小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

6月16日





千様「やだー首の後ろ真っ赤!
日焼けしちゃうわー」合わせ鏡っ

鏡子「ちょっと失礼
あー 此処の日焼けって気を付けないとお肌のくすみに繋がりますよ」どろんっ

千様「Σげ 首の後ろのシミとか嫌あっ」ひいいっ


テオドール「千様さんは 前下がりボブ?みたいな髪型に御座いますからね」あーあ。

千様「そのボブが良く解んないけど うなじは丸出しね
あー嫌だわー 」ため息っ

テオドール「焼けてしまった物は仕方御座いませんし、まあまあお茶でも」紅茶こぽぽっ

千様「うう。ありがとう

ん?何これ いつものお茶と違う?なんかスースーする?」あらっ


テオドール「気分を落ち着けるハーブティーに御座います。
日焼けでヒリヒリ暑いなら爽やかな物が良いかと 」にっこり。

千様「よし結婚しましょ」





間。





白「あのな。テオ メンタル弱いからあんま虐めると蘇生しなくなるかもしれないからな?」困惑っ

千様「ちょっとテオ君どういう意味よおおおお!!」きいいっ

灰っ。

粋「いつもより灰の粒子細かいんだけど
何がそんな怖い事あったの?」ええー

鏡子「あ、愛の劇場がっ」顔面真っ赤あわあわっ


白「うん。無理矢理は良くないな」真顔。

千様「Σなんて誤解してくれてんのよ!泣くわよ!!」



家康「いや千ちゃんが色々フルオープンだからって 家族同然の子にそんな真似しないでしょ

・・多分」ボソッ

千様「殿、援護射撃弱すぎない?」

家康「いや、物事には100%なんて有り得ないし」ごにょごにょっ


千様「あのねえ。アタシはただ首の後ろの日焼け気になるって愚痴ってただけよ!
何もしてないわっ」くわっ



一同(それで何で灰に成る程ビビるんだ?) ええー。


千様「てか殿もうなじ丸出しよね?ポニテだし」

家康「そりゃ一応侍だしね」

千様「首の日焼け気になんない?」

家康「男はそんなん気にしないって
あーでも あんま日差し強くてイタタってなるなら手拭い被るね」うん。

千様「ビジュアル的にそれはやりたくないわね」うーん。




小太郎「なあなあ 何か庭の向こう騒がしいぞ」わんっ

粋「えー また家康狙いかよ」

小太郎「ガサガサじゃそこまで解んないぞ」わおんっ

粋「あー、昼飯前だってのに
兄貴ほら 様子見に行こ」

白「めんどいな」すたすたっ


灰ずぞぞぞっ

テオドール「Σあああ 間に合わなかった!置いてかれれしまいましたっ」がーん。

家康「おやおはよう」

テオドール「仕方有りません すぐ終わるでしょうしお留守番致しますか」正座っ

千様「あら テオ君も首の後ろ丸見えね?」じーっ

テオドール「そうで御座いますか?
襟が御座いますのでさほど丸見えでは無いかと」

千様「日焼けでヒリヒリしない?」


テオドール「いえあの 吸血鬼なのですが」困惑っ

千様「Σあ 日焼けの前に灰になるわ!」はっ

テオドール「その為に晴天でも番傘装備なので御座いますよ」苦笑


小太郎(コイツ灰から復活するのに ちょいちょい吸血鬼なの忘れられるよなあ)わおんっ



千様「Σはっ!番傘

良いわよねあれ お洒落でっ」おおっ

家康「あれ?
千ちゃん去年駄々こね倒して新作の買って貰って無かった?」


千様「それが造りが甘かったのか 即ぶっ壊れたのよねえ
勿体なかったわ」うーん。

一同(Σ絶対傘のせいじゃない!) ひいっ


千様「て、事で テオ君の傘めちゃ頑丈よね?
ちょっと夕方辺りに貸して貰えないかしらー?」にこにこっ

テオドール「Σいえあの私には死活問題なのですが!
てか何故に夕方!?」

千様「えーとね。実はー」


小太郎「最近食っちゃ寝し過ぎて肉ついたって 夕方の俺の散歩についてきてるんだぞ」わんっ
千様「小太郎くーん。でかい声で言うと毛皮屋に売るわよー?」




小太郎「」庭の隅でガタブルっ


家康「うん。今のはまずかったね。
気を付けようね ホントにやりかねないから」わお。




千様「て事で 貸して。」にこっ

テオドール「いえあの
この傘実は日除けだけではござませんで「先端から銃乱射出来るとか?」
テオドール「Σそう言うキャラクターおられますけど 違います!」

千様「じゃあなにー?
なんでダメなのー?」むっ

テオドール「ですからその

あ、調度に御座いますね」

千様「え。何が
家康「Σ全員伏せて!!」

銃弾ガガガガっ!!

