小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

6月12日





小太郎「ぷっはー!すっきりっ」わんっ

蒼月「ちょっと犬 近寄んないでよ
洗いたての犬ってクッサイんだからさあ」うわっ

小太郎「生臭い蛇に言われたく無いぞ」むっ

家康「はいはいはいはいケンカしないよ
小太郎もちゃんと毛皮拭こうねー」手拭いわしゃわしゃ



白「生きてるか?」

彬羽「なんとか」びしゃびしやっ

粋「お前それ 水じゃないよな?」うわー

彬羽「この時期に風呂場で犬洗いの湿度と高温なめんなよ」ぐったり。


テオドール「そんなにお暑いのでしたら無理して洗われなくても」うちわでぱたぱたっ

彬羽「いやその

湿度が高い分そのな」

白「犬臭くて気になったのか」

粋「小太郎にゃ言えないな」うん。




小太郎「丸洗いでスッキリだー!」毛ぶるるっ

蒼月「Σぎゃー!飛沫っ
ケンカ売ってんの馬鹿犬!」ひいいっ



千様「室内犬あるあるねー」あらあらっ


白「あれ?小太郎って 雪に埋まるから冬の間だけ座敷犬するとか言ってなかったっけ?」はて。

小太郎「えー。それ何?白の勘違いだろ」わんっ

白「そっか また記憶違いしてたか」ありゃ


粋「兄上 犬に騙されないで。」

テオドール「あっついのに外とかやってらんないんで御座いましょうね」納得



彬羽「しかしこの時期は毎年キツいな
暑いなら暑いで徹底してくれりゃまだマシなんだが」ため息っ

蒼月「暑いなら暑いで徹底してたら即熱中症なるだろお前」きっぱり。

彬羽「人生にはいっそ意識飛んだ方が楽な時も有る」真顔。

家康「最悪死ぬよ?それ」わおー。





粋「コイツの場合 暑い暑いと思ってるから余計に暑いんだろうなあ」

白「1度嫌いってなったら極端だもんな バカラス」うん。

テオドール「あのー そこまで彬羽さんが嫌い!てなってる物が思い付かないのですが」挙手っ



白「主に飛天とか。」ずばりっ


粋「・・確かにそれが原因でテロリストになったみたいなもんだけど
言うか普通」うわー


家康「まあね ちっさい時から張り合え、競争しろ負けるなって けしかけられて育ったならしゃーないしゃーない」

白「お前極端だしな」
彬羽「黙れ。」





テオドール「何故にそこまで仲悪くて 今現在仲良しイトコなので御座いますか?」困惑っ

粋「1度もういいやってなったら その辺引きずらないタイプなんじゃね? 知らねえけど。」

蒼月「マジで極端から極端じゃんかよ」




白「じゃ暑さとも 1度もういいやってなったら仲良く出来るのか?」

彬羽「あらゆる意味で無理な事言ってるの解ってるか?お前」


粋「えっと、夏はほら
夏祭り有るし えーと。スイカ割り出来るし
後なんだ?線香花火が出来る!」ほらほらっ

小太郎「何処の子供だよ」わんっ

粋「Σ 何がダメだった!?」えええっ


蒼月「アンタ等ガキ?
夏は開放的な気分になるから女の子のガードが緩い!! これだろっ」くわっ



魄哉「帰宅するなり何ですか」






間。






魄哉「全く ジメジメムシムシの中
アホみたいな量のデスクワークどうにか終わらせて帰ってくりゃコレですよっ」ちっ




シロ「おい。奥の部屋が札まみれになっとるが」

千様「開けちゃダメよー
色即是空って100回書き取りしないと出られない部屋だからー」

シロ「成る程 蒼月か」うむ。


家康「まあね。
地元が蛇の子だらけになっても困るしね」苦笑。



彬羽「暑いのに元気だな あいつは」傍観っ

粋「あ、ダメだ
糞真面目が突っ込みも怒声もやる気ゼロだ」うええ


白「毎年の事だけどな。

さっき良いヒント有ったし暇潰しでちょっとやってみるか」

テオドール「何をで御座いますか?」

白「夏が好きになれば 暑さ嫌いでも大してダメージ受けないんだろ?
じゃ夏を好きになれば良い」すたすたっ

粋「へ?何やんの?」


魄哉(暑さ嫌いで夏が好きにって 相当器用じゃないと無理な気が)うーん。



白「確か倉庫に 去年の作りまくった風鈴が有る」くわっ

彬羽「それでどう夏と折り合いつけろと?」

白「馬鹿だな 暑い時に涼しい音がするから気持ちいいんだろ
夏しか楽しめないぞ」びしっ

彬羽「筋金入りの暑がりにそんな余裕有るか大馬鹿野郎」


家康「てか あの子風鈴好きなんだね」ああうん。

小太郎「基本動物だから おっきい音嫌いみたいだしな
俺も風鈴好きだぞ」わんっ

千様「あー。 動物って変な所デリケートよねえ」ああうん。







ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー




コマ『最近やたら 縁側にうらめしや的なお客様が来られるのですが』筆談っ


幽霊「おこんばんはー」ヒュードロドロドロッ

テオドール「Σぎゃああああ!!!」灰ざらあああっ

幽霊「私からしたら 人が崩れる方が怖いー」ドロドロドロッ





与一「おい。あの風鈴 偉く禍々しい絵が描かれとらんか?
アレがモノノケを呼び寄せとるのでは?」

石燕「あー確かに妖気びんびんっすねえ。
妖気とヤバい絵柄の相乗効果でこの世ならざる者をホイホイしちゃってるって感じっすか」霊視モードっ

与一「ん?とするとお前じゃないのか?」

石燕「あっしなら一応プロなんで 何かは解る様に描くっすよ
誰作っすかねえ」うーん。






彬羽「すまん。」うっ

魄哉「Σ描いたんですか!?」ええっ

彬羽「いやその 自分が作ったのなら愛着沸くだろうと無理矢理だな」しどろもどろっ





粋「あいつ 絵ド下手だったんだな。」うわー

シロ「すまん。絶対お前の絵だと思ったわ」

白「失礼だな」ぷんすかっ







>サイトトップに戻る