【江戸城】
女中A(えっと。何 あれ?)ひそひそっ
女中B(なんだろうねえ)うーん。
女中C(天海様ってああいう趣味有ったんだ)へー
みーー。がしゃんっ
コマ『血圧 やや高め
悩むより運動しましょう。』筆談っ
女中トリオ(Σ血圧計!?)
魄哉「あーやっぱ高いですか
嫌ですねえ トシはとりたくありませんね」ため息っ
女中C「天海様レベルになると血圧計も豪華だよね」てくてくっ
女中B「人形にする意味は?」ええー
女中A「お仕事大変だから 少しでも癒しが欲しいんじゃないの?
ほら、絶対人には見せられないのとか有るだろうさ
ほら、仕事戻るよ」しっしっ
女中B「お坊様が等身大の女の子型人形とか持ってるとビビ「Σなんて事言うの!
ほら戻んな!!」くわっ
コマ『大概酷い事言われとるがな』カタタッ
魄哉「信用されてるんだか変態だと思われてるんだか」うーん。
コマ『ま、私はパピーにさえ好かれてれば
残りの有象無象はどうでも良いですがな』カタカタっ
魄哉(最近テオ君辺りの影響めっさ受けてますねえ) うわあ。
女中A「あ、天海様
高血圧には黒味噌が良いそうですよ
調度売店で売ってましたんでよろしければ」いそいそっ
魄哉「Σへ。ああ これはありがとう御座います!」
コマ『売店有るのかこの城』カタカタッ
女中A「お大事になさってください ではっ」そそくさっ
コマ『味噌単品でどうお大事にせいっちゅーんじゃ』けっ
魄哉「Σ今舐めろとかそんなでは無いと『余計血圧上がります』ふんっ
魄哉「Σなんで怒ってるんですか!?」えええっ
挿音(ファザコンからくり面倒臭ええ) 屋根裏ごろーん。
間。
コマ『で、何をお困りですか?』カタタッ
魄哉「んーそれがですねえ
あ、当ててみます?
ヒント。 ショウガ、ニンニク、ネギ、梅干しえーと後は
コマ『決してメインになれない引き立て役の食材?』カタタッ
魄哉「合ってますけど違います」
コマ『大丈夫。パピーは大概キャラ濃いですから
存在感がメインディュシュ「Σ影薄いとかそう言うの悩んでませんから!!」
コマ『えー なんだろ?』カタタッ
魄哉「と言うか そもそも影に徹しなきゃ行けない立場なんですけどね
見た目この通りで目だってしゃーないんで開き直って堂々と天海やってるんです
よって! その点は全く悩んでません」真顔っ
コマ『ガチ陰キャが聞いたら後ろから刺しに来そ「Σそういうの何処で覚えるんですかこの子は!!」
白「あ。ごめん
俺かも」ひょこっ
魄哉「Σうおう!何処から!?」びくっ
白「天袋から。
また城の中で迷子になってたら屋根裏に回収された」えへんっ
コマ『毎度お疲れ様です』筆談っ
挿音「おうよ。」こそっ
魄哉「てか君 陰キャとかって言葉使うんですねえ」意外っ
白「テオが凹むと自分は所詮陰キャとか言うから」
魄哉「あ、保護者として謝ってたんですか」成る程っ
コマ『テオさんまだ風邪治らないの?』カタタッ
白「吸血鬼だからか もうすっかり元気なんだけどな
お使いの途中でぶっ倒れるなんて 自分はミジンコで御座いますとか錯乱してたから喧しいってバカラスに灰にされてた。」むう。
魄哉「彬羽君 いったい何を」ひええっ
白「昼飯にニンニクたっぷりだ」
コマ『鬼や。』カタタッ
魄哉「てかそれ 治ってると言えるか微妙ですねえ
まだ具合悪いからネガティブになってる可能性も」うーん。
白「あいつ元からネガティブだぞ」きっぱり。
魄哉「・・躊躇無く言い切りましたね」わお
コマ『ん?ニンニク?』カタタッ
魄哉「お?」
コマ『ニンニク、ネギ、しょうがその他諸々
全て風邪に良いとされる食べ物である!』びしっ
魄哉「Σ正解です!」おおおっ
白「?」
コマ『パピーは朝から悩んで居たのです
げほごほしてる人達置いてお仕事出るの辛かったんですねー
あ、それで私連れて来られた?』カタカタ成る程っ
魄哉「子供が苦しんでるのが1番辛いですから
なんかこう。1人で出勤するの嫌だったんです」ふっ
白「小脇にコマ抱えて江戸城行くから 精神ヤバいのかなって家康が心配してたぞ」むう
魄哉「Σあ、ひょっとしてそれで来たんですか!? 何かすみません!」ひいっ
コマ『で、もう1人の風邪っぴき
粋さんの名前が出ないのは何故?』カタタッ
魄哉「なんでしょう。あの子は変な安心感が有ると言うか