千様「Σぎゃー!なになになにっ!?」ひいいっ





粋「Σうっお皆大丈夫かよ!」ずざざっ

テオドール「何とかで御座います」番傘ガードっ


白「コイツ等変なの持ってるけど 何だあれ家康」

家康「へ?
あー 西洋式の連射可能な銃だね
また巨大な。
火縄と違ってタイムラグ無しでガンガン来るし 弾も速いと思うよ」

白「そっか
じゃあ無茶はやめて

テオ。」

テオドール「かしこまりまして御座いますっ
せいっ!」傘ぶんっ

千様「Σえ。」



白「弾食らわなきゃこっちの物だし。」番傘ばっ!




粋「だからって弾丸の雨の中突っ込む度胸俺にはねえわ」木の影でうわー。

家康「あー。可哀想に
突進ビビってパニック起こしてるよ」苦笑。

小太郎「うわ。あの傘で殴られるって痛そう」うええっ



コマ『トドメのふぁいや。』

内蔵ランチャーどむっ!


曲者「Σあああああああ″!!!」







テオドール「こんな感じで血染めの傘でも御座いますので 女性のお散歩には向かないかと。」

千様「うん。ごめんなさい
ワガママ言ったアタシが馬鹿だったわ」ひいいいいいっ





ーーーーーーーーーーー



魄哉「それで千様諦めたんですか?」あくびっ

家康「だねえ。てか 銃ガンガンぶっぱなされてたのに良く寝れたよね」

魄哉「昨日仕事遅かったもんで
疲れには寝るのが一番ですよ」パキポキペキキッ

小太郎「伸びしたら面白い音するよなお前」わおんっ
魄哉「トシですんで」


家康「で、どうすんの? また新しい傘買ったげるの?
フェミニストだからね 天海サマは」にまにまっ

魄哉「どうせすぐ飽きるか壊すでしょあの人は

まあ んな困ってるなら買ってやろうとか思ってる甘い人はとめませんけど」


ぎくっ。



家康・小太郎「・・・。」天井見上げっ



家康「挿音 居たんだ」わお。

挿音「Σ誰が甘えんだよ 親父が拒否ると毎度毎度毎度毎度俺に買えってうっせえから もういいかってなってるだけだろがっ」天井かぱっ!

小太郎「お前 そう言う所反抗期のガキみたいだよな」わおんっ

挿音「Σうっせえ犬! ナワガワ剥がすぞ!!」


家康「はいはい。お前も降りてきてソーメン呼ばれなさいって

ドンパチやってる間に彬羽が作っててくれたからさ」はいはいっ




魄哉「あー寝起きもソーメンなら軽く入りますね 夏ですねえ

この後面倒い会談が有るんで助かりますよ」ソーメンちゅるんっ

小太郎「めんどい?」

魄哉「ですよ。
ちょっとね さすがに金髪丸出しで行くのもアレなんで スッポリ頭巾被って あー顔も隠しとかないと駄目でしょうね 暑苦しい」ため息

小太郎(また何の闇取引だろ)ふむふむっ



魄哉「あ、そういえばあの深っかい頭巾 この前洗っといてくれました?
なんか疲れててその辺にポイした気がするんですが」

家康「あーそれなら大丈夫。
彬羽が洗濯してノリまで着けてくれてたよ
えーと この箱だね」よいせっと。


小太郎「彬羽 どんどん家事スペック高くなって行ってるな」うわ

挿音「2メートルの黒づくめ主夫とか怖えわ」ソーメンずぞぞっ


魄哉「(てか 頭巾にノリは顔めっさ痛そうですね)

まあ それなら安心ですね
あれ? 空っぽですよ?」箱ぱかっ

家康「Σえ!そんなはずはっ」えええっ




ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー





千様「あらこれ 意外と快適ー」魄哉の頭巾っ

粋「Σぶは!姉ちゃんそれって!」


千様「坊主の服装って意外と良い柄使ってんのよねー
これなら肩口までカバー。
顔も焼けないわー」わーい。



白「アレで犬の散歩行くのか」えー。

彬羽「役人に職質されんじゃねえのか」




鏡子「女の子にとって日焼けは大敵なのです」うんうんっ

蒼月「そろそろほっといても可愛い傘買って貰えると思うけどね」 アホらしっ






>サイトトップに戻る