千様「ったく毎日しつこく暑いわねー
外出る気も起きないわー」うちわパタパタッ
蒼月「じゃ心理テストでもやる?
俺そう言うの沢山知ってるよ」
家康「あ、かなり知ってそう
そういうの女の子受けするもんね」へらっ
蒼月「そうそう。
この手の話すると話が弾むんだよねー」
千様(全く否定も照れも無いのが凄いわ)ああうん。
家康「あ、色恋系はやめてね
このメンツでやっても気まずくなるから」
蒼月「めんどいな。
えーと じゃあんま女の子受け良くない奴で」えーと。
粋「あれ?ダラダラトリオ 何やってわんの?」襖ガラッ
蒼月「ある日 あなたの上司が動物になってました。
さて、その動物とはなーんだ。」
粋「Σえ。えっと ゴリゴリ野生の大型肉食獣!?」びくっ
蒼月「話聞けよ。心理テストなんだよ
四択なんだけど。」
粋「Σあ、そういうの!?」
千様「てか 粋君の上司って白君になるのよね?」
家康「お前どんだけお兄ちゃん怖いの?」
粋「で、心理テスト?四択って?」ずいっ
蒼月「アンタ 元ヤンの癖にこう言う女子が好みそうなの好きだよね」うわー。
粋「うっせえ 趣味嗜好はどうにもなんねえんだよ」けっ
家康・千様(典型的なファンシー元ヤン。)ああうん
蒼月「んじゃ仕切り直して
ある日いきなり上司が動物になっ
テオドール「フルーツバット で
御座いますかね?」ふむ。
蒼月「Σだから話聞けってんだろ!!」
テオドール「Σえええ!でも他に御座いますか!?
あ、間違えまして御座います
珍しい白いフルーツバットで「Σそう言う話じゃないの! つかフルーツバットてコウモリはコウモリでも果物チューチューする草食系だろ!?」
テオドール「コウモリの中では異彩を放つ こうオーラの凄まじい種類に御座いますがっ」
家康「吸血鬼だからって無理にコウモリ縛りしなくて良いと思うよ?」苦笑。
千様「てか コウモリの中じゃ崇められてるのね フルーツバット」あらまあ。
テオドール「ちなみにフルーツバットさんは他のコウモリと顔立ちも違いますが、その辺は食べ物からして違うからと言いますか 羽を拡げた時の荘厳さたるや
蒼月「語んな。」
千様「そして さん付けしてるのね。」ああうん。
粋「で、あの心理テストは?」
蒼月「Σあ。横道に反れてた!」はっ
テオドール「心理テスト?」はい?
家康「まあ黙って聞いてよ?」
間。
彬羽「タチの悪い間抜けなタヌキじゃねえのか?」
蒼月「Σなんであの人の下僕はどれもこれも人の話最後まで聞かないかな!!」イラアアッ
粋「つか兄貴のイメージ
肉食獣にフルーツバットにタヌキ
どんなんだよ。」ええー。
千様「穏やかなんだか荒ぶってるのかねえ」あらあらっ
家康「けど どれも何となく解らないでも無いから怖いね」うんうんっ
魄哉「おや?楽しそうですねえ」あくびっ
家康「お。天海おはよう
夜勤お疲れ様」
魄哉「何のお話ですか?」
蒼月「暑いから大人しく心理テストだよ。
ムカつく上司がある日動物になってたらって四択なんだけどさ
誰も最後まで聞きやしない」けっ
魄哉「餌あげますよーって連れ出して そのまま棄てます」にっこり。
蒼月「Σ処理方法も聞いてないよ!!」
家康「Σてかお前の上司私でしょ!?」えええっ
魄哉「ですねえ」にっこり。
テオドール「お鎮まり下さい
紅茶お淹れしましょうか?」
魄哉「あ、眠気吹っ飛ぶ様にハーブ多目でお願いします
これからまた仕事なんで。」
家康「Σ激務押し付けてごめんなさい!!」土下座っ
千様「アンタ ムカついてんならヘラヘラしてないでスパッと言いなさいよ」うわー。
魄哉「こっちのが殿には効きますんで
Σぐほっ!」お茶ぶっ
テオドール「あれ?御砂糖お嫌いで御座いますか?」きょとん。
魄哉「Σ嫌いじゃありませんが 想像の数倍甘っ!」げほっ
粋「兄貴仕様はダメだって
普通は成人病になるって。」
テオドール「Σはっ!申し訳御座いませんうっかり
お歳だと言うのに大丈夫で御座いますか!?」ひいっ
魄哉「Σえ、ええまあ」うっ
蒼月「お歳言われて堪えんなよジジイ。」
魄哉「自覚してても人に言われると来る物ですね」ずーん。
白「なんだ魄哉 また仕事前でキゲン悪いのか?」ひょこっ
魄哉「Σえ。僕いつもキゲン悪いですか?」えええっ
家康「違う違う 紅茶が思ったより甘くてビックリしただけだよ」
白「あーあんま甘いのダメだっけ
じゃ、俺貰うぞ」ひょいっ
彬羽「お前の苦手なハーブ入りだが?」
ごふぉっ!!
粋「兄貴、いじましい真似するから」あーあ。
間。
千様「で?結局心理テストの内容って何だったの?」
蒼月「あ、忘れてた
えっと、その上司がなった動物の特徴ってのが 実は自分のコンプレックスでーって奴なんだけどさ
よくよく考えたら信憑性無いよねコレ」
千様「?なんで?」
蒼月「何でも 自分に持ってない特徴を持つからムカつくんであってーて理論らしいんだけどさ
そもそも ムカつく上司って言われたら 大概の人って誰か個人思い浮かべるじゃん?
なら羨ましいとかコンプレックス関係なく 嫌いな上司の特徴に近い動物選ぶよね?」
家康「成る程」ほうほうっ
千様「あら? でも仮に
その理論だと」えーと。
家康「粋はお兄ちゃんみたいな怖さ、てか迫力が無いのがコンプレックスで。
テオちゃんは えーとフルーツバットはコウモリ界のカリスマだっけ? あの子自分は平凡がそれより下だと思い込んでるし
彬羽に至っては ガタイとお堅い性格で取っつきにくいのを気にしてるぽいし」
千様「あら? ある意味ピッタシ?」あらあ。
蒼月「Σマジだ!!」えええっ
千様「四択じゃ無ければ信憑性有るんじゃない?コレ」
蒼月「だね。
よし今後使わせて貰おっと」ゴキゲンッ
家康「あ、また夜になったらそう言うお店行くフラグだ」わお。
粋「Σあああ兄貴が昼寝しっぱなしだと思ったら白いタヌキに!!」
タヌキ「きゃんっ」布団にお座りっ
テオドール「Σまさか昼の例え話がホントに!!」
がぶっ!
粋「Σうっぎゃーー!!」
テオドール「Σ気が荒い!これはやはりっ」ひいいっ
彬羽「Σいや色々おかしい なんで全部混ぜた!!」
シロ「また手の込んだ真似を」うわ。
白「アイツ等言いたい放題だったから」すたすたっ
石燕「つか あのタヌキ何処から連れて来たんすか?」
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