小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

8月20日






千様「Σぎゃ 何この大きな ・・水槽?」えーと。




魄哉「あの 蒼月君住み着かないで貰えますか?」困惑っ

蒼月「蛇に水槽なんて見せたらそりゃ住み着くに決まってんじゃん。」じゃばっ


彬羽「脱皮でもする気か?」

蒼月「単に暑い」ふう。

魄哉「蛇関係無くないですか?」



白「なんかな。池に大事な物落としたらしくて
池の水全部抜いて探そうってなってんだけどな?」

千様「あー。うちの池って主様とか鯉とか沢山居るものね」ふむ。

粋「そうそう。捜す間に魚達入れとく為の水槽なのにさあ
蒼月が気に入っちまって」



蒼月「そりゃ水も滴るセクシー担当と言えば俺でしょ?」ははんっ

魄哉「いえ誰1人喜ばないんで水遊びしてないで出てくれませんか」ジト目っ

蒼月「やだ。あ、千ちゃんもどう?
どうせ濡れちゃうし薄着のが良「セクハラはブッ飛ばすわよ」


粋(姉ちゃん 自分は逆セクハラしまくりな癖に。)


千様「で? アンタお仕事だったはずでしょ?サボって捜すっていったい何落としたのよ」



魄哉「Σ!!」冷や汗ぶわっ!

家康「聞かないであげて!悪気は無かったの!!
誰にでも間違いは有るからあっ!!」ひいいっ


千様「Σあ、うん。 そ、そうねっ」びくっ


一同(国家機密かヤバい呪具か それとも他に) うーん。




魄哉「ったく 非常事態だからせっかく急いで組んで貰ったのにっ」

粋「ん?水槽って組むもん?」

家康「釘とか使うと良くないかなって 挿音がハメ込み式に切り出して組み立ててくれたんだよ」

彬羽「最早職人技だな」うわ。




蒼月「別に良いじゃん。
だいたい真夏のカンカン照りでこんな所に魚ぶち込んでみなよ
あっと言う間に水がぬるくなって全滅するよ?」ちゃぽんっ


千様「あら?ぬるいの?」

蒼月「結構? あの池って川の水も流れ込んでるから結構冷たいじゃん。
魚マジで死ぬよ」

魄哉「Σうっ」


白「カンカン照りの中 コケでヌルヌルの所捜すのも大変だし
夕方くらいまで待った方が良いと思う。」うん

家康「それもそうだねえ

よし、天海 ちょっと居間で休憩しよ
焦っちゃって汗びしょびしょだしさ」へらっ

魄哉「まあ暑さで倒れては何ですし

しかし夕方までこの国持ちますかねえ」ボソッ

彬羽「Σいったい何を落とした!?
」びくっ






間。





蒼月「Σぎゃ!馬鹿犬 泥落としてから入れよ汚いなっ」

小太郎「わーい、水だ水ーっ!」わんわんばしゃばしゃっ


粋「お前等なあ それ遊び場じゃねえってのに
小太郎「じゃ共犯な そりゃっ」袖ぐいっ

粋「Σぎゃー!!」ずるばしゃーん!





シロ「ガキ共めが」ふんっ。

白「え?」

シロ「Σ喧しい!皆まで言うな!」うがあっ



一二三「おふねおふねー。」笹舟ぷかっ

粋「あーもう 完全に遊び場だ」げっほげほっ





白「何が楽しいんだろうな」ふーん。

彬羽「・・お前はそうだろうな」うん。


テオドール「皆様 井戸水で良く冷えた麦茶淹れて参りましたよー
あれ?白さん 参加されないので御座いますか?
水位は膝までくらいですので そうそう溺れたり致しませんよ?」にっこり。

彬羽(せっかくボカしてもコレだ)あーあ。



白「・・膝くらい か。」ふっ

テオドール(Σそれでもダメなので御座いますか!?) しまった!

粋「Σえ。前は膝までなら大丈夫だったのに!?」えええっ

白「うるさい」むすーっ





一二三「白さんカナヅチなのに、
今年めちゃめちゃ水に好かれてるから 水嫌い悪化する一方だべ」あーあ。

千様「毎度呪われてるのかってくらいびしょ濡れよねえ」ああうん。




小太郎「なんだ白 ほら、水は怖くないぞ。
俺なんて首まで水に来てるけど ほら大丈夫だ」わんっ

白「俺四つん這いじゃないしな」つーん。


粋「小太郎 やめてやれよ。
そもそもこんなの いい歳こいて遊ぶもんじゃねえしよ」苦笑。

シロ「とか言いながらお前は何で入っとるのだ?」

粋「どうせ落ちたし 涼しいっちゃ涼しいし。」水の中で寛ぎっ




彬羽「Σ涼しい のか?」ごくりっ

一同(Σまさかの暑がり反応した!!)



