわけがっ」


粋「腹筋ガッチガチなのはどうだっけ?」
彬羽「元からだ」即答っ

 

 

シロ「つまりは やはり全ては俺の鍛練不足か」ずーん。

テオドール「ああ。半端にテンション上がっておられた分 地に落ちっぷりがエグう御座います」ひええっ

 

白「普通に落とすより 上に投げた方が地べたにびたんってなった時痛い奴だな」うん。

粋(兄貴が言うとリアルだなあ) しみじみっ

 

シロ「一応女である庵やひながこなしておるのに 此処までへばっておる自分が情けない」くううっ

千様「あー。侍としちゃ辛いかもねえ」あらまあ

 


石燕「大丈夫っす!
あっしなら途中で貧血起こしてぶっ倒れる つか朝出勤すら無理っす!!
1日立ってるだけでシロさんは凄いっすよ」親指ぐっ!

 

シロ「・・・・。」えーと。

石燕「Σめためた困惑されたっ」がーん


粋「そりゃあな」うん。

家康「石燕ちゃん
一緒に走り込みやろうね」

石燕「Σえ。家康さんと一緒に!?」ひいっ

家康「冬になるとどしても怠惰になるから 天海になまったらボディブローっていわれてるんだよ。
2人ならサボりにくいし」ね?

 

一同(上手い。)おおっ


与一「明案ではないか
お前も1人だとすぐ心折れるしな」

石燕「いやー。でも」うーん。


家康「後 途中でぶっ倒れても回収出来るから安心だよー?
戦中に負傷兵めちゃめちゃ背負って走ったからね「お願いしやす。」きりっ

 


千様「よし。石燕さんは片付いたわ」うん


白「問題はこっちか」


彬羽「慣れだ馴れ
そもそもお前はガッツリ入ってるわけでも無いしな
指示された事のみやってれば良い立場だ気にするな」

シロ「しかしっ
実は恥ずかしながら毎度毎度この様な体のバキバキ感で いつまでも馴れんと言うかっ」くうっ


千様「Σえ。ずっと!?」ひいっ

 

 


家康「よし、ちょっとシロと手合わせしたげて」肩ぽんっ

粋「Σえ。なんで!?」ひいっ

家康「いいから
シロは氷無し、刃物無し、あ 木刀は良いよー」へらっ
粋「Σいやいやいやいや良くねえよ!!あれ一応侍っ!」ひいいっ

 


シロ「む。なまった体を鍛え直してくれると言うのか
ありがたい」よろっ

粋「Σ微妙に俺に死亡フラグーッ!!!」うぎゃああっ

 


間。

 

 

粋(あっさり勝っちゃった) きょとんっ

 

シロ「ぬぐああああっ!!!」錯乱っ

千様「Σシロ君落ち着いてー!!」ひいいっ

 

 

家康「ふむ、やっぱりねえ」

シロ「Σ何がだ!」うがあっ


家康「いやお前は 一番バキバキなの此処だよね?」
肩ゴキッ。

シロ「Σはうっ!!」筋ビキッ!

 

白「ん?肩こりなのか?」あれっ

家康「だねえ。若いのに難儀な子だよ」肩もみもみっ


シロ(Σほ、ほぐれるっ)おおおっ

 

彬羽「お前 凄いな」おお。

家康「いつもガッチガチの天海の肩ほぐしてるからねえ」ぐーりぐりっ

 

テオドール「つまり、仕事その物ではなく 気負い過ぎて体に力が入ってるとかそんなで御座いますか?」

家康「だね。割烹なめてるわけじゃないけど、この子の体力じゃそこまで辛いワケないもん

でもって此処まで肩凝ったら剣術なんてダメだよ 腕が動いてくれないもん」

粋「Σあ。それで俺?」

家康「お前ならやり過ぎて死んじゃう事ないかなー?って」へらっ

 


白「俺等だと危ないもんな」うん。

彬羽「・・だな」納得。

テオドール(血液ブーストしても実戦経験が乏しいので 加減なんか無理に御座います)むう。

 


石燕「真面目なんは良いっすけど もちょい肩の力抜いてお仕事しやしょ?」肩ぽんっ

シロ「いや 常に肩バキバキのお前に言われたく無いのだが」困惑っ

石燕「あっしは絵師なんで肩バキバキでなんぼっす」きっぱり。

与一「お前も懲りすぎると描けんだろが」

 


家康「石燕ちゃんは柔軟と肩ほぐしも追加だねー」よいこらせっ

石燕「Σあだだだだ!ちょ急に伸ばすのはちょっと待っ  Σあだあああああ”ぁあ!!!!」バキボキベキバキボキキキッ

 

 


白「ま、ぼちぼちやれ」知らんぷりっ

シロ「Σいや後ろ!見なかった事にするなこら 大丈夫なのか石燕!!」ひえええっ

 


千様「よし。シロ君ドン引きしてるわ もう1押しねー」

彬羽「俺等が云うと反抗するだろしな
説得頼んだ」

テオドール「Σ私がで御座いますか!?」えええっ

 

 


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【再び割烹春一】

 

ひな「シロさーん。お水汲みお願いしますーっ」桶っ

シロ「うむ。」すたすたっ

 

庵「?いつもなら全力ダッシュなのに」あれっ

朱禅「良いんじゃね? こっちは油してるし ぶつかったらそれこそ事だしよ」揚げ物じゅわわわっ

 

 

 

粋「お。さすが素直なガキんちょ」おおっ

白「お前 どうやって説得したんだ?」

テオドール「大した事は申しておりません
ただ、

常に全力で居ると疲れてしまい 全力を出したい時に使う余力が御座いません
ゆえに 常にせいぜい80パーセントくらいでこなしておれば シロさんが全力を出したい剣術に100パーセント注げるのでは?と」真顔っ

粋「マトモ過ぎて逆にビビったわ」おおっ

 

白「お前の100パーセント使いたいのて何だ?」

テオドール「美味しいお茶を御淹れする事に御座います。」にっこり

粋「それんな体力要んの?」えー。

 

 

ひな「あら彬羽さん
今日もシフト入ってませんよ?」

彬羽「だな。江戸城の手伝いの帰りに寄っただけだ

・・まあ 上手く回ってる様で安心した」ふむ。


一同(ホント気遣いの奴だな) 

 

シロ「年末はお前も政務の手伝いに取られがちだしな
俺は要領よくこなさねばな」うむ。

粋「あ。それで焦ってたのか」成る程っ

 


彬羽「なんだお前 偉く上手くやったな」ほう。

テオドール「私も芝居小屋の雑用で死ぬかと思いましたので」のほほーん。

白「手を抜く所は抜けって言ったなそいや」うん。

粋「Σ弟には教えてくれなかった癖に!!」がーん。

 

 

彬羽「上手くいったなら何でも良い
あ、そう言えばだ。あのアホ話だが 元からでかい方では有ったが割烹に勤務してから20cm程延びたな。
詳しく計っとらんから適当だが


シロ「Σ仕事じゃんじゃん持って来いいいっ!!!」くわっ

ひな「Σ落ち着いて下さい! 忙しければ伸びるって物じゃありません!」ひいっ

 

 


彬羽「Σあ。」はっ

白「バカラス」むう。

粋「シロ155センチだっけ」あちゃー。

テオドール「2メートル近くなれるかもとなると そりゃ頑張ってしまわれますよね」あーあ。

 

 

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石燕「Σあれっ 全身がなんかスッキリ!?」はっ


魄哉「殿、あれで各種免許皆伝ですからねえ」おやおや

コマ『整体師は武道を極めた人が多いんやで』筆談っ

 

 

 

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