いえ、心配ちゃ心配なんですがね」えーと。
白「普段からなんやかんやケガするのに絶対死なないからな」うん。
コマ『判断基準よ』カタタッ
魄哉「せめて美味しいもの買って帰ってあげたいですが、風邪引きでも美味しく食べれる物ってなんですかねえ?」うーん。
コマ『適当に栄養有るの買って帰ったら彬羽さんが上手くこしらえてくれるのでは?』
魄哉「うーん。
それでもどうせなら 単品で滋養の有るのを食べさせたいじゃないですか
あの粋君がひいちゃう様な風邪ですしねえ」むう。
白「あいつ結構風邪ひくけどな
悩むくらいなら俺も一緒に考えてやるか。
えーと 熊の肝は生じゃダメなんだぞ?」どやっ
魄哉「そんなの風邪ひきに与える人は居ません」きっぱり。
白「・・・そうか。」
コマ(食べさせようとしたんだ) 察し。
挿音「いや 勤務時間外にしろや親父殿。」
魄哉「Σはっ!」
コマ『パピー ひょっとしてこの山全部 今日のお仕事?』書類の山指差しっ
魄哉「Σあああ全く進んで無いんだった!!」ひいいっ
白「よし。頭大丈夫そうだしあいつ等のはバカラスに任せるから安心して頑張れ」天袋戻りっ
魄哉「Σえ。でも
うう!よろしくお願いしますっ」くうっ
白「あ、そうだ」懐ごそごそっ
魄哉「?」
白「飛天から 試作品の懐炉。
肩凝りにも良いらしいぞ」ほれっ
魄哉「ありがとう御座います」じーん。
コマ『私もお茶汲み頑張るので 頑張りましょうパピー!』
ーーーーーーーーーーー
家康「で?」
千様「懐炉でどうにかなるレベル超えてお仕事張り切って 肩凝りから風邪ひいた
と。」あーあ。
蒼月「ジジイ 結構間抜けだよね?」
魄哉「Σ余計なお世話で Σげっほごほ!!」
蒼月「はいはい。替え玉しといてやるからバレる前に治せよ」よっこら袈裟着込みっ
魄哉「Σ蒼月君が自ら!!」えええっ
飛天「そんだけヤバいからだろなあ。
ほれ 熱40℃ 化物でも辛いだろー」あーあ。
魄哉「え?徹夜七日目のが万倍キツイです。」真顔
飛天「うん。既に何処か壊れてんな」ああうん。
コマ『パピーの体のパーツは何処で買えますかっ!!』必死っ
石燕「ナマモノはパーツ取り替え出来ないんすよ
だから 休んで治すしかないっすね」苦笑。
コマ『承知! パピー休んでえっ!!』
ごすっ!!
魄哉「Σぐはっ!」
飛天「あの、休む=寝るじゃないから
いや寝た方が良いんだけどさ」
コマ『それはうっかり。腕が取れました』ぶらんっ
家康「Σあああ 天海石頭だからっ!」
魄哉「Σコマあああ!!
ちょ 待ってて下さい 今替えの腕を
白「頼むから寝とけ。」
必殺 足払いっ
魄哉「Σうっわ!?」
押し入れにドシャアアアア!!
白「よし。大人しくなった」ふう。
飛天「治すとこ増やすな」あーもうっ
粋「なんか 俺等が風邪で心配かけたせいで風邪ひいたとかって話なんだけど」ひそひそっ
テオドール「Σえええ!こんなに元気なのに!?」ぴんしゃんっ
粋「オカン気質だからなあ
仕事でよく見てねえし余計に心配かけたかなあ」
テオドール「成る程
では 起きたら特別製のおかゆを召し上がって頂きましょう!!」
粋「Σおお!手伝う手伝うっ」おおおっ
家康(血は繋がってないけど 良い子供達に恵まれたよねえ このオカン。)しみじみ
晴明「なんじゃなんじゃガタガタ煩いのう
Σうお!ピー助どうした!?」びくっ
白「風邪ひいた」
晴明「Σむ!? 風邪でよろけて突っ込んだのか?
こやつもトシよなあ
とりあえず 失神しとる内にデコに『肉』とでも書くか?」にやりっ
コマ『ランチャーセット!』ガコンっ
晴明「Σうおお!冗談じゃ冗談!!」ひいいっ
コマ『両腕内蔵型で正解でした
パピーに害なす全ては滅びよ!』
どむっ!!
家康「・・その分友達運は無いよね
可哀想に」あちゃー。
蒼月「それだとアンタもハズレクジじゃん
自覚有るんだね」へー。
家康「え、私ハズレ!?」がーん。
彬羽「ストレス与えると また風邪ひき増えるからやめろ
Σくしゅっ!!」横向きっ
一同「Σ!!!」
石燕「常にストレスフルマックスのヒトが居たっ!」ひええっ
一二三「胡椒だべ。」塩コショウっ
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