白「バカラス プライド捨てるのか?」

彬羽「Σう」



一二三「おもしろそうだども。彬羽さんだと ほんとに『ちゃぷんっ』て感じだろなあ」

粋「深さがなあ」うん。

蒼月「つーか。今でも大概狭いんだけど」





石燕「その狭い中 泳いでる人も居るみたいっすがね。」


家康「ぷっはー! 気持ちいい!」ひゃほうっ

粋「Σうおう 何か波来るとおもったら!」

蒼月「Σジジイと居間で涼んでんじゃ無かったのかよ!!」ひいっ

家康「えー。なんか楽しそうだし 参加しなきゃ損でしょ」

蒼月「Σ泳ぐな狭い!!」




がいんっ。





一二三「あ。指ぶつけたべ」

テオドール「膝くらいの深さに御座いますしね」あーあ。



家康「あだだだだっちょ突き指したっ

天海ヘルプーっ!」どだだだっ

魄哉「Σうおう!アンタ何でびしょ濡れなんですか!?」びくっ




蒼月「何がしたいのあのオッサン」引。

一二三「落ち着きねえと水の事故に繋がるだよ」やれやれっ

シロ「最年少のお前が一番しっかりしておるな」うむ。





テオドール「しかしホントに日差しがキッツう御座いますねえ
池の方は夕方で正解だと思われます」あつっ

白「ん。それな
思ったんだけど

今 これだけ人居るのにびっくりするくらい蚊が居なくないか?」きょろっ

テオドール「Σ確かに!」はっ


白「ひょっとして蚊って暑過ぎると居ないのか?」

彬羽「ん? 有り得なくは無いな。
蚊は知らんが ミツバチなんかも暑すぎる日中は日陰で休んでるって言うしな」ふむ。

千様「あら? じゃあ涼しくなった夕方に 蚊の大好きな水の近くで物捜したりしたらー」えーと。



魄哉「はいはいはい!皆さん出てください!

ちゃっちゃと片付けますよ!!」おらおらっ

蒼月「えー。魚達見捨てんの?カワイソー」

魄哉「Σ喧しい!蚊の大群の餌とかこっちが病気になるでしょうが!
この上に日除け作って貰えば問題有りません!!」



挿音「・・・Σへ?」キセルぽろっ

白「頑張れ。」肩ぽんっ

彬羽「屋根って アレ全体にか」うわ。




魄哉「はい。という事で水遊びは終わりです
皆出て出て」

粋「まあ落とされただけだから良いけど」よいせっと。

小太郎「えー。

川行こうかな」毛ぶるるっ

一二三「んだな。遊び足りねえベ!
保護者と一緒なら問題ねえべな」にこっ

彬羽「Σえ」

テオドール「あああ真夏の川とか
暑さに弱い彬羽さんに死亡フラグがっ」ひええ





魄哉「蒼月君 どいて下さいってば」

蒼月「えーやだ。久々に蛇らしくしてんだから いっそ寄越せよ」

魄哉「Σどんな理屈ですか!!」くわっ


シロ「水ごと凍らせるか?」冷風びゅおおっ

石燕「それこそ取り外し無理じゃないっすか。」苦笑

家康「んー。しゃーない」髪の毛ふきふきっ

千様「あら殿 怒られ無かっ「いい歳こいて何してんだと絶対零度の視線頂きました」ふっ



蒼月「何?馬鹿殿
下手な事するとトラウマ必須の幻覚見せるよ」むっ

家康「やんないやんない。だからやめてー

ただその そのねえ」こほんっ

蒼月「ん?」




家康「お風呂もだけどさ
なんか浸かれるくらいの水ってさ。入ってると厠に行きたくなるよね」ボソッ

蒼月「Σおおおおお前 何したああ!!!」ひいいっ

じゃばすたたたっ



シロ「おお。風呂場一直線」

家康「どうだ!」ふんぞりっ

粋「鮮やかなお手並みだけどよ お前」うわあ





晴明「ん? なんぞ騒いどると思ったら庭か。
例のブツは見つかったのかの?」ひょこっ

千様「へ?晴明さん?」あれっ

シロ「Σと言う事は 落とした物と言うのは!?」はっ




テオドール「ご安心を。
只今我が主が 池の主さんと交渉中に御座います」

白「汚水かもしれない水槽に入れられたくないって拾って来てくれたぞ」ほらっ


魄哉「Σあ。その手が有りました!」はっ

家康「交渉の材料には良いかもしれないけど
汚水って」複雑っ



晴明「おお。見付かってよかったわ
お前な 破損したなら破損したで早く言えと言うたろが

パーツが欠けては術式持たんのでの。 この国沈むぞ全く」やれやれっ

一同「Σ!?」


魄哉「僕も出来るだけ早く届けようとはしたんですがねえ」ため息っ


粋「え?え?どういう?」おろころっ

石燕「察するに 晴明さんがこの国に貼ってるでっかい結界のブースターつか 部品みたいな物なんじゃないすか?
強力なのの場合は特殊な石なんかを そういう事に使うって聞いたっす」

晴明「うむ。 この島国は古来から戦しまくったでの
呪いの念がエグいのでその辺押さえ付けとかねば 国土が沈むわ」はーやれやれっ

粋「Σしれっと怖ええええ!!」ひいいっ





白「沈まなくて済んだなら良いじゃないか」しれっ

粋「Σそりゃそうだけど!!」


シロ「お前 スカしておるがな

周りは海ぞ?沈めば水位が膝の上所では無くなるのだぞ?」



テオドール「Σあ。顔色悪くなられました。」

晴明「うむ。全く見分けがつかん」



千様「アンタ 何てもの持ち歩いてんのよ」ひええっ

魄哉「僕も持ち歩きたくなんか無かったんですよ!
しかしそのっ あ、今日鯉にエサあげてなかったなーと急に思い出して慌てて その、庭石で滑りましてっ」

晴明「コケたんかい。」うわ

石燕「今回はぎっくり腰になんなくて良かったっすねえ」苦笑

晴明「ま、見付かったなら良かったわ
1から作るには時間足りんでの」はーやれやれっ


シロ(Σこんなノリで話して良い事か!?)ひええっ







白「で、 結局お前やったのか?」怪訝っ

家康「Σまさかの真に受けられたあっ!!」えええっ